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  • 想定内?

    出来るだけ不意打ちを喰らわないように色々想定するのだけれど、何かしら想定を超える事柄は起こってしまうもの…。 アメリカでは大変なことが起こってきているような気もします。 良い方向に向かって欲しいのですが…。どうなるのでしょう? Rollei RETRO 400S , AiAF Nikkor 80mm

  • A.S.A.P.

    サイレンが聞こえる。振り返ると救急車が走り去っていくところ…。 救急車が向かう先には緊急事態があるのだから、対向車よりも、信号よりも優先されるのはおそらく共通認識だと思う。 コロナ禍以後では、その音に、その存在に、緊張感を感じるようになってしまいました。 もちろん、救急車が走っている理由の多くはコロナには関係ないはずなのに、思い込みや影響とは恐ろしいものですね。 A.S.A.P. 可能な限り迅速に。 必要なところに間に合うように進んで下さいね。 急に、脳裏にPPAPが思い浮かびました。ピコ太郎が出てきたのは、手洗い動画の印象が強かったから? ただ、陰気な気分の時には、そんな明るいイメージは湧い…

  • 構造

    電線が交差している。 生茂る無数の草木と対照的な数本のクレーン。 何かの構造が浮かんでくるような気持ちになってシャッターを切りました。 構造、と言えば構造主義を思い出しました。構造主義の中心人物といえば人類学者レヴィ・ストロース。『親族の基本構造』、『野生の思考』、『悲しき熱帯』…。 どれもカッコいいタイトルの本なのですが、難しいのです。 あぁ、LEVI STRAUSS …。ジーンズのリーバイスと同じ綴りということが、私にとっての救いです。何だか、親しみが湧くということで。 Rollei RETRO 400S , Tamron SP 17mm

  • 鳥、なかでも烏(カラス)は都市部では評判が悪い。日常のゴミ出しでも防御ネットをきちんと掛けておかないと自治体の回収車が来るまでに荒らされてしまったりする。 ただ、烏は知能の高い鳥らしく、人のちょっとしたミス、例えばネットを不十分にしか掛けていないことを見逃さない。生きているものは過酷な生存競争に身を置いているのだな。 烏は写真的には著名な被写体です。『鴉(からす)』(深瀬昌久)に登場するおどろおどろしい闇夜の鴉は見る者の心に強く迫ってきます。 カラスは烏とも鴉とも書く。おどろおどろしさは鴉の方が強いかなぁ…。漢字は難しいです。 真夏の昼下がり、城壁の上で翼を休め、何かを見つめる一羽のカラス。 …

  • 猛牛

    街角で猛牛を見た。 先ほど、少し離れていた場所で聞こえていた雄叫びはこれだったのかと思った。 蛇使いが良いけれど、猛牛使いも素晴らしいのだろう。猛牛は見ているだけですが…。 家に帰って、フェリーニの『甘い生活』を鑑賞した。そのことは覚えている。イタリアンな雰囲気を堪能したかったのでしょう。 La dolce vita…。 6×6なのに、何故かカメラを縦位置に構えているみたい。フィルムを見るとそう結論せざるを得ない。 5年以上前の話なので、何故こうなったのかは忘れてしまった。 Kodak Tmx100 , Fujinar 75mm

  • どこでもドア、くぐると陽炎のような世界?

    そのドアが「どこでもドア」だったなら、くぐった先はどんな場所が広がっているのだろう? 小さい頃見ていたドラえもんを思い出して、ハッピーな気分になれるのか? 散歩中にバッタリ出くわした不思議なドア…。 大人になると、経験から来る失敗したくないという恐怖心が未知のものへのドキドキ感を抑圧するのがちょっと悲しい。 大人的破天荒な世界のイメージで恐怖心に打ち勝つんだ! そんなことを考えていると、そのドアの先に『陽炎座』(鈴木清順監督 1981)の舞台崩壊のシークエンスが浮かんで見えた。 リアルタイムで見ていない大正3部作がリバイバル上映されて観に行ったのは21世紀に入っていたが、その時は衝撃だったし、…

  • マグナム

    マグナムと言えば、ダーティー・ハリー? 44マグナムを操るキャラハン刑事はカッコ良かったな。80歳を超えても尚映画の世界に現役として君臨するイーストウッドはすごいと思います。 マグナムと言えば、写真家集団? キャパが居た、アンリ・カルティエ=ブレッソンが居た、クーデルカもマーティン・パーも居る。アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真は何度も何度も繰り返し見たなぁ…。 2020年の夏の一コマとしてシャッターを切ったけれど、現像したフィルムを見てみると、そこには過去の映像的記憶の断片がこびり付いている。ルネ・ブリの写真をまた見直したくなりました。彼もまたマグナムの一員です。マグナムに視覚が深く犯され…

  • 日々

    モノクロームを見て一息付きたい、今宵はそんな夜でした…。 茹だるような暑さの中で、撮ったけれど、モノクロの世界ではそれだけじゃないニュアンスが感じられる気がします。 Rollei RETRO 400S , Carl Zeiss Planar 50mm

  • 白黒つけたい?

