もし私が兵隊であったならば捕虜を撃ち殺すこともあり得るだろう。
もし私が兵隊であったならば捕虜を撃ち殺すこともあり得るだろう。ブラビの映画フューリーに反戦の思いはあるか戦車戦争映画を何本か観た。「パットン戦車団」「バルジ大作戦」それらの作品のドイツのジャーマン戦車は実物ではないと言われている。なぜか、戦後ドイツの戦車は破壊されて残っていないからだそうだ。そこでブラビはイギリスにある戦車博物館から本物を借りて撮影したそうで、マニアックな戦争ファンに受ける作品に仕上げている。かといって戦争の不条理、無残を描いていないかと言えばそうでもない。場面はブラビ軍曹が新兵に捕虜の射殺を命じる場面だ。新兵は命乞いする捕虜を殺すことができない。ブラビは無造作に射殺するのである。生き残った兵は次に我々を殺す、戦争とはそういうものであるーという実態を教えるためである。なにも殺さなくても思う...もし私が兵隊であったならば捕虜を撃ち殺すこともあり得るだろう。
2025/06/30 18:56