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「こころミュージアム」キュレーター。心理学でもスピリチュアルでも宗教でもないWarumiの「こころの魔法」ブログ。自分の体験研究報告です。

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2020/05/19

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  • 「変わりたいけど変われない」とお嘆きの貴兄に

    日常、ふとした時に「あー!また同じことしちゃった~」とか「嗚呼、なんて成長がない。。。」とかってね。とかく自分のことを責めがち、というか、ちょっと厳しい目で見てしまう傾向がある人って、少なくないんじゃないかなって思う。 当たり前だけど、自分との付き合いは自分が一番長いわけだから、自分の行動や発言のパターンは自分がよーくご存知なのである。だから「またやっちゃった~(涙)」って思いがちなのもムリはないのである。 人って、なんとなくそういうことをやりがち、言いがちな自分っていうのを「これが自分です」と思って、それを拡大解釈していくと「自分の性格」とか「自分の特質」っていうことになる。要は何かあった時…

  • アドバイスの功罪

    例えば、何かがうまくいかなくて困っている、とか、どっちを選べばいいかわからなくて悩んでいる、とか。そんな時、欲しいものに「アドバイス」があるんじゃないかと思う。 自分では対処ができない、判断するのムリー!という時、適切なアドバイスをもらうことはとても助かる。迷っている時に「こうしたらいいんじゃないの?」と背中を押してもらうことで、空回りしていた自分の気持ちや、スタックしていた状況が動き出す。 今、このアドバイスというやつが、あらゆるところに溢れている。新聞や雑誌。何かの広告、フリーペーパー、そしてもちろんあらゆるネット上に、いちにちとして「アドバイス」を見ない日はない。 それは効率的な仕事の方…

  • 大きな主語の下で語られているもの。

    最近、SNSを流し見していると「主語の大きさ」がどうにもこうにも気になってきた。大概は「我々日本人は」とか「私たち国民が」とかそんな感じ。主語が大きいと言っても「我々地球人は」とか「我々宇宙人は」にはならないのが、個人的にはたいへん残念に思うところである。 もとい。それの何が気になるかっていうと「えっと、私たちって一体どこまでの人たちのことを言っているのかな?」って、ちょっと気になってしまうからだ。 まあ、色々ね。これまで言い古されていることは色々あるんだと思う。 例えば 「私たち日本人ってほら、他の人と一緒じゃないといやなタイプじゃないですか~?だから私たちって書いておくとみんな一緒って感じ…

  • ミッドライフ・クライシス(中年の危機)。

    いきなりですが、このことばをご存知でしょうか? ミッドライフ・クライシス。 どこかで耳にされた方も多いんじゃないかなと思います。日本語にすれば、所謂「中年の危機」(しかし、この日本語は。。なんかちょっと悲しすぎるのは、私がその年齢だから。。?)と呼ばれているもの?である。 ja.wikipedia.org (「第二の思春期」ってのも、ちょっと恥ずかしい。。。何れにしても恥ずかしい響きは免れないのかしらん。) 40~60歳くらいの間にやってくる危機。wiki様にも書かれているけれども、この年齢に差し掛かる頃、ひとは何かに直面し、人生を見つめなおすこととなるらしい。そういう時期ですよ~ということだ…

  • 一本道。曲がりくねった道。

    。。。すっかり忘れていた。世が世なら?今頃は、トーキョー・オリンピックが華々しく開催されていたはずの日々だったのだ。テレビのニュースでそれを思い出し、なんとも言えない気持ちになった。 本来であれば、オリンピックに出場し、活躍する筈の選手の方たちのコメントを聞きながら、しみじみ切ない気持ちになった。このオリンピックのためにあらゆる努力と犠牲を払って得たチャンス。これがこんな前代未聞のアクシデントで、宙ぶらりんの状態になるとは、去年の今頃、誰が予測出来ただろうか。無常とはまさにこのことである。 それにしても。まだ若い身空の選手の方々の立派さと言ったら。立ち居振る舞いやその物言いに、彼らの親世代のこ…