    例えば、ラーメンでは清湯(澄んだスープ)と白湯(白く濁ったスープ)は真逆のベクトルを持っていると思う。好みは人それぞれです。 例えば、モノクロの画面も階調豊かなものが好きな人もいれば、ハイコントラストの絵が好きな人もいます。 猫の見ている世界は実はモノクロらしいと何かの本で読んだのですが、それはそれで楽しい現実世界なのかも知れません。 人間の世界ではモノクロは現実から創造の世界への架け橋であるのなら、ディフォルメされたものの方がいいような気もします。 現実の世界ではその時その時決断して行かなければいけないことも多いのですから、写真の世界では存分に悩みたいです。 Rollei RETRO 400…

  • 生活習慣2020

    疲れる前にちょっと休むこと 喉が乾く前に水分補給すること 手洗いは都度都度行うこと 必要かつ十分な距離を保つこと 熱中症対策、ノロウィルス対策、新型コロナウィルス対策、今年の夏はのんびり屋には忙しい夏です。 まずは小休止から…。 Kodak EBX , Carl Zeiss Planar 50mm

  • 光は自由に向かって

    戦争が終わり自由の空気を吸った時、人は何を感じたのだろう…。 コロナでの自粛でさえ不自由さを感じる現代とは比較できない変化があったのだろうか? 今の自由に感謝しつつ、光に向かって歩いていきたい。 Rollei RETRO 400S , Tamron SP 17mm

  • 今日は終戦の日

    1945年に日本にとっての第二次世界大戦は終わりを迎えた。今は2020年、75年の時間が流れている。その75年の年月の中で、たくさんの消えていったものがあるだろう。けれど、今も残っているものも数多くあるはずだ。 Contaxを造っていたツァイス・イコンも戦後処理の流れの中で、東西ドイツに分断されてしまった。1949年、Contax Sが東側ドレスデンで販売開始される。ミラーレスが主流になるまでは、カメラと言えば一眼レフが当たり前の存在だったが、その一眼レフの初期時代のものに当たる(例えば、ニコンFの登場は1959年)。 そのContax S用のレンズとして用意されていたのが、アルミのM42マウ…

  • 写真について私が思う2、3の事柄 その2

    コロナ禍での写真活動を平常心で行うために 複雑で解決策が見つけ難くても進んでいかなければいけないとしたら、安心できる道具を携えたいと思うだろう。 故障を心配して予備のカメラも持ったり、引きができない場面や寄りきれない場面を想定してズームレンズを選択したり、そうこうしている内にカメラバッグの中の機材は膨れ上がり、軽快さからは遠ざかってしまう。 壊れたらそのときだ(できるだけ信頼できるボディを選ぶつもりだけれど)し、フットワークでカバーできるものを撮れば良いじゃないか(どうしようもなければトリミングでお茶を濁して)、と思える。Simple is bestを今の写真活動の基本ポリシーに決定してみる。…

  • 金属的な誘惑?

    工場は機能的な造形を持っていると思う。それは生産する目的物を効率的に製造するために最適化されているはず。そこに美を感じるのか? 外せないのは、その設備が年月の重みを加え、いい感じに使い込まれた感じを与えること。そんな光景を見ると思わずシャッターを切ってしまう。 この写真を撮った時もその瞬間はいつもと変わらなかったはず。しかし、状況はいつもとは違っていたのです。この時はコロナでの緊急事態宣言が明けて、外出が自由になった開放感に溢れていたからです(5月末)。 そのまま暖かくなってコロナも収束していくはずだとの希望的観測に溢れていたのに…。 あの春の緊急事態宣言下(4月)よりも今(8月)の方が、毎日…

  • コロナに惑わされた20年前半

    今週のお題「2020年上半期」に久々に参加してみる。 斬新な意見ではないかもしれないけれど、結局、コロナしか浮かんでこない。 事前に定められていたスケジュールも結局このコロナ災禍の動向に左右されてしまって。 何より困るのは、社会活動を続ける限り感染のリスクを背負い続けなければならないことです。 3蜜を避ける、手洗いはしっかり、マスクはしっかりしても…。 こんなに感染者が増えていくのは、東京由来や夜の街関連で説明しきれるものなのでしょうか? 夏の日差しが好きだ。強いコントラストの出る光の下で、ポジフィルムでの撮影が好きだ。 この写真を撮った年はコロナなんか考える必要も無く、熱中症に気をつけて写真…

  • あの時は確か…

    この連休中には、海でも見たいなと考えていて、三宮あたりはどうだろうかなどと計画していた。学生時代は兵庫在住だったので、ちょっと出るとなると三宮は真っ先に上がる候補だった。車でとなると須磨や垂水に出かけていた。 なのに、春の悪夢が蘇るようなコロナ急増中の大阪府。天気も良くないしな等と自分に言い聞かせてインドア派の休暇となってしまいました。 せめてもの慰めに、前に三宮界隈で撮ったフィルムを取り出してみる。ブラブラ歩いた夕刻、黄昏の光を追いかけて撮っているところをみると、その時何か悩みでもあったのだろうか? 忘れてしまっています。確かこの写真はコニカのPearlで撮ったはず、でもひょっとするとミネ6…

  • 中止と聞くことが当たり前になってしまった2020年

    行われることが当然と思っていたことが中止となることが起こってしまう2020年。 祇園祭では山鉾巡行が中止となりました。大阪在住のため、毎年必ず見に行っているというのではないのですが、いざ中止と聞くと祇園祭もかぁと思ってしまいました。 最終的な着地点がなかなか見えてこない、コロナとの闘い。意識を変えていかなくてはならないのでしょう。 引っ張り出してきたフィルムはもう何年も前のもの。この時は平日に休みが取れたので撮影に行きました。今は手元から去っていったM型でとった写真が懐かしいなぁ…。 撮ることができるときに撮りたいものを撮っておく、そう決意した今日でした。 Kodak E100VS , LEI…

  • 『GO TO 』キャンペーンはどこへ向かうのだろう…

    コロナ発生状況のグラフをサイトでチェックするのが毎朝の日課となっている、それがコロナ自粛解除後の習慣。6月中旬頃には大阪でも新規感染者が出ないような日もあって漸く安心した生活ができるなと思っていたら、じわじわグラフは右肩上がりになり黄色信号点灯。 東京都では100人超の新規感染者は当たり前になってしまっているし、東京近辺でも素人目には増加しているのは明らかに見える。 それでも、キャンペーンは実行されるという。東京は除外して…。 本当に、大丈夫なのでしょうか? 経済活動を活性化させなければ今後の日本が大変なことになるからとの判断が働いているようなのですが…。 医療資源、病床の逼迫状況は大阪モデル…

