【ドイツで切手収集】 放送開始から50年『Die Sendung mit der Maus』
さて、今回ご紹介するのは、ドイツ公共放送の子供向け教養番組『Sendung mit der Maus』(マウスといっしょ)のキャラクター、マウス(ねずみ)と仲間のエレファント(象)とエンテ(アヒル)の図柄の切手です。日本でもNHK教育で『だいすき!マウス』の名前で放送されました。 番組の放送が始まったのが1971年の3月7日だそうで、放送開始50周年記念切手というわけです。 この番組のメインは、自然や身の回りにある事物に関する疑問をわかりやすく解説する実写の「なぜなに学習番組」ですが、構成要素の1つであるマウスとエレファントとエンテが登場するショートアニメが番組をさらに魅力的なものにしてくれて…
【ドイツで切手収集】 ワイマール共和国憲法100周年記念切手
さて、今回ご紹介する切手は、ドイツの共和制移行の象徴となる『ワイマール憲法』100周年記念切手です。 第一次大戦敗北後のドイツ革命により、それまでの帝政が崩壊し、1919年、新たに国民議会によりワイマールにて制定された共和制を謳った新憲法がドイツ共和制憲法(Die Verfassung des Deutschen Reichs)、通称ワイマール憲法(Weimarer Verfassung)です。同様にこの時代のドイツをワイマール共和国と呼びます。 ワイマール憲法は、個々の社会権(市民的自由の保障や生存権的基本権)を明記した最初の近代的民主主義憲法といわれています。 かつて文豪ゲーテが宰相として…
【ドイツで切手収集】 生誕200年記念【Karl Marx 1818-1883】
さて、今回ご紹介する切手は、『資本論』で有名なあのカール・マルクスの生誕200年記念切手です。 カール・マルクスはプロイセン王国出身の哲学者であり、思想家であり、経済学者でもありました。盟友エンゲルスとともに資本主義の高度な発展により社会主義(共産主義)社会が到来する必然性を説き、その著書となる『資本論』はあまりにも有名ですね。 そういえば旧東ドイツのケミニッツ(Chemnitz)には今も町の真ん中にカール・マルクスの像があります。 さて、こちらの切手は、1875年のJohn Mayall氏の写真もモチーフにしたデザインとなっています。 今回は70セント切手10枚がセットとなったシートを購入し…
もう何度目かもわからないほど幾度もロックダウンの延長を余儀なくされてきたドイツですが、再び4月18日までの延長が2021年3月22日の夜、メルケル首相と連邦政府および州政府の代表によるビデオ会議において決定され発表されました。 これで部分的なロックダウン状態も含め昨年11月から5か月となりました。 これまでの経緯 これまでにも幾度となくロックダウン延長のお知らせを書いてきましたが、2月中旬の10年来の寒波が猛威を振るっていたころまでは、その効果が表れて7日間での10万人当たりの感染者数を本当に50人以下に持っていけそうなところまで来ていました。 ところが寒波が過ぎ去り気温も上昇し晴天が続くとあ…
さて、コロナ禍で外出もままならないドイツですが、家の中で過ごす時間が増えたせいか余計な買い物も増えた気がします。 そして、ついに以前から気になっていたドイツポストのサイトで販売されている切手に手を出してしまいました。 切手収集を始めだすとキリがなさそうな気がして手を出さないようにしてきたのですが、ついつい数種類買ってしまいました。 今回ご紹介する切手は、日本人なら誰でも知っている『アルプスの少女ハイジ』です。 実はドイツでもかなり以前からドイツ語吹き替え版が放送されており、かなり一般的に知られたアニメです。 今回は60セント切手10枚がセットとなったシートを購入しました(6ユーロ)。 販売開始…
昨年暮れのEMA(欧州医薬品庁)の認可以降ワクチンの接種が始まった欧州ですが、前回のお知らせ時点(2月21日時点)では、ワクチン供給の遅れが目立っていることをお伝えしました。 今回もこれまでの状況を中心にドイツ連邦保健省の統計を見ていきたいと思います。 前回(2月21日)からのUpdate 現時点での接種状況 ワクチンのデリバリー状況 グループごとの接種状況 まとめ 前回(2月21日)からのUpdate 前回思いのほかデリバリーの状況が芳しくなく、予定に比べると全く進んでいない状態であることをお伝えしましたが、その後状況は改善し、現時点では1日当たり約250.000件ほどの接種が行われています…
【グレンファークラス 105】チェリー樽熟成シングルモルトウイスキーの代表格 Glenfarclas 105
さて今回ご紹介するウイスキーはスコットランドのスぺイサイド地域の グレンファークラス 105(Glenfarclas 105)となります。 1836年設立のグラント家による数少ない家族経営の蒸留所で作られるシングルモルトウイスキーであり、アルコール度数60%のカスクストレングスとなります。 さて、今回はどんな世界を見せてくれるでしょうか? Glenfarclas蒸留所の紹介 Glenfarclas 105について 我々の感想 まとめ Glenfarclas蒸留所の紹介 1836年にロバート・ヘイが農場に作ったされる蒸留所(実際にはもっと以前から密造していたらしい)は、1865年6月にジョン・グ…
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