  • つらい。けれど、後に宝となる生きづらさに思うこと。

    例えば自分の人生、出来事、運、性格のようなものの中に、既に自分は〇〇にはなれない、とか、縁がない、とか、ムリだ、と諦めてしまっているもの。そんな諦めが自分の中にあるように思う。 幼い頃は「〇〇になりたい」とか「〇〇がほしい」とか無邪気に願っていたはずなのに、アンラッキーなことに、その願いを叶えることが出来なかった経験がいくつか重なる。そしてある時、自分はそれを手に入れることが出来ないのだ、と結論付け、そしてその喪失感に傷ついてしまう。それ以上傷つきたくない、それ以上は耐えられないと思うから「〇〇は私のキャラじゃない、私には〇〇は要らない」としてしまう。 今日この本を読みながら、改めて自分の中に…

  • カモメの夏。語学学校の夏。

    海沿いを歩いていた時、たくさんのカモメが目に入ってきた。このあたりはトンビも多くて、たいていちょっとトンビに注目していることが多いのだけれど、今日はまたカモメたちが街灯の上に仲良く並んでいるのが目についたのである。 どこの国でもカモメってやつは、海沿いのまちに必ずいる。若い頃、イギリスの海沿いのまちに住んでいて、ホームシックの意味がわからない、くらいの心持ちで過ごせたのは、もしかしてちょっとこのカモメに負う所があるのかもしれない。その名も「シーガル(カモメ)」という名前の古ぼけたパブで、最初の頃はおとなしくホットチョコレートを、慣れた頃にはパイントグラスでシャンディーを良く飲んだ。ちょっとパブ…

  • 願い過ぎると叶わないんじゃない?問題について

    今回も甚だ観念的かつ、個人的すぎる?やもしれないお話で失礼します。 スピリチュアル界隈や自己啓発などにご興味のない方も「引き寄せの法則」って、どこかで聞いたことがあるやもしれません。 何か叶えたいことがあるとして。それを「ワクワクしながら」イメージする。何ならもう「叶っちゃった♡」という気分でいる。そうするとあら不思議。願いが成就するのです!という、何ともこの「損したくない時代」?にぴったりの手法と言えましょう。願うだけなら損もすまい。 そして「今日、チョコレートケーキのことを考えていたら、なんと!お友だちの〇〇ちゃんが送ってくれたチョコレートケーキが届きました♪」みたいな引き寄せゲット!!み…

  • 信じることが簡単な人とそうでない人と。

    「信じる者は救われる」 とはよく言ったもので、生きていくに当たってはこの「信じる」という行為は相当パワーを持っている。 まずもって、自分の存在に対する根拠のない自信。自分がこの世の中の構成員である、なんてことを考えたこともありません!というような実に健全な信頼感。 世の中にはこの「自分を信じる」ってことについて何の疑問もなく、え?それが何か?と言えてしまう人と、自分を信じるって一体どういうことなのだろうか?と答えの出ない旅に出ている人といるんだなってことを、私はだいぶ大人になってから知った。そして私は断然後者である。 遅かれ早かれ、そこって誰もが通過する悩みだって思ってたんですけどね!世の中に…

  • 旅行会社VSお上の世界。明日はどっちだ。

    連日のニュースを見ながら思った。 これまでの時代、本音と建前みたいに、世界は二枚看板だけの使い分けで大抵いけていたと思う。うちとそと。仕事とプライベート。お得意様と一見様。 世界はもっと単純だったって思う。 時代はどんどん進み、一生に会う(バーチャルも含め)人の数はどんどん膨らんで、ってことはそれだけ多くの価値観みたいなものに出会うようにもなった。もはやそのふたつの世界に振り分ける、という作業はナンセンスになっている。 自分を振り返れば、まず、ふたつの世界の間にながーいグラデーションが生まれた。そしてそのグラデーションでは価値観を振り分ける整理棚は足らず、違う価値観に出会う度、今度はいっぱい〇…

