八坂神社の騒動に関する英国タイムズ紙の記事を批判します
八坂神社の騒動について英国タイムズ紙にリチャード・ロイド・パリー記者が書いた記事を批判します。この新聞記事では、一方の当事者である英国人ガイド氏が潔白な善意の被害者として描かれ、もう一方の当事者である現地女性はモブをけしかけてガイド氏の生活を台無しにした悪者として描かれます。あまりに偏った内容です。全国紙の記事として表向きは公平に見える体裁を整えているだけにたちが悪いとも言えます。 具体的に見ていきましょう。 1 英国人ガイド氏のガイド業は繁盛していたのか? 記事ではガイド氏のガイド業が繁盛していると書かれています (”a thriving business”)。この記述が疑わしいのは、前回の…
2024/06/26 18:43