満たされれば「もっと、もっと」とその要求を大きくしていき、やがてこの猿は、同族同種を自らの手で残虐なやり方で引き裂いて、苦しみの限りを尽くして死に至らしめるという、歪んだ快楽を通過点とし、更なる要求の拡大を進めようとする。 この性質は何千年も昔から変わっていない。この性質を持った猿が力を持ってしまうから、そして、力を持ってしまうとこの性質に拍車が掛かるから、同じ過ちを何千年も繰り返す。学習をしない。 それは、現代でも「富裕層」とか言われるケダモノ共が行動で教えてくれている。 また、この猿に善を期待し、毎回裏切られる脳内お花畑も、同じように学習しない愚か者と言える。