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  • A.S.A.P.

    サイレンが聞こえる。振り返ると救急車が走り去っていくところ…。 救急車が向かう先には緊急事態があるのだから、対向車よりも、信号よりも優先されるのはおそらく共通認識だと思う。 コロナ禍以後では、その音に、その存在に、緊張感を感じるようになってしまいました。 もちろん、救急車が走っている理由の多くはコロナには関係ないはずなのに、思い込みや影響とは恐ろしいものですね。 A.S.A.P. 可能な限り迅速に。 必要なところに間に合うように進んで下さいね。 急に、脳裏にPPAPが思い浮かびました。ピコ太郎が出てきたのは、手洗い動画の印象が強かったから? ただ、陰気な気分の時には、そんな明るいイメージは湧い…

  • 構造

    電線が交差している。 生茂る無数の草木と対照的な数本のクレーン。 何かの構造が浮かんでくるような気持ちになってシャッターを切りました。 構造、と言えば構造主義を思い出しました。構造主義の中心人物といえば人類学者レヴィ・ストロース。『親族の基本構造』、『野生の思考』、『悲しき熱帯』…。 どれもカッコいいタイトルの本なのですが、難しいのです。 あぁ、LEVI STRAUSS …。ジーンズのリーバイスと同じ綴りということが、私にとっての救いです。何だか、親しみが湧くということで。 Rollei RETRO 400S , Tamron SP 17mm

  • 鳥、なかでも烏(カラス)は都市部では評判が悪い。日常のゴミ出しでも防御ネットをきちんと掛けておかないと自治体の回収車が来るまでに荒らされてしまったりする。 ただ、烏は知能の高い鳥らしく、人のちょっとしたミス、例えばネットを不十分にしか掛けていないことを見逃さない。生きているものは過酷な生存競争に身を置いているのだな。 烏は写真的には著名な被写体です。『鴉(からす)』(深瀬昌久)に登場するおどろおどろしい闇夜の鴉は見る者の心に強く迫ってきます。 カラスは烏とも鴉とも書く。おどろおどろしさは鴉の方が強いかなぁ…。漢字は難しいです。 真夏の昼下がり、城壁の上で翼を休め、何かを見つめる一羽のカラス。 …

  • 猛牛

    街角で猛牛を見た。 先ほど、少し離れていた場所で聞こえていた雄叫びはこれだったのかと思った。 蛇使いが良いけれど、猛牛使いも素晴らしいのだろう。猛牛は見ているだけですが…。 家に帰って、フェリーニの『甘い生活』を鑑賞した。そのことは覚えている。イタリアンな雰囲気を堪能したかったのでしょう。 La dolce vita…。 6×6なのに、何故かカメラを縦位置に構えているみたい。フィルムを見るとそう結論せざるを得ない。 5年以上前の話なので、何故こうなったのかは忘れてしまった。 Kodak Tmx100 , Fujinar 75mm

  • どこでもドア、くぐると陽炎のような世界?

    そのドアが「どこでもドア」だったなら、くぐった先はどんな場所が広がっているのだろう? 小さい頃見ていたドラえもんを思い出して、ハッピーな気分になれるのか? 散歩中にバッタリ出くわした不思議なドア…。 大人になると、経験から来る失敗したくないという恐怖心が未知のものへのドキドキ感を抑圧するのがちょっと悲しい。 大人的破天荒な世界のイメージで恐怖心に打ち勝つんだ! そんなことを考えていると、そのドアの先に『陽炎座』(鈴木清順監督 1981)の舞台崩壊のシークエンスが浮かんで見えた。 リアルタイムで見ていない大正3部作がリバイバル上映されて観に行ったのは21世紀に入っていたが、その時は衝撃だったし、…

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