  • 「魔法使いとリリス」ー魔法の切なさに思うこと。

    久しぶりに前知識なしの「小説」を読んだかもしれません(そして最近は、ドキュメンタリー寄りだったのでした)。魔法使いとリリス (ハヤカワ文庫FT)作者:シャロン シン発売日: 2003/12/01メディア: 文庫 オーブリイという青年が、すごもののグライレンドンっていう魔法使いに弟子入りするところから始まるこのものがたり。 私個人は、現実世界にこそ夢を見すぎる傾向があるせいか?どうも、所謂「ファンタジー」というものがあまり得意ではありません(ハリーポッターもそんなわけで読めていません)。 でも時折、これは別!これは好き!というものがいくつかあって、嬉しかったことに、この本との出会いもそのひとつに…

  • お悩みの俯瞰(実践編2)

    前回からの引き続きです。 warumi.hatenadiary.com カードを使ってまりさんにお話の続きをお伺いしています。 Ⓑ「手放す」 次はⒷのカードです。絵の真ん中に穴が開いていて、そこに梯子がかかっている。梯子から青い服の女性がまさに地上に出ようとしていて、彼女に男性が手を差し伸べています。白黒のポートレイトのような絵が、女性の右手から放されたばかり?でしょうか? まりさんがまず注目されたのはポートレイトでした。 「これ何の絵でしょうね?」と、まりさん。 私はカードの写真を撮ってその部分を拡大しました。やはりそれは白黒で、男性のポートレイトでした。その拡大された部分をしばらく見て頂い…

  • お悩みの俯瞰(実践編1)

    本日はカードを使った「お悩みの俯瞰」についてちょっとご紹介したいと思います。 実際のご相談の内容のその前に。 「お悩みの俯瞰」にカードを使う理由 前回こちらで書いた通り、ご相談を承る際、私は時々カードを使います。カードを使う、なんてというと、一見「占い」のように聞こえるかもしれません。しかし「カードを使う」=「占い」ではないんですね。カードを使うのは、その方の状況を当てたり、未来を予測したりするためではありません。悩んでいること、悩みの中の問いについて、ちょっと「引き」のアングルから見るためです。そのためのひとつの手法、と言った方が良いかもしれません。 「絵」はこのように、引きのアングルでお悩…

  • 「パリでメシを食う。」に助けられた話。

    ロンドンで働いていた時のこと。日本のものってすごく高価だった。今の有難い世の中、だいたいの食材や調味料、納豆なんてのも普通に手に入る。けれど、それが日本で買う何倍もするのだ。キューピーマヨネーズがひとつ700円とかって!買おうと手に取ると、ちょっと震えたりしたものだった。 それは本もまた然り。ある程度の本は買える。新刊の文庫本、なんてのも並んでいる。雑誌もちょっと遅れで最新号が手に入ったけれど1冊何千円もして、これにも震えた。あの頃はまだkindleも世に出たばかり?で今のようにお手軽に見られなかった。だからといっては何だけど一時帰国で日本に帰る時は、その埋め合わせで何時間も書店で過ごした。私…

  • 人生のお悩みのうらに「かまってちゃん」あり?

    人生に悩みはつきものです。毎日毎日、このケーキを食べるべきか否か、という悩みに始まり、仕事、人間関係、お金、健康、恋、家族、、、、など枚挙に暇がないくらい、お悩みのオンパレード。 さっきまで悩みカレンダー(日めくりで毎日1悩みごとが書いてある)を作ろうかと真剣に夢想に浸っておりました。そんな何のためなのかわからないカレンダーが欲しい!という方が万が一いらっしゃれば、まじめに作ろうかな!?時代に逆行して、いいことば、とか、元気になることば、の代わりになやみごとだけが書いてある。逆に禅っぽくていいじゃないか!と勝手にひとり、盛り上がっておりました。 もとい。 今日はお悩みについてのお話。私個人的に…

