殺された被害者自身が法廷で意見陳述を行うということ
テレビ朝日newsによると「殺人事件の被害者がAIで法廷に人工知能を用い“意見陳述”アメリカ」の見出しの下、アメリカの殺人事件の裁判で、AIで再現された被害者が意見陳述を行い、これに被告が意外な反応を見せた。裁判におけるAIの利用の是非を巡っては、専門家の間でも意見が分かれている、と報じています。我が国でも、殺人事件の被害者の家族が犯人の刑事裁判において、「心情として意見陳述」を行えます。また、犯人の刑事裁判の「被害者参加」すると、被害者参加人は「事実と法律の適用について意見」を述べることができます。しかし、被害者の家族は自分の想い等の意見を述べます。また検察官は公益の代表者として意見(論告求刑)を述べます。つまり、被害者本人の想い等を推理して、その意見を述べる者はいないのです。このようなこともあって、我...殺された被害者自身が法廷で意見陳述を行うということ
2025/05/14 19:27