座右の書 貞観政要 中国古典に学ぶ世界最高のリーダー論 出口治明 著
「貞観政要(じょうがんせいよう)」は唐の第二皇帝、太宗・李世民(たいそう・りせいみん)の言行録です。 唐朝(西暦618~907年)の基礎は太宗と次世代の武則天によって確立されたと言われています。 その中に出てくる「三鏡(銅の鏡、歴史の鏡、人の鏡)」リーダーは3つの鏡を持たなければいけない。 ●鏡に自分を映し、元気で明るく楽しい顔をしているか?(銅の鏡) ●歴史を学ぶ(歴史の鏡) ●部下の厳しい直言や諫言を受け入れる(人の鏡) リーダーの最低限の務めは、「元気で、明るく、楽しい職場を作る」ことだ。 この本を読んでいて、一番共感させられた言葉は ●どんな組織も「上に立つ人の器以上のことはできない」…
2020/02/22 15:04