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  • 桜庭一樹「少女を埋める」

    昨日読み切った1冊。ノンフィクションのような内容だが、著者曰く 「確実な虚構を入れたから、あくまでも小説」だそうだ。山陰で生まれ、小説家として東京で暮らすようになった著者。父の危篤により再び故郷へ戻り、実母との物理的距離が縮まる中、噴出してきた感情の数々・・・。山陰という土地柄、典型的な田舎人間が多いようだ。曇りがちな天気も起因しているのか。 東京では人間関係に影響が出そうな表現、内容は口外するのを憚るが、 この地では無遠慮に口に出す。(著書より)また、全体的な秩序維持の下には、個人の幸福は全力で押さえつけられる。という表現に戦き、恐怖を感じた。 と共に、自分の故郷にもある共通点を思い出した。…

  • お茶の葉を食べる。

    ビロウな話で失礼だが、 昨夜お腹が痛くて目が覚めた。慌ててトイレへ行き、下痢。 買い置いていた正露丸を飲む。 男は胃腸が悪いと言うが、自分ももれなく昔から良くお腹を下していた。 それにしても正露丸のあの独特なニオイ。 蓋を締めても外に漏れるため、ジッパー付きのポリ袋で二重に密閉している。味も底抜けに苦いが、いかにも効きそうなので昔から愛用、愛飲ている😘 お腹を温めようと、緑茶を入れる。 昨冬から飲み出した、 さえみどり 。少し高めだが、トロリとした舌触りが気に入っている。 普通、茶葉は出がらしでも硬いままだが、これは違う。 柔らかく、青菜の漬物のように歯ごたえがあるため、昆布の佃煮や梅干しと混…

  • 再び滋賀へ

    また行ってしまった・・・! ホント滋賀大好き人間やな自分。6:30のJRで大阪発。 米原の坂田駅近くの園芸屋に行ったらまさかの定休日!ビニールハウスは閉まってるけど、駐車場は開放されてたから出たり入ったりしてて、今思うと不審者丸出しやった🙄 怖っ(´ºωº`) お次に長浜駅近くの園芸屋でイチゴ苗買ったはいいが、金額打つの間違えられ、現金にて返金!店員さん 「8と6が一緒に見えるね〜ん」 ・・・って知らんがな🤣❗️❗️メガネかけてくだパイな👊👊マキノ駅は1年ぶり。 20℃の陽気の中、駅の後ろには雪山が。 琵琶湖はいい。静かだ。 波も穏やかやった。来る度に住みたァいと思ってる。 でもここから1時間…

  • 北へ。小さな旅へ。

    彼と長浜へ行ってきた。 滋賀県の北部に位置する長浜市には、大阪駅からJR1本で行けるのだが、昨年末のダイヤ改正で直通の本数が大幅に減ってしまった。 それまでは新快速が1時間に2本はあったのに、今では2時間に1本あるかないか。運良くあったとしても、長浜より手前の駅止まりで、乗り換えないといけなくなる。限られた新快速列車に乗ると、車内は超満員。 そのまま列車は京都を通過し滋賀へ。 普通、京都駅で乗客がごっそり減るのたが、この日は全然減らず。 一体みんな何処へ行くのだろう? 彼とどこで乗客減るかクイズをしていたのだが、なんと県中部の彦根駅についても全然乗っている。これは大誤算だ・・・。 次の米原駅で…

  • 自分の機嫌取りで精一杯な私へ

    本のレビュー。を。山本文緒 「自転しながら公転する」読み終えた。 654ページ、分厚いけど後半一気に引き込まれた。実家暮らしの主人公が親離れできないまま、仕事、恋愛、そして親の介護に直面する。 私たちは大人になった途端、働くことを義務化され、所得を得たと同時に税を納め、やれ恋愛だ、やれ結婚だ、自分が成熟していくにつれて老いていく親。介護、施設、死、、、。 現実問題として自分のことをこなす(自転)わたしに降りかかる他人の問題に関わざるを得なくなる(公転)現状。タイトルがとても秀逸。 現代人そのものだからである。自分のことで精一杯なのに他人の面倒みるなんて無理だよ!!と彼女は叫ぶが、世の中にはそれ…

  • 復縁をした話。

    あっという間に2月。 雪が多い地元。 普段は積雪15cmほどだが今冬は30cm超え。 最低気温はマイナス12度を下回り、観測史上最低だと⛄️ そんな今月初旬。 元彼と復縁することになった。 ちょうど別れて1年。彼もこのタイミングを待っていたのだろうか。 去年の3.4月は未練タラタラで仕事中も涙が出るくらい、とても情緒不安定だった。5月は少し回復。 別れてから初めて会った時にヨリを戻したいと言ったが、バッサリ拒否された。 その後も再度言ったが断られ、3回目はないなと大きく絶望した。6月〜7月は日中に会ってご飯を食べてさよならコース。8月 相手の誕生日をLINEで祝うと、速攻で返信が返ってきた。 …

  • 拵えまくる日々

    もう年が終わりそう。 早っ😨💦最近は専ら創作活動に勤しんでいる。⚫️餅作り 家の近くの川の河川敷へ行き、ヨモギを摘む。 早朝5時、当然のごとく外は真っ暗。激寒。 (朝から何してるん、おじいちゃんか!と揶揄された。) コネて茹でる。 きな粉と砂糖をまぶし、粒あんをぶっかける。 これぞ手作りの真髄。甘さ控えめ、きな粉大量のオーダーメイド餅。 オヤツにして職場へ持っていったりしている。カモミールティーを入れてハーブ餅も作ってみた。 が、葉がゴツゴツしすぎて歯に挟まる笑 これは没(>_お次は米ぬか洗顔料。 YouTubeで自然派生活をしているレディーに見習って、洗顔料を自作。 米ぬかは楽天市場で取寄せ…

