リベラルからの発信。その1 もっと主張しよう。
日本社会は忖度病に染まっている。産経自民党広報新聞の社説で京大の老教授がもりかけ問題で忖度するのは人として自然であるという主張をして世間をしかるという傲岸不遜な論を展開していた。そこにはノーブレスオブルージュという保守であろうと革新であろうと高貴な精神を尊重する昔ながらの風潮は皆無である。からっからの軽薄な乾いた言説が怒鳴り声としてしか響かない。新聞の社説で保守派の重鎮が根拠を示さずうそぶく。そうした理知の減衰に新聞という公共とそこに載る博士という肩書きだけが薄皮となってペラペラと揺れている。最高裁は原発も憲法判断も回避する。政権に忖度して本質論に踏み込まない。どうすれば本質論のなかで正否を問えるのか。結局は自民党と公明党による過半数を減らすしかない。政権を担えるかどうかよりまず批判票を増やすことが先決で...リベラルからの発信。その1もっと主張しよう。
2024/07/31 16:19