前田日明 対 D・ニールセン(1986.10.9)
昭和61年10月9日、両国で行われた「A猪木闘魂ライブPART1」において猪木はボクサーのL・スピンクスと異種格闘技戦を行いました。しかしこの興行でファンの心を掴んだのは主役の猪木ではなくセミに登場した前田日明でした。前田はキックボクサーのD・ニールセンと対戦試合前の刺殺戦においても、ニールセンをビビらせます。もうこの時点で勝負あったかと思いきや1Rからいきなり顔面に、左ストレートをまともに食らいました。倒れはしなかったものの、本人曰く「完全に意識が飛んでしまった」という事で、以後は前田が持つ格闘本能だけで闘っていた事になります。寝技では勿論、前田が圧倒し何度も何度もニールセンを捕まえますが肝心なところで足の長いニールセンにロープに逃げられ今一歩のところで、極めることができません。そして前田にも疲れが見え始め、...前田日明対D・ニールセン(1986.10.9)
2021/05/30 16:19