翼に乗ってついに大都会へ 平和ボケに救われたこと
朝食用に購入したタルト入りケーキ箱を嬉々と抱えながらアパートホテルのロビーを通り過ぎようとしたところで、レセプションの男性に呼び止められた。 梨と桃のタルト、郊外のケーキ屋さんであったため一個280円程度。中心街では高額 レセプショニストは、首から掛けた私のカメラを指している。最初、私は呼び止められた理由が予測出来なかった。 「ここで写真を撮影したら駄目だよ」、とレセプショニストは憤慨している。私は困惑した。写真を撮影していて注意されたことはスウェーデン国内では一度も無かった。 私が撮ったのはアパートホテルの入り口であった。その時、客は誰もおらず、入り口からはレ
2022/06/23 05:57