  • withコロナ時代のある夕刻

    せっかく自粛期間が明けて、閉まっていた店舗も再開され日常が戻ってくると期待していたのに、残念なことに大阪モデルの黄色信号が点灯することになるみたい。 ヨドバシは大阪駅からすごくアクセスの良い場所にあり、しかも夜も遅くまで空いていてくれるので、コロナ前はよく利用していました。自粛期間中はずっと閉まっていて、再開されてから直ぐは短縮営業になったけれど、それでも開いていてくれるのはありがたかった。 大阪の感染者がこのまま増加が続けばまた不便な生活に逆戻りかと思うと気が滅入ります。 自分にできる事といえば手洗い、アルコール消毒、マスク着用とできるだけの密を避ける行動くらいですが…。 感染拡大にならない…

  • 梅雨とお片付け

    梅雨明けは今年は遅くなる予報だという。雨ばかり降っている。各地で心配な災害も起きてきている。 積極的に外出できない時はお片付けするのも有効な過ごし方だというのは、コロナ自粛期間に体得できたこと、今も実践してみようと思いました。 雨の季節といえば、ニコノスが連想されたので、ニコノスで撮った写真をフィルムシートから探し出しました。これは晴れている時に撮ったものですが(笑)。フィルムのお片付けをコロナ自粛期間にしておいて良かった。 ちなみにこれは片付いている状態と言えるのでしょうか?コンテナがとても年代物です。 起こりうる出来事に対処していくと、思わぬ発展があるかも知れません。そんなことを期待するの…

  • 開けない夜はない

    冷凍庫の奥に眠っていたコダック・エクタクローム400X。余りの長期保管ゆえ恐らくカブリが生じていることが予想され、ますます使う機会が回避される。 よし、自粛明けフィルム愛玩活動の一環として使ってみようと思いました。訪れたのは大阪モデルのシンボル通天閣。何やら標語のようなものが窓に掲げられているではありませんか。 「開けない夜はない」 なんか浪花節というか、歌のフレーズに出てきそうというか…。格好よく行かなくても兎に角サバイバルが大事と思ったのは、自分の大阪人の血の為せるものなのか? 現像の上がりを見て、この時代のポジフィルムのRMS粒状度に苦笑い。されどスナップは楽しい! Kodak EPL …

  • 知れば安心?

    自粛期間も明けて街にも人が戻り、閉じられていた施設も次々と再開されてきている。 行動の指針となる情報はお知らせしてもらえれば安心して活動できる。 確かにそう思えるのですが、どこまで知れば安心できるのでしょうか? ゾウはいません。 ゾウを目当てに訪れるのなら、活動の指針になる情報なのかも知れません。 色々な動物がいます。 さぁ、どう行動しましょうか? Kodak EBX , Tamron SP 17mm

  • 自由への疾走

    梅雨に入っているので仕方ないことなのだけれど、マスクをしていると蒸し暑い。 夏用のマスクも使ってみたのだけれど、自分の期待していたほどの違いは感じられなかった。 熱中症の危険もあるのだから、外ではマスクを外しても良いという意見もあるのだけれど、電車に乗ったり、室内に入ったりすれば、結局、つけることになるのだから脱着が面倒です。 四季の巡りとコロナ対策。その折り合いを上手く付けるのはなかなか大変です。 自由への疾走…。もちろん心の中だけですが…。 Rollei RETRO 400S , Tamron SP 17mm

  • Day by day

    街には人が戻ってきている。恐る恐るというか、手探りというか、何とか以前の感覚を取り戻そうと懸命な姿勢を感じる。失ったものはあるのでしょうが、得られたものもあるに違いない。 ちょっとした外出、買い物。自由な活動が保障されていて初めて成り立つ行為なのだと実感しました。 やっぱり良いものです。 Kodak EBX , Tamron SP 17mm

  • ディスタンス

    ソーシャル・ディスタンスを意識するのが、普通になってきたら、広角レンズを使うのが、何となく今の気分という感じになった。被写体の広がりが今に合っているような気がして…。 社会の変化、自分の変化…。世の中ではまだまだ大変な思いをしている人がたくさんいて、一歩一歩でも良い状況になれば良いと願いつつ。 限界効用逓減の法則を学校で習ったのはだいぶ前になりますが、何となくその言葉を思い出しました。写真を撮る悦びにもそれは当てはまってしまうのでしょうか?逓減には逆らいたい気分です。 シンプルに写真を撮ることをまた続けていくことが、好きなことなんだと再発見した2ヶ月余りでした。 ILFORD DELTA 40…

  • ご無沙汰

    画像の管理が上手くいかず更新が久々になってしまいました。 撮影もコロナ自粛中は上手くいかず、なかなか大変でした。 何事も粛々と続けていくのが希望なのですが、難しいこともありますね。 まぁ良かったです。 Kodak EBX , Carl Zeiss Vario-Sonnar 28-85mm

  • 新しい日常

    今日、ふと今週のお題は何だったのかと見てみると「好きなお店」とのこと。 5月24日は緊急事態宣言が解除された最初の週末だったので、ちょっと外出してみようと思い立ちました。自粛期間中は行けていなかったところに行こうと思ったけれど、ミナミに行くのはちょっとまだだという気がしたので、北摂の江坂をブラブラしようと決めました。春夏物の服を追加したかったので、ユニクロへ。 新しい日常だと思ったのは、入店時に体温チェックが行われ、除菌スプレーで手をきれいにして入店するようになっていたこと。安心感はある気がします。 皆んなマスクをしているような気がするのも、新しい外出スタイルですが、もう定着していますね。 こ…