  • 人生のものがたりを自分で書いていく。ユング先生に倣って。

    最近ずっといろいろな神話やものがたりを読んでいる。 ひとつひとつの本を手に取ったり読んだりしているって、偶然の出会いみたいなもので、なんで手に取ったの?っていうと、その時々に違う理由がある。誰かから面白い話を聞いたから、もっとその世界を知りたいと思ったり、夜中に急に、昔読んでいたものがたりの断片を思い出してもう一度読みたくなった!とか、まあ色々。 そういう短いスパンの文脈で、それぞれのものがたりと自分が繋がっているんだけれど、ちょっと引きの視点でみると、ちょっとだけ向こうに違う景色が見えてきたように思う。 昨日、大塚先生のお話を聞いた。 昨晩の若松英輔さんとの対談、とても楽しかったです。「新し…

  • 青が足りない。

    旅にでたい。。。とにかく旅にでたい。出かけてしまいたい。 (だけど、GO TO。。。これはイケてない。。なぜ今、旅そのものを貶めるような政策を。。。いや、わかりますよ。旅に携わるすべての人が今、未曾有のピンチなんだ。でも、正直、ほんとうに残念でならない。) これまでの節目に必ずと言っていいほど、旅の存在があった私の人生。今、節目も節目。節目オブ・ザ・節目だってのにどこにも行かずにいる。我ながら信じられない。こんなことってありますか??あってよいのですか!?(すみません、この叫びをどこに向けて良いのかわからないまま、この画面にぶつけています。) だからかもしれない。webや本から飛び込んでくる情…

  • なぜ自分の過去や対処法をこうやって書くかっていうと

    このブログを通じて、自分の過去を書いたり、いろんな対処法や手法についてお伝えしています。 なんでそんなにいっぱい書いてるの?ってことを、どこかに書いたようで、振り返るとちゃんと書いていなかったみたい。ってことで、改めて今回ここに書いておこうと思いました。 今の時代、情報が多すぎるかも まず大前提として私が思うに、ですよ。ひとってその人が体験したことが全てです。どんなに情報収集をしても、どんなに人にアドバイスを求めても、自分が行動→体験しなければ、それはゼロ体験ベース。これは私の経験からの実感です。 しかし、同時に今の時代あまりにも情報が多くなりすぎたように思います。試しに今、Googleで「カ…

  • サービス業の中で働いている人に起こりがち?な危機とその対処法(その3)

    本日もこちらの続き、最終回です。 warumi.hatenadiary.com コンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT) 今回はコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)についてご紹介しようと思います。 昨今いろんな心理療法が世界中で誕生していますが、このCFTも比較的新しいセラピーのひとつです。また横文字!?ですよね~~それに、そもそもコンパッション?フォーカスト?何だそれ?ですよね! コンパッションって「思いやり」のことです。もうちょっと踏み込んで言うとすると「相手の気持ちを理解して、もし困っているなら力をかしたいな」っていうような気持ち込みの「思いやり」って感じでしょうかね…

  • サービス業の中で働いている人に起こりがち?な危機とその対処法(その2)

    本日もこちらの続編、対処法についてです。 warumi.hatenadiary.com 前回は「手動瞑想」についてご紹介しましたが、今回は私が経験したいくつかの心理療法について書いてみたいと思います。 ソマティック・エクスペリエンシング® www.mind-body-psychotherapy.jp 唐突にお伺いしますが、皆さまが「カウンセリング」に持っていらっしゃるイメージってどんな感じなんでしょうかね? 心療内科のお医者さんへの受診?それともカウンセリングルームのようなお部屋でカウンセラーとお話をするようなイメージ?それとも他に??(これもぜひ、皆さまにお伺いしてみたいことの筆頭です。めち…

  • サービス業の中で働いている人に起こりがち?な危機(その3)とその対処法(その1)

