妻に味方は要らない
今日もくだらないことで口論から始まった。妻が仕事の愚痴をぼやき、それに対して安易に同調したら「そういう話でない」と不機嫌になった。妻はただ私に、痰壺としての役割だけを欲している。 痰壺が気の利いた切り返しなどしてほしくないのだ。私は人間なので、話の聞き手に回ったとき、可能ならば相手の事情に寄り添い、感情を慰撫し、苦難を乗り越える「味方」であろうとしてしまう。 でも妻は「自立」した人間なので、加勢しようとする見方は不要で、何なら不快ですらある。自分で処理できるから。そんなに弱くないから、と突っぱねる。 さらには、私が「味方」に扮すると、成り行き相手方は「敵」になる。そういう善悪二元論にすぐ落とし…
2024/01/29 10:01