ブルーノートとは、長3度、完全5度、長7度を半音下げた、短3度、減5度、短7度のことを言います。これらの音は、黒人の労働歌に由来しており、とても物悲しく、魅力的に響きます。ブルーノートの実際の音の高さは曖昧です。そのため、音の高さを変えられる弦楽器や管楽器の方が、ブルーノートの表現力は上回ります。
ノンコードトーンとは、コードにない音をメロディに使う方法のことです。感情表現が豊かだったり、刺激的なメロディには、ノンコードトーンがよく使われています。そこで今回は、ノンコードトーンにどのような種類があるのか、見ていきます。経過音とは、あるコードの音から同じコードの別の音へ移るときに置かれる音です。
コードには基本形と転回形があります。2つの違いはコードの音の並びです。実際にコードを演奏するときは、基本形と転回形のどちらかを弾きます。コードネームの音を最低音とするコードが基本形です。3度ずつ音を重ねていくだけなので、見た目は分かりやすいです。例えば、Cのコードであれば、C、E、Gと音を重ねていきます。
サブドミナントマイナーとは、長調においてサブドミナントの代わりに使用されるコードです。甘酸っぱいような、切ない響きのコード進行には、このサブドミナントマイナーがよく使われます。ハ長調(Cの長調)を例にすると、サブドミナントのFに対して、サブドミナントマイナーはFmです。
関係調とは、構成する音が似ている、兄弟のような関係にある調のことです。関係調同士は転調がしやすいので、覚えておくと新鮮味のあるコード進行を作ることができます。関係調を考えるときに基準となる調を、主調と言います。今回はハ長調(Cの長調)を例に、関係調を考えていきます。
テンションとは、曲に緊張感をもたらし、安定な響きに戻ろうとする音のことを言います。人間味や緊張感のあふれるメロディ、都会的でおしゃれな雰囲気を作り出すなら、テンションは必須です。今回はそのテンションの種類と性質について見ていきます。テンションは、コードのルートに対する9度、11度、13度の音のことを言います。
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