昨日までの私にさようなら。詩子の詩483
〜さようなら〜 流れゆく時の中で 一粒一粒が私の中に 溢れては流れていく どんなに嘆いても どんだけ行かないでと 叫んでも 昨日の私はさようなら 一瞬一瞬の記憶を ポラロイドで納めても 否が応でも訪れる 更新の毎日 流れて流れて 追いかけて 流れて流れて 捕まらない 受け入れては 手放して 愛しても 執着しないで この世の全ての 小さな粒の織りなす営みに 開いて閉じての繰り返し 銀河の星の瞬きに 劣らないほどの 命の流れの小船に乗って いつでもゆらり いつまでもゆらり 大好きなあの歌を口ずさみながら 昨日、YouTubeで生物学者の福岡伸一さんの話を聞いた。 『動的平衡』という本を書いていらっ…
2022/02/28 12:28