入院中に歩いた話〔個人史22〕
ごきげんよう、ヲタクだから得意ジャンルの話になると早口になるおじさんです。 再々入院でまたもや二つ市を跨いだ病院に入ったおじさんは、山間の町で「何もしない」をして過ごしました。が、ぐったりしんどかったおじさんも「何もしない」をしているうちに気力が出てきたのか、「鍛えなければ!」という気持ちが芽生えてきたのでした。 という経緯ではじめた「散歩」。おじさんは散歩で鍛えられたのか。お話ししましょう。 小高い山に登る毎日 おじさんが今回入院していた半閉鎖病棟は、病棟の外に出るにはいちいち看護師詰所の扉を叩いて「○○に出掛けます」と申告しなければなりません。たとえば「売店に行きます」とかね。出入口の扉を…
2021/03/26 00:00