  • 写真について私が思う2、3の事柄 その1

    4月7日から続いていた非常事態宣言は、地元大阪では5月17日に解除された。京都、兵庫も同時解除となった。 1ヶ月を超える自粛でお店もほとんど閉まっていて、運動不足を解消するのに行けるのは公園ばかりでした。同じ公園にばかり出かけていても飽きてくるので、すごく久しぶり、何年かぶりに訪れた公園もありました。 その時の印象。すごく殺風景な砂場、こんな感じだったかなと思って、ハッと思い出しました。パンダの形をした椅子がないんだということを。 6、7年以上前のことですが、50mmレンズをしっかり使おうと決意した時があり、その時はニコンFやFM2にパンケーキの50mmをつけてカメラバッグに常に入れていて撮り…

  • 懐かしき日々

    懐かしさが込み上げて来る景色を見ても、何処か冷静というか冷めているというか、何ともいえない自分がいる。 コロナ時代とは、そんな何となく楽しめない時代になりそうな予感がして、ふと…。 思い過ごしなら良いのですけど…。 Kodak EPP , Ais Nikkor 50mm

  • 雨が上がると

    雨降りは憂鬱になりがちだけれど、大気中の塵や埃などを洗い流すようで、雨上がりの景色は心地よい。何かが進んでいくときには何らかの犠牲が必要ということなのだろうか。 雨上がりの街を慈しむように人が集まってくる。そんな当たり前の日常が取り戻されようとしている。嬉しいな…。 FUJI RVPF , Ai Zoom Nikkor 25-50mm

  • 自由に泳げるその日になれ

    実は今年は大掛かりな鯉のぼりを堪能する機会も環境もないまま過ぎてしまった。 ゴールデンウィークはステイホーム週間になってしまったから。 季節の巡りを忘れないためにも以前撮ったスライドを取り出してみました。 そういえば、今は共存がキーワードなのだという。 良いニュースもそうでないニュースも織り交ぜながら日々は過ぎていく。 2021年の鯉のぼりの賑わいを必ず撮ろうと誓ってみる。 FUJI RXP , Ai Zoom Nikkor 25-50mm

  • お願い

    自粛要請もお願いのひとつなのかもしれませんが、…。 コロナ危機収束を願うことは多くの人の一致できることだと思います。 以前からの日常が回復できるようにお願いしたいです。 FUJI RDPⅢ , Ai AF Nikkor 80-200mm

  • 何処ででも

    何のイベントもないゴールデンウィークが今日で終わる。 明日からは、自粛が一部緩和される県やそのまま自粛が続くところに分かれていくことになるのでしょう。 終わってみれば、人の溢れていない都市部というのも何も積極的にしない、例えばちょっと散歩といった過ごし方には悪くなかったなという感じ。ずっと続くのなら厳しいけれど…。 人の思惑とは関わりなく、花は咲き、新緑は煌めいている。それが、逆に清々しく感じられました。 FUJI 100 ACROS , Carl Zeiss Vario-sonnar 28-85mm

  • やっぱりか…

    大方の予想通りというべきか、緊急事態宣言が延長される方針が固まったとのニュース速報が見ていたテレビ画面から流れてきました。 これだけ毎日、感染情報が上がってきたら仕方ないなぁという気持ちですけど…。延長延長となって先が見えない展開にならないことを願うばかりです。 長丁場となるなら、体力、気力を維持して少しでも感染リスクを減らして暮らしていかないといけませんね。 以前なら、フラフラになるまで頑張るのは、良いことだという社会通念もあったと思います。でも、今なら無理しすぎて感染リスクを高めるのは、自己管理としてどうなのかが問われるかもしれません。 社会通念が変容する不可視の事件の現場に私たちは立ち会…

  • 当たり前と思っていた

    ミナミの雑踏を撮ったって何になるねん、いつものことやで…と思っていたのは、このコロナ危機の前のこと。 今はあの人が溢れ返った街が懐かしく感じます。 1日でも早い日常の回復を期待したいです。 Kodak EBX , AF24-105mm

  • Week-end

    世の中は今、ゴールデンウィーク(今年はSTAY HOME WEEK)の真っ只中でお休み期間中だから週末のお休みモードと同じということですか? このWeek-endというタイトルは…? すみません、違うんです。この写真を撮影したのは何年か前のことなのですが、河川敷を歩いていると何か音が聞こえてきたんです。太鼓の練習をしているみたいでした。 その時、記憶の片隅にあったゴダールの『ウイークエンド』(1967)のドラムのシークエンスが蘇ってきて思わずシャッターを切ったのでした。 この映画、かなりブラックジョークが効いているというか、デカダンスな雰囲気に満ち満ちていて、世の中が景気の良い時ならスパイス的…

  • Coffee and 1shot

    煙草はだいぶ前に止めることができたのだけど、珈琲はおそらく止めることはないだろう。 今はカフェも開いていないところが多いのだけれど、なんか、ネガティブなことばかり考えるのも、良くないような…。 ブラブラ歩いてパチリパチリとスナップショット。カフェで美味しいコーヒーを堪能してリラックス。そして、また撮影は続く。 そのごく普通の日常が戻ってくることを期待して楽しみに待ちたいと思います。 FUJI RXP , Tessar 37.5mm TAXONA

  • 気ままなあの頃をもう一度

    日々の暮らしが今までと異なってしまって2週間あまり。気軽に出かけて写真をパシャパシャと撮るのも躊躇われる今日この頃。 歴史を刻んできたカメラで以前に撮った写真を眺めてあの普通の日々に想いを馳せてみる。 STAY HOME WEEKが終わった後は、ブラブラパチパチ・カメラ散歩を堪能したい。 なんとか外出自粛が緩和されるような結果を迎えて欲しいです。 FUJI FORTIA SP , Tessar 70mm Super Ikonta 530

  • 何でもないようなことが

    遠出しなくなったコロナ自粛のもとで、気づいたことがある。 ささやかだけど、心を解放させる光景は身近にあるんだなぁということ。 リズムを刻んでいるような光景を発見できるとドキドキします。 FUJI RVP100 , FD50mm