    今回もこちらの続きです。 warumi.hatenadiary.com ①「燃え尽き症候群(バーンアウト)」 ②「人が好きなのに、人に傷つけられて心折れちゃう」 ③「完全現場責任主義が重荷になって病む」 のという症状のうち、最後の③について。 ③「完全現場責任主義が重荷になって病む」 ③の環境的要素は①と②の複合体です。つまり、①のマルチタスクの連続と②でお伝えした「他人目線の成果主義」が、サービス業、特に旅行業では必須環境となっていたと思います。 他人がサービスに満足しているかどうか=自身の成績、成果にそのまま反映されちゃうんですよね。他人のご機嫌、満足度が、自分の仕事の評価となる。 また「…

  • サービス業の中で働いている人に起こりがち?な危機(その2)

    さて前回の続きです。 warumi.hatenadiary.com ①「燃え尽き症候群(バーンアウト)」 ②「人が好きなのに、人に傷つけられて心折れちゃう」 ③「完全現場責任主義が重荷になって病む」 あくまでも私自身の経験ですが、この3つが代表的でした。そして前回ちょっと触れたように、この①~③が起こる背景には「環境」とその人の持つ「性格/資質のようなもの」が深く関わっているのだと思います。その関係性について、私が思ったことをお伝えしたいと思います。 ①「燃え尽き症候群(バーンアウト)」 この燃え尽き症候群。これはサービス業だけに限ったことではないかもしれませんね。しかしながらサービス業とは「…

  • サービス業の中で働いている人に起こりがち?な危機

    前にも書きましたが、私はサービス業になが~い間従事していました。そういう個人的な事情もあって、特に接客を伴うサービス業の皆さまには未だ、めちゃめちゃシンパシーを感じております。 今どのくらいの方が所謂、第三次産業の中で働いておられるのか気になったのでちょっとググってみました。 www.stat.go.jp 。。。自分が思っていたよりすごい数だった。。従事者ベースで見てみれば、1991年には全従業員者数に占める割合がおよそ65%だったものが、2016年には約77%に!ってことは、現在はもしかしてもう8割越えしてるかもしれません。 もちろん、この数字は第三次産業全ての従業員者数なので、接客を伴うお…

  • 起爆剤は「悪」?

    ちょっと前からこの本を読みなおしています。 神話の心理学――現代人の生き方のヒント〈〈物語と日本人の心〉コレクションIV〉 (岩波現代文庫)作者:河合 隼雄発売日: 2016/12/17メディア: 文庫 河合先生が軽い語り口で、しかし、とんでもないことを色々書いていらっしゃるので、時々呆然としつつ、読み直すのにちょっと手こずっているところであります。 今日も終盤の「無意識の真実」のところで、ほー、、、っとちょっと考えてしまいました。 神話の中において、神さまが所謂「悪事」というものを働くってことがちょいちょいあります。先日もちょこっと触れましたが、ギリシャ神話の中ではゼウスがさんざん浮気をしま…

  • パセリ、セージ、ローズマリー、タイムと妖精と。

    twitter上でお見かけして、おお!と好奇心に駆られ、フェアリードクターでいらっしゃる高畑吉男さんの「妖精譚のお話会」なるものに初参加してきました。 www.oberon-kingdom.jp 最近このブログでいろいろ書いていますが、私の中で「ものがたり」「おはなし」という波がちゃぷちゃぷと押し寄せては引く、みたいな毎日ですから。それは楽しみにしていました。場所は狛江のENCHANTÉ Herbal Caféさんで。場所もしつらえももう、カンペキ!オブ・ザ・カンペキ。ほんとにすばらしかったです。あんじゅさんの雰囲気がまた、なんでしょうか。妖精さんの世界にもうしっくりというか、そのものの佇まい…

  • カウンセリングが効きにくいひとって。

    のっけからまた、言い切りが過ぎたかもしれませんけれども、また自分自身の経験から今日はカウンセリングの効果についてお話したいと思います。 私が最初に正式なカウンセリング、というものを受けたのはもう十数年以上前になりますが、それ以来かなりの時間とお金を、このカウンセリングというものに投入してきました。 なぜそういうことになったのかと言いますと、やはり自分のなかの何かがおかしい、ずれている、という思いがどんどん大きくなったこと。それまではいわゆる「スピリチュアルな」何かや自主学習的に心理の世界を学び、対応しようとしていたけれど、どうやらそれでは太刀打ちできそうにない、と悟ったんですね。 そして、そも…