  • コロナ感染してしまったの巻

    残念なことに新型コロナに感染してしまった。 職場でクラスターが発生し、陽性者の看病をしていたところ、自分がまさかの感染・・・🤒8/20の朝起きると、喉が激痛。 唾を飲み込もうとすると痛すぎて、何これ( °_° ) とビックリ。 喉を針で刺しまくられてるような感じ、異次元の痛さ。今まで喉痛の時はのど飴をひたすら舐めれば治っていたが、今回はどれだけ舐めてもビクともしない。 熱を測ると37.3 微熱だ。すぐに職場に電話し当日の仕事を休む旨を伝えた。 そして検査を受けようと市内の病院に電話するも、どこも満員。予約すら取れない様子。これは困った。慌ててネットで検査ができる場所を探すと、 東大阪市に若年者…

  • 地元を出るか出ないか。

    光あれ/馳星周この作家は初めてだが、とても面白かった。 生まれ育った町を大人になっても出ずにいる人の話。 この主人公(男)がクズ過ぎるのは一貫している。特に女関係。 世間体に極度に気を遣い、見栄を張りたいあまり給与に見合わない高級品を買ったり、虚栄心のために嘘をついたり、バリバリ田舎人間の自分には共感できる箇所多数。 仕事がない、景気が悪いと何度も口にするわりに、故郷(敦賀)を離れようとしない。 彼を引き止めるのは何なのか。 古くからの友人、キャバクラの女たち、かつての恋人。 田舎だからだろうか、古くからの友人との繋がりが強く、物語の中でも彼らの強固な関係性が色濃く描かれている。 むしろ、自分…

  • 本を読んで和菓子屋に走る🏃‍♂️

    あんこ についての随筆集を読んでたら、 みんな美味しいあんこの和菓子について書いてて、嘘じゃなくてヨダレが垂れそうになって、地下鉄の中で アー!!って衝動的、に、買いたくなったので、家の近所のお店へ。 ここのどら焼きが好きなんやけども、 今回は 抹茶ういろう 水無月 すいか大福 おはぎ(つぶあん) 生麸まんじゅう生麩まんじゅうは笹の葉に包まれてて風流、情緒的。 ほんでもって噛みごたえあるしモチモチ食感が癖になる。塩味効いてて好みの味。 すいか大福は初めて買ってみたがホンマにすいかが入ってた!笑 これはすごい(笑) 1つ250円やから高級品やな😌和菓子って小さいから腹の足しにならんって思ってたけ…

  • 5年ぶりの東京。

    用事があり朝6時の新幹線で東京へ。 かつての職場へ顔を出すと、先輩方はまだ覚えてくださっていて嬉しかった☺️ 何気に千代田区の近くで働けたこと、今でもいい思い出です。そこから生まれた関係もあります。京王線で高幡不動へ。 昔住んでいた家を見ると、半分空室だった。園芸店が無くなり駐車場に、鶏を飼っていた家の庭が自転車置き場に成り代わっていた。5年の間に世界も日本も変わってしまった。虚無感に苛まれ、癒しを求めて府中の多磨霊園へ。 ここは東京で一番好きな場所。お墓が好きなんて言ったら笑われそうだけど、生きてる人がいないところって安心する。広いし木が沢山植わっていて、恐らく東京で1番人がいない場所なんじ…

  • 元彼からのおくりもの。

    先日元彼と1ヶ月ぶりくらいに会い、家の周りで買い食い歩きをしたのですが、ゴールデンウィークに旅行をしていたらしく、金沢と沖縄土産をくれました🙌 猫のサブレが可愛すぎる・・・! 後ろ向いてて顔を見せないところが、彼そのまんま。 後姿がなんか健気で、ついついバックハグをしたくなる人やったなぁ。 いま、どんなに思ってもできないのは辛い。慣れるしかない。 シャイな彼は猫に通じるものを感じてこれを手に取ったのでしょうか。 他にサブレと同じ柄のランチバッグと、黒米(大好き!)、そして塩詰め合わせ。ハイビスカスって乾かすと紫色になるんだなぁ。枯れても綺麗。食べられるなんて尚素晴らし🥳 サブレは弁当と共に職場…

  • 出会いなおし/森絵都

    久々のレビューですな。 当たり外れの差が大きい短編集だった。 全6編のうち、好きなのは 「出会いなおし、カブとセロリの塩昆布サラダ、むすびめ」 残りの3編は意味不明。既にシナリオは忘れた😅 しかし、前者の3つはものすごくいい話。大好きだ!!時を経て同じ人に会うことは、単に会う というより、 出会い「なおす」ということだ。 やり直す、書き直す、考え直す など、何かの動作をもう一度繰り返す。 出会うことを繰り返す ことは、そこに新鮮さが必要だ。 会う のではなく、出会う。 出会うのは初めて顔と顔を付き合わせることであるから。 髪型や顔つき、服装がごろっと様変わりしていても、あの頃の面影を相手に感じ…

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畑のとなりの家からゆる〜ん|ω・`) バイ♂日記
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