  • 日常が待ち遠しい

    週末になる度にここ1、2週間が山場と言われ出してだいぶ時間が経ってしまった。 他国の中にはロックダウンから脱したところも出てきたみたい。ただし、…。 日本は自主規制による出口戦略のためまだ先は読めない感じ。 1日でも早く日常生活が戻って欲しい。 FUJI RDPⅢ , Fujinon 2.8cm Fujica Half

  • NO EXIT

    映画なら90分ほど、大作でも3時間ほどで終わる。テレビの連続ドラマなら3ヶ月ほど、大河ドラマでも1年で終了。 このコロナ危機はいつ出口が見えるのでしょうか? 緊急事態宣言が終了する5月6日とは素直に思えない…。NO EXIT…. そもそも今年はオリンピックが東京であって、盛り上がる楽しい年になるはずだった。新元号のもと日本が活気付く一年になるはずだった。 映画なら、ドラマなら、どんでん返しでハッピーエンドを迎えるはずでしょう。 現実の世界もその相似形であって欲しい。 Kodak EPP , Ai Zoom Nikkor 25-50mm

  • BACK TO BASIC

    いつもと違うリズム、なんかいつもと違う感じがする。 ついに緊急事態宣言が全国津々浦々に発令された。 情報の渦に飲み込まれそうになって、ふと考える。 自分の基礎に帰って落ち着くべきだろう。 そうだ、光を感じることが自分の基礎だった。 Kodak TRI-X , ULTRON 40mm

  • コントロール

    休日といえど外出しないことが当たり前になったため、以前に見てもう忘れてしまった映画なんかをSTAY HOME で楽しんでいる今日この頃。 『ジュラシック・パーク』(1993)、スピルバーグ監督作品。大人気でシリーズ化された映画の第一作品目。なぜ、スピルバーグなのかについては別の機会に述べたいと思いますが、要するに楽しめる作品だと思います。 DNA操作で蘇らせた恐竜を目玉にしたサファリパークに危機が訪れるのだが、作品中のセリフに非常に気になるところがありました。 「万全の管理なんて夢」…。全くその通りだと思う。今の状況に当てはめてみても、ウィルスを抑え込むことも、非常事態宣言により人々の行動を8…

  • 静寂が辺り一面に

    今までは静寂を求めるには、暮れ始めるのを待たなければならなかった。今日UPした写真のような時間帯を。 今は静かな時間が、静寂が、真昼間でも広がっている。都市圏では今まで見られなかったような光景が広がっている。 今の皆の努力が目に見える結果となって現れるのには、少なくとも2週間はかかるのだろう。 できることを継続する、それが明日に繋がっていくのだろう。 FUJI RDPⅢ , EBC Fujinon W 60mm

  • そして

    社会的距離を意識しなければならなくなった。 気軽に外出もままならない状況になった。 施設も臨時休業を余儀なくされているところが至る所にあるようになった。 そして、…。 5月6日に緊急事態宣言は終結の予定だが、それはゴールデンウィークの終わりでもある。黄金週間が凍結されていた分、黄金の輝きはその後に取り戻せるのだろうか…。 FUJI RVPF Ektar 44mm

  • ほっこり!?

    2020年4月7日は歴史的な日付となってしまった。初めての非常事態宣言。コロナ危機をめぐる状況は新たな局面を迎えたと言える。 とは言っても、個々人ができることは限られていると思います。3密(密閉、密集、密接)を避けること、手洗いの徹底、外出時はマスク着用。あとは朝夜の体温測定。それでも、できることをすることが大事かなと。 日付が変わって少し落ち着いてきました。冷静になることは判断力を高めるためにも必要だと思います。 少しリラックスしてくる。ほっこりしたいな、という感じ。 ふと、このほっこりという表現に疑問が生じます。これは一種の方言なのだろうか? そんなことが気になるのは、全国すべてが均等なの…

  • 反転

    Solo…Solitude…お独り様…。今までどちらかと言えばネガティブイメージがついていたこの言葉が、3密を避けるため、ポストコロナ時代には、スタンダードになるかもしれない。親しい人とのコミュニケーションも感染を避けるためVR映像を使う携帯端末を通して行うようになるとか。SF映画の世界が加速度的に実現するようになるのかも…。反転する言葉、変容する世界。 写真を撮る人は、人物撮影メインの人は別として、お独り様行動には慣れていると思うので、その面では順応しやすいのかも、などと思ったりして。 何か役に立つことを考えてみるのも、心を落ち着かせるのに良いことなのかもしれません。 Kodak EPR F…

  • 構築

    世の中が新しいフェーズに入ったのなら、それに適応するために自分を構築していかなければならない。今がその時かもしれません。 21世紀の世界では、例えば2001年9月11日に世の中の考え方を変えるような変化が起こってしまいました。正確に日付を確定するのは難しいのですが、新型コロナウイルスが世界に広がってしまった今は同じくらいの大変化の時のような気がします。 生命の危機、経済の危機、国家の危機などが起こっても自分ができることをしっかりしていかなければならないなと感じています。 FUJI RVP50 Carl Zeiss Planar 50mm

  • 思い出にして今は

    この写真を撮影したのは、3月第4週、2週間ほど前のことになる。今はコロナ問題が日々刻々と変化していき、都市部では外出自粛が強く求められている状況です。 この時は気温も高くすごしやすい陽気ということもあり、人々も楽しんでいる雰囲気があったのですが、フィルムの現像が上がってきた今の時点では深刻度合いは増しています。 諸外国の状況はもっと深刻で都市封鎖は現実のものとなっています。 このフィルムの写し撮ったものは現実の楽しさとして記憶に留めつつ、今週は外出を控えておこうと思います。 FUJI RVP50 Carl Zeiss Planar 50mm