  • ファンタジー讃歌

    敬愛する根本先生の先日のtwitterを拝見して思ったんですけどもね。 現実が辛いときに私たちは「妄想」という形の慰みを求めるもの~ファンタジーとヴィジョンの違いについて~ https://t.co/uepzgwK9Rv @nemotohiroyukiより — 根本裕幸|カウンセラー・作家・講師 (@nemotohiroyuki) 2020年7月3日 (このタイトルは、仰っておられることの本質に比べるとちょっと過激かも!) それを「妄想」と言うべきかどうか、は別として、私はファンタジーってわたしたちひとりひとりにものすごく必要、というか、欠くことができないものなんじゃないかな~と思いました。 …

  • 19の間の体験、お話したいことをお聞きします(無料)

    新型コロナウィルスのニュースがまた、俄然ヒートアップしてきてしまいましたね。お天気も手伝って、なんとなく鬱々とした気分になっていらっしゃる方もおられるかもしれません。 ところで私は先日、こちらの本屋さんで開催されたイベントにはじめて参加しました。 www.porvenir-bookstore.com (本当にまだ木の香りがいっぱいで、店長さんも清々しい方ですてきなイベントでしたよ~) そのイベントは、長い自粛期間の間に心に溜まってしまったものやらなにやらを雑談風にお話しませんか、というものでした。店長さんも入れて8名、という色々ご配慮を感じる人数で参加者めいめいにお話をし、それぞれのお話を聞き…

  • 人生の向こう側にある流れ

    さて。ひとつひとつ年齢を重ねていくのはなかなかしんどい。身体は思うように動かなくなるし、視力は落ちるし、もちろん記憶力なんて、とっくに信じちゃいけないものと化している。 なんてことを考えると暗澹たる気持ちになる。10年前には考えられなかった変化がこの身に起こっているからだ。夢野久作の読みすぎでもないけれど、九相図が浮かんできたりして、ああやって朽ちていくのが人間なのか、いやだなあ(涙)と思っちゃったりする。 反面「人生って実験みたいなもんなんだぜ☆」って思うとですね。これは別にポジティブに無理やり振る、ってことでなく、ごく当たり前に年を重ねるって案外悪くないなって思う。何故かっていうと、謎解き…

  • 香港の夜景

    ついに香港にこの日が来てしまった、と知って、ちょっとうろたえている。 香港には二度の思い出がある。そのどちらもが「自分が行きたい」と言い出した旅行ではなかったのだけれど、だからこそ、といってもいい記憶が今も残る。 最初に行った香港は、まだイギリス統治下の香港だった。ちょうど日本ではウォン・カーウァイの映画が流行っていた頃。だから、私はあんなちょっとオシャレでちょっと切ない感じの香港のイメージを連れたまま、空港に降り立った。 街なかを歩き始めると、まちは埃っぽくて、荒っぽい運転のバス(イギリスっぽくそれは二階建てのバスだった)がこわいくらいのスピードで道幅いっぱいに疾走していた。人々はものすごく…

  • カルピスといくばくかの思い出と。

    幼い頃の思い出、っていうものに最近ちょっと気持ちが向いていて。思い出せるいくつかを書いておこうと思う。 一番古い記憶、かな?定かじゃない。一時期、わりと山の中で育ったってこともあって、記憶を掘り起こそうとすると、ほんのりとだけどこわい気持ちがわいてくる。 なぜこわいかって、山の夜って本当に真っ暗になるのだ。まさに漆黒と言うにふさわしい。そんな環境で育ったためか、闇というのが自分にとってはこわくもあり近しくもあった。その感覚が、今もってこのからだの中にほんのりと残っている気がする。 恐らくほんの2~3歳の頃。寝る時間はとっくに過ぎていて、布団に入って寝てはいるものの、襖の間から隣の部屋の大人の話…

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