『半導体戦争~世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』を読んだ感想

『半導体戦争~世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』を読んだ感想

年末年始の休みを使って,米国人政治学者クリス・ミラー氏著の話題の本『半導体戦争~世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防』を読んでみました。500ページ近くある大作ですが,読みやすい文体で,自分自身が半導体の研究に関わっていて業界にはある程度精通していることもあり,なんとか読破できました。本の内容と併せて,自身の経験も踏まえた読後の感想を備忘録的に書いてみました。 半導体戦争を読んだ感想 凄かった日本 没落する日本半導体 たまたま強かった日本 韓国・台湾の隆盛 中国の台頭とリスク 米国中心主義が見え隠れ 結論が見えにくいラスト まとめ 半導体戦争を読んだ感想 今回読んだのはこちらの本です。本…