  • 偶然

    コントロールすることができないから偶然というのだろうけど、そんな偶然も楽しめることがある。 複数のフィルムカメラを使う人アルアルだと自分的には思っているのですが、例えばニコンFM2にフィルムを詰めて撮影に出かけても、最後のコマでその日の撮影が終わらずに巻き戻したフィルムを冷蔵庫に保管。次回は続きまでコマ送りして撮ろうと考えつつすっかり忘却。そのフィルムは次の撮影の時は勘違いしてコニカC35に詰め込んで撮影。 春に花見をしながら撮影、時は流れて、冬に雪が残る橋を渡りながら撮影。それが一部多重露光となってフィルムに定着されるという結果に。単なる偶然なのかその橋は霊的なスポットとしても著名な一条戻橋…

  • 選択

    人間の情報処理能力に関しては、毎秒、目、耳、鼻、皮膚から入ってくる1100万ビットの情報のうち意識が処理できる量はわずか毎秒40ビットのみなのだという。意識が追いついていないにもかかわらず、私達はリアルな世界に生きていると実感しているのですが、それは意識が処理できる40のみを選択し、それ以外を捨象し、しかもその取捨選択の0.5秒の時間を虚構化しリアルタイムで世界を経験しているように感じる仕組みになっているからとのこと。 以前そんなことが書かれた記事を読んで驚きました。『ユーザーイリュージョン』という書物に関するものだったと思います。 意識のシステムがそのような限界の中で精神の平穏を保つように創…

  • できるだけ

    3密を避けること。 密閉空間を避け、密接場所を避け、密接場面を避けること。 ちょっと広めの公園に出てみるのも良いかもしれないですね。これを撮影したのは秋だったと思いますが…。 フィルムで写真を撮る方ならあれ変な感じだなと思われたかもしれません。43コマ目? フィルムは24枚撮りや36枚撮りじゃないのか、確か36枚目の次はEのコマのはず。そう思われるのが当然です。実はコレ、100ftの長巻フィルムをフィルムローダーに詰めたものからパトローネに詰め替えたもので撮影したんです。モノクロフィルムでは馴染みのある長巻フィルム、アメリカではリバーサルフィルムでも販売されていました。今回UPしたコダックの1…

  • リズム

    平日は淡々と刻んでいくリズム。週末に向かってだんだんと盛り上がっていく。そんなことは当たり前だったのですが、世は自粛に自粛にという流れ。 心を鎮めて、楽しい記憶を喚起してみる。自分の中だけでなら盛り上がるリズムを刻んだって良いのではないでしょうか。 Kodak E100VS Voigtlander Ultron 40mm

  • インデペンデンス・デイ プロジェクション

    『インデペンデンス・デイ』(1996)では、空を見上げることが不吉なものとして始まった。それは、エイリアンという理解し得ない敵が空から降って来たから。そして、最後には、空を見上げることは希望に充ち満ちたものとなった。それは、人類が力を合わせて空にいる敵に向かって闘って勝利したから。 最近テレビで『インデペンデンス・デイ』の続編が放送されていたため思い出しました。 空を見上げてみると飛行機雲が浮かんでいた。あなたが投影(プロジェクト)するものは、絶望なのか希望なのか?そんなことが問われているような気になる今日この頃です。 でも、やっぱり希望の方が良いな。 FUJI RVP50 Ai Zoom N…

  • 『24』日本版はカラ・バウアーなんだってさの件

    今日のワタクシ的ニュースのTOPはコレでした!唐沢寿明がジャック役なのだという日本版トゥエンティフォー。今秋にオンエアー予定。シーズンを重ねるごとに毎度お馴染みの展開となることがわかっていながら連続で見てしまうという、スリリングな展開がむしろ安定感として機能するドラマ、それが『24』だと思います。キーファーサザーランドと共に8シーズン楽しませていただきました。その日本版はどんな物語になるのでしょう、今から楽しみ。暗めなニュースが多いのでこれはイイ!とスマホニュースを読みながらほくそ笑んだのでした。 物語のリズムが爽快感を呼ぶのだと思いますが、それは時代によっても変化するのかも。 2020年の日…

  • 『理由なき反抗』のトラウマ

    もはや古典作品として語られるかもしれないけれど、『理由なき反抗』(ニコラスレイ作品)に影響を受けていると思う。大人になってみると何であんなことに熱くなっていたんだろうかと少しの気恥ずかしさが起こってくるような青春の物語が描かれているからか? それもあるかも知れないが、もっともっと深く脳裏に刻印されたのは、サルミネオが履いていた色違いの靴下なんです。間違いようのない赤と青の靴下。ストーリーにどのように奉仕しているのかがスッキリと腑に落ちないこの赤青の靴下がトラウマの如く刻まれてしまったのでした。 そういえば、ジャンポールベルモンドも赤いシャツに顔を青く塗っていたなぁ。ゴダール様も赤と青の靴下にや…

  • 柔らかい…

    コロナウィルスのニュースが報道番組、ワイドショーの多くの時間を占める中、たまに出てくるのは芸能人のスキャンダル。個々の事例は事実がよくわからないところですが、思い浮かんだ映画がありまして、それは『柔らかい肌』。これもまた古い、1964年公開のフランス映画。 トリュフォー作品で、撮影は以前にもリスペクトしているとお伝えしたラウルクタール。柔らかいのは画面の調子にも言えることというか、繊細な雰囲気が物語を盛り上げます。ただし、内容はかなりシリアスなもの。音楽は、ジョルジュドルリュー、切ないメロディがとても良いです。 1972年の『ゴッドファーザー』(コッポラ作品)を並行して思い出したのは何故か?気…

  • 生の躍動

    昨日は気温も高くなっていたし、暖冬傾向にあるし、ということでやって来たのだが、桜は例年通りのリズムを刻みたいと思ったのか、蕾のままでした。何時間も歩いてみた結論は、ちらほら咲き始めているといったところでしょうか。見頃にはまだ時を待たなければならないようです、残念。 平日に訪れることは出来ず、タイミングが合わなければ今年はお預けの可能性も。それならばいっそのこと、桜が過ぎた後に自分の心に触れたことを思い出してみる。 この写真を撮った景色(201X年)のことが今のことのように感じられるのですが、現実の2020年3月21日には、河川敷は緑がまだ少ないまま。人は多く出て寛いだ雰囲気はあったのですが、今…

