父の旅立ち〜父の最期が理想的だった話〜

父の旅立ち〜父の最期が理想的だった話〜

父との別れは突然やってきました。 原因不明の心肺停止で病院に搬送されて、 搬送された時はもうすでに息を引き取っていました。突然の出来事で少し慌てたものの 冷静に物事が進んでいきました。このご時世なので、葬儀は火葬のみで シンプルなものにしました。 死の報告をしたのも身内のみ。それも、父のケータイの電話帳にはわずか3件しか 登録がありませんでした。目立つ事が嫌いな父なので、 慎ましく見送ることができて良かった。あとは、父が住んでいた老人ホームを片付けるのみ。 その片付けも1日で充分終わる荷物の量。遺産も適度に残っていて、 火葬の費用、納骨と49日法要の費用、老人ホームの費用を全部お支払いしてなく…