水島治郎著『ポピュリズムとは何か』読後の感想と考えたことまとめ

水島治郎著『ポピュリズムとは何か』読後の感想と考えたことまとめ

今回は最近読んだ図書についてです。誰もが若かりし頃に無条件に賛同しがちな「民主主義」ですが,近年国内だけでなく世界的にも綻びが見え始め,ポピュリズム,衆愚政治といった形で露見しています。感心が出てきたので関連図書を物色した結果,水島治郎氏著の『ポピュリズムとは何か』を見つけて読んでみることにしました。読後に気付いたのですが,石橋湛山賞を受賞した評価の高い本のようで,実際「ポピュリズム」について網羅性高く客観的かつコンパクトにまとめられた読んで納得の良書でした。今回は読後の感想,考えたことについて備忘録的にまとめてみました。 本の概要 読後の感想 ポピュリズム成立の条件①移民の問題 ポピュリズム…