  • 私と汝、哲学の道の帰り道

    その日は桜咲く春のある日。午前中から訪れたのは京都市左京区、哲学の道と呼ばれる小川沿いの小径。天気が良かったので外でのんびりしながら、読書時々撮影という予定でした。西田幾多郎の石碑などを巡ったりしたのですが、観光客が結構多く、ゆっくり道端に腰掛けて本を読むというのはちょっと憚られる。 となると、もう少し広々とした所でと考えて来た道を戻り、出町柳を超えて鴨川までやって来た。ここも人は多いのですがスペースはたっぷりあるので寛げました。写真はそこで撮ったもの。 この年の年末にはコダクロームの現像が世界で終了してしまうということがわかっていて、折々に触れコダクロームで撮影していました(コダクロームはま…

  • The end of the world , コダクローム愛

    『監察医朝顔』の上野樹里ではなく、『のだめカンタービレ』の上野樹里ではなく、『虹の女神 Rainbow Song』の上野樹里こそが素晴らしい! と、あるフィルム好きは思う。 青春ドラマとしても爽やかだし、大切な人の死という重い問題を考えさせるのも感動的だし、フィルムへの愛が全編を貫かれているのも最高だと思う。 連休の寛ぎとしてDVDを見ての感想です。 「コダックの色がねぇ…赤、緑、青…」上野樹里が市原隼人に語りかける。コダクロームが好きなものとしては、その通りだと思う。映画は2006年に公開された作品であり、当時はコダクロームの現像は可能だった。もちろん、この作品のコダクロームは8mm映画用。…

  • 庚子 🐁 シグネットはいかがでしょう

    気がついた!今年はKodak Signet35を使うのに縁起の良い年であることを。 シグネット35は1951年にコダックが発売開始し1958年まで販売されていたレンジファインダーカメラです。古! でも丈夫なんです。軍用モデルも存在するくらい。流石に壊れやすいものは採用されないと思いますので。 外観に特徴があり、見た目がディズニーキャラのミッキーに似ているとよく言われます。そう、今年はネズミ年。シグネットで幸運が舞い込んできたら、良いなぁ… それと、このシグネットで撮影されたフィルムにはポイントがあります。画面の左側。切込みが2箇所あるのがご覧いただけると思います。 ハッセルブラッドの切込みは有…

  • 彼女について私が知っている二、三の事柄

    ・名前はクリスティーナというらしい ・トリコロール🇫🇷が好きらしい ・蚤の市に出没するらしい 彼女とはあまり関わりない二、三の事柄 ・撮影レンズはエクター、フィルムはベルビア50。そう、これはコダックとフジというライバル競演なのです。 ・『彼女について私が知っている二、三の事柄』の撮影監督はラウルクタールだが、大好きなキャメラマンです。 ・ヒロインのマリナヴラディは高貴な一族の出身だという噂があった。 FUJI RVP50 Ektar 44mm

  • 業(ごう)と行(ぎょう)

    ベルトルッチはもういなかったんだ。イタリアでのコロナの猛威のニュースでその安否が一瞬脳裏をよぎったがすぐに打ち消した。ベルトルッチは1年以上も前に亡くなっている。芸術家の凄いところは作品があるためかいつでも生きているような感覚を喚起させるところだ。 ただ、普通人の日常には生命の危険がいつもより増しているという現実が精神を疲弊させる。 そこにいただけなのに不幸に落ちてしまった人々のニュースが蔓延している。そんなときは業なる概念が心を占拠しそうになったり、何らかのお清めの行をしないといけないのではないのかなどと思いそうになる。 西洋人であるベルトルッチが『リトル・ブッダ』を世に問うたとき、その脳裏…

  • 櫻吹雪の誘惑

    昨日東京では桜の開花が発表された。それなのに雪が降るという。未知のウィルスに人々の不安感が高まっているときに気象までが同調するかのよう。 行動は冷静に、手洗いしっかり、人混みは避け、終息に向けて頑張るしかない。 シュールな状況に耐性を獲得する。そんなことを考えていたら鈴木清順という名を思い出しました。花も連想に一役買ったのかもしれません。 大正三部作を久しぶりに見てみようかな。櫻吹雪が舞い上がるのは『陽炎座』だったかな、『夢二』だったかな。『ツィゴイネルワイゼン』? シュールロマンで櫻酔い、寛いで、そして英気を養って、明日からもまた頑張りましょう。 Kodak E200 Ai Nikkor 2…

  • 珈琲時光

    平日の朝はコーヒータイムもせわしない。ミルで豆を挽いて、湯を沸かし、ペーパードリップ。蒸らし時間はほぼ無し。ここで時間を節約。コーヒーメーカーで入れたらとか、インスタントで済ませたりとかは自分のスタイルじゃないんですの毎日。 週末はゆっくりコーヒータイム。といっても蒸らし時間が15秒増えるだけなのですが… されど15秒。写真の世界に引き直してみると凄いボリュームなんです。スナップ中心で1/250秒や1/1000秒を多用しているので、どれだけのショットになるのやら。 でも撮影日でもそんなたくさん撮らないですよね。逆に言えば、どれだけの時間を撮らずに過ごし、撮ったものは何かしら意味があるということ…

  • 無防備都市

    イタリアが大変なことになっているみたい。ファッショナブルで、グルメで、人生を謳歌することに長けているあのイタリアが。 『無防備都市』では戦時下の闘いだったけれど、2020年の闘いは見えない生命でもないものとの戦いという困難がある。 お家に帰ってきたらきちんと手を洗うのよ。 小さかった頃親に言われた言葉が、今、新たな真剣さの衣装をまとって浮上してくる。 手を洗って、ライトボックスにのせたポジを見ながらふと思い浮かんだのはロッセリーニの映画でした。 FUJI RVPF Ai Nikkor 35mm

