映画「ドライブマイカー」を見てミスチルの徴とのシンクロを考えた
映画「ドライブマイカー」を観た。見応えがあった。3時間はあっという間だった。家福という演出家が脚本家の妻、音の情事の場を目撃する。家福は素知らぬふりで生活を続ける。私は音という美しい女性が、セックスをエネルギーとして仕事に注ぐ人物として捉えた。時代が変われば上野千鶴子さんのように、不倫をすすめることにうなずく人々が多いご時世である。過去の倫理も規範の解釈が違えば常識が古臭いとなる。それでも時代の流れで水に流すことができないのが我々の心の態様である。映画では音の性癖を容認する家福。それは夫婦のの創作活動が上手くいっているからである。家福は自分の実験的な演劇に音の浮気相手の男を抜擢する。実験的な演劇とはチェーフォフのワーニャ伯父さんを多言語のセリフで演じるのである。さらに手話による女優の演技、ワーニャ伯父さん...映画「ドライブマイカー」を見てミスチルの徴とのシンクロを考えた
2023/04/28 11:37