続シリーズ「京都の秋を撮る」~天龍寺Ⅱ
紅葉の名所『天龍寺』は、世界文化遺産でもある臨済宗の大本山。かつては渡月橋や天龍寺の西に広がる亀山公園までもが境内だった広大な寺院。今の10倍の広さを誇っていたそうですが、度重なる火災や明治政府の上知令(寺社領を国に明け渡す)で、今の規模となりました。嵐山を借景して作られた『曹源池』の景色が殊に有名で、時間を忘れて見惚れてしまう秀麗さ。庭園参拝料に本堂参拝料をプラスすれば『大方丈』とよばれるメインの建物の中から、自分のお気に入りの絵を見続けることも可能です。人が少ない時間だからこそ、写真を撮るにももってこいです。また、庭園内には、京都らしい竹林があり、紅葉とのコントラストが最高。散策路が整備されているので、多少のアップダウンはありますが、お気に入りの場所を見つけてください。北門から出れば、常寂光寺や二尊院の方に...続シリーズ「京都の秋を撮る」~天龍寺Ⅱ
2021/11/30 00:00