  • Pretty in Pink

    そんな映画があったのです。ただし桃色なのはドレスだったのですが… ウィッグもファッションアイテム繋がりということでお許しを。 いつの時代でも青春時代は皆んな問題を抱えている。映画は2時間ほどの時間に乗せて、何らかの解決?を提示したりする。 写真はどうだろう。瞬間しかないのだけれど。それでも逆に広がっていくこともあるかもしれない。 因みに、ヒロインのモリーリングウォルドは『ゴダールのリア王』にも出ています。余計な広がりだったかもしれません(笑) Kodak EBX Meyer-Optik Oreston 50mm

  • 光に包まれる麗しさと怖さ

    「見つかった?」「何が?」「永遠が。」 昨日も言及したゴダール作品の最後の場面でアンナカリーナとジャンポールベルモンドの間で交わされる会話。その光に包まれた画面で会話する二人は既に「永遠」の領域に踏み込んでしまっています。永遠というのは人間にとってあくまで希望でしかなくそれはおそらく神の所有する概念なのでしょうから二人の結末は… 気になる方は映画をご覧下さい。 光に包まれる暖かさのイメージ。それはいつまでも続かないだろうと想像してしまうと怖さも出てきちゃいますね。 だからこそ、プラスに転換できるイメージを画面に焼き付けたくなります。 FUJI RDPⅢ Ai Zoom Nikkor 25-50…

  • 青い車の女を赤い車の男は追いかけるのだった

    誰にでもその人のスタンダードな映画があるのではないでしょうか? 『ニューシネマパラダイス』でも『千と千尋の神隠し』でも『2001年宇宙の旅』でも、何でもアリ。 私の場合は『PIERROT LE FOU』(1965)。古いフランス映画、ゴダールの作品です。50年以上前の映画、リアルタイムでは見ていません。映画祭だったか映画館の特集上映だったかで見たのが最初です。今ではDVDも手に入れて100回は余裕で見ています。一般的な意味で感動する作品だとは思いません。でも心を揺さぶられる。先頃亡くなったアンナカリーナがヒロインです。所謂ファムファタールな存在として登場するのですが、監督だったゴダールがゾッコ…

  • 赤毛のアン?

    大阪のミナミに程近いコスプレーヤーの聖地、日本橋にあるストリートに彼女は居た。 名前はアンかどうかはわからない。イマジネーションはアニメから来たものだが(日本橋という土地のイメージからか)、リュックベッソンのフィフスエレメントからミラでも良かったかもしれない。 ただ、そのファッショナブルなヘアースタイルとのmixtureとしての青い御守りにJapanese Spiritを感じてシャッターを切りました。 Kodak EBX Hexanon 38mm

  • 丸く収まらず角が立つ世界なら、真四角タクソナで笑う。

    変なタイトルになってしまいました。『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(TVドラマ)へのオマージュということで。このドラマのタイトルは凄く連想をかき立てるものでした。 なぜか関係ない『笑うせぇるすまん』を思い出したりして… 「私の扱うものはココロ、人間の心でございます。」だったでしょうか?いつもオープニングで流れていたナレーションが何となく記憶に残っています。 そうそうタクソナです。真四角写真を35mmフィルムで撮りたいと思って選んだのがタクソナでした。第二次世界大戦直後のモデル。1950年代としても70年モノということか。これだからフィルムカメラは楽しいですね。フィルムと薬品の供給…

  • 梅の便りが過ぎると

    今週のお題「卒業」 梅の便りが過ぎると直ぐに卒業のシーズンがやってきます。その後は桜の便りと共に入学のシーズン。 季節は巡り、人生も進む。当たり前の日常、気にも止めることはないので日常なのですが、最近はその大切さを考えるようになりました。 当たり前にあることがパタリと無くなってしまうことも起こりうるのだということ。 その一瞬一瞬を大事にしていきたいです。 FUJI RXP Zuiko 35mm

  • ノスタルジー

    無性に使いたくなるフィルムがある。 でも、今となっては叶わない願いになってしまいました。 コダクローム。10年ほど前に最後の現像が締め切られそれっきり。 その地味派手ななんとも言えない色調がふと懐かしくなりました。 Kodak KM Ai Zoom Nikkor 25-50mm

  • のんびりしよう^_^

    全国津々浦々、ウイルスの危険が取り沙汰されていて心落ち着かない今日この頃。 気持ちだけでものんびりしようよと自分に言い聞かせてみる。 のんびりできる場所として思い出したのが週末の静かなコンビナート。 FUJI RDPⅢ FD50mm

  • 縁起担ぎ

    重苦しい雰囲気が漂う2020年3月。少し縁起担ぎの写真でもと。亀は万年! 撮影したときは深く考えていなかったのですが、コテコテのオブジェですね(笑) Kodak EBX MINOLTA AF24-105mm

  • 不要不急の外出は控えましょう!の週末だったので

    週末には首相の緊急会見などもあり、土日はほとんど外出しませんでした。 気分だけでもちょいと外出してみた的な写真をUPしてみます。 大阪名物?たこ焼きは如何でしょう。 FUJI RDPⅢ MINOLTA AF24-105mm

  • 閏年の思い出

    今週のお題「うるう年」 以前の閏年に撮った写真を思い出してみる。2008年なので12年経ってしまいましたが、あの時もフィルムが好きだったなあという記憶が蘇る。クロス現像や魚眼レンズで遊んでいました、懐かしい。 FUJI RHPⅢ fisheye Nikkor 16mm 原板 クロス現像画像

  • 晴れた日に

    春の訪れを意識する季節の3月になりました、今日は晴れています。 晴れた日ならそしてお休みの日ならお布団を干すのもいいかも知れない。 Fuji RDPⅢ EBC fujinon 55mm

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