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短行想・・・今日の私は昨日より新しい。 https://blog.goo.ne.jp/nokoyacanna

あれもこれも穿って、雑考の向こう岸  とくなが じゅん ・・・折々に、頭を巡る事柄は雑然としており、これらをなんとか、言葉に映してみたくて整頓中・・・

のこのこや
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2020/02/19

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  • 耳障りな・・・

    いつのころからか、関係性とか空気感とかいう言い方をよく耳にする。が、このいい方が僕は引っかかる。気持ち悪い。いろんな単語に的を不用意に付けまくることと同じだ。単語に安直に糊付けしても特殊な雰囲気は出ない。前後の行間が生む感性に任せることだ。とにかく、無駄な畳語みたいで聞き心地が悪い。不要な装飾をやめてもらいたい。言葉の力が腑抜ける。関係や空気でなぜいかんのか。その方がよほど真っ直ぐ響く。耳障りな・・・

  • 心神喪失

    心神喪失で、多数の死傷者を出しても、無罪判決になる法は果たして、社会の正義なのか、死者に対してそれは正義なのか。一切の罪が問われないなら、死傷者は不運な生命の敗残者に貶められるだけか?生命の尊厳は、惨殺された者には無用のものなのか?法は決して生命に対して平等ではない。つくづく、法は何を求めているのだろうと思う。法の正義とはなんなんだろう。生きてる者だけに示される、便宜的な処方箋に過ぎないのか、しかも、無理やり編み出した量刑という屁理屈で勘定されている。その屁理屈が、偏った生命の尊厳を、根底から歪めていないか。裁判官は法の終身牢人であるから、決して、檻の外に出ようとしないし、出られない。そして、現存社会の妥協点を割り出して、権威としてしまう。こういう判決に出会うたびに、居た堪れなくなってしまう。心神喪失

  • 政治の制度の前に

    社会や歴史を政治制度から話し始めるのは、間違っていると思う。はじめに、風土や風習がどうだという前提を掘り下げるべきだろう。自然発生的な要素に左右されている共同社会への視点が抜けがちになる。政治制度だけでみていくと、その社会の根底、生きようを解明できない。その共同社会の本態が隠れたままだ。風土や風習には、手順や優先や合理性が希薄だからだ。一方的な合理性を含む政治制度が、いつもの説得力を持っているとは思えない。強権、専横で押し切るしかなくなるわけである。行き詰まった政治の最終的選択に露骨な暴力がある。市民に対しては選択肢がない極端な強制であり、他国に対しては戦争を仕掛ける。政治は、脅迫と暴力に容易く変身する。さまざまな言葉を使って正当化されるが、暴力そのものである。政治の制度の前に

  • 言い古された諺は‥

    言い古された諺は生きている身の回りには言い古された諺が沢山ある。或いは、年寄りの知恵として発せられたこともるだろう。人は成長につれて論理的な説明や方法に慣れ、それで合点がいく。で、俗な諺を軽視して、それが存外に理に適っている事に気が付かない。その含意は凝縮されており、そのうえ口語的な平易な言いようなので、その論理性が希薄と直感するのかも知れない。言い古された諺を口されると、面白くない軽口か皮肉と受け取ることになる。だが、さまざまな曲折を経た末に難題の出口を見つけた後に、問題の本質が、言い古された諺に喝破されていることに気がつくことがある。平易な諺は短絡しているが本質を指摘しているのだ。鋭いのである。言い古された諺は‥

  • 顔の地殻変動

    自分が老いたせいだろう。ひとを見て、もろもろ想像してしまう。例えば、若い顔、中年の顔、老い顔、街でも車内でも、tv画面などでも、歳を重ねて人の顔の変わっていく図を無礼ながら、つい勝手に想像してしまう。若い顔はその老い顔を想像し、老いた顔はその若き日の表情を浮かべて見る。Tv画面に出てくる著名人を見て、あの人のこんな老い顔を見たくなかったと思ったりする。顔のつくりは、地殻変動の如くに、歳を経るに従って変じる。おやっと思うほど印象の変わる人もいる。幼い子どもたちは、そういう想像を全く誘わない。老いに最も遠い彼らの無邪気さと幼な顔は、どの子もとてもみずみずしい。そして、やはりわが顔を身体を思う、抗っても、皺もシミも弛みも、老いがすっかり覆っている。細胞の代謝はうまく働かなくなっている。受け止めるしかないことばか...顔の地殻変動

  • 無理矢理に

    無理やりに歩いて暇を潰しけり老いまぐれ未来という字をジッと見る老いる身に”終活”煽るお節介萎たる家屋見てさえ我が身かな残日は台風一過の心地あり抗えど見映えは老いて席貰い風通る枕ひとつの昼寝かな風呂あがり夜風を浴びる股間かな陽ぞ憎し日陰をたどりて遠回り眉薄れ老けの中和にメガネ黒競技者に無心の拍手白き歳走りゆく少年の勢い羨まし夏のような秋が来てまだ素麺の昼無理矢理に

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