縄文ノート169 東西ストーンサークル文明:「ストーンヘンジ」と「阿久(あきゅう)・阿久尻(あきゅうじり)遺跡」
不思議なことに、ユーラシア大陸の西端のイングランド島と東端の日本列島に、ほぼ同じ時期にストーンサークル文明がおこっています。しかも、どちらにも石器・巨石文明の前に木器・巨木文明があったことが明らかとなっています。 世界から160万人/年の観光客を集めるイギリスのストーンヘンジに対し、西のストーンサークル文明はやっと北海道・北東北縄文遺跡群が世界遺産登録されたところです。 私は「縄文ノート49 『日本中央縄文文明』の世界遺産登録をめざして」から「166 日本中央部縄文文明世界遺産登録への研究課題」などで、何度か長野県の阿久(あきゅう)・阿久尻(あきゅうじり)遺跡を取り上げてきましたが、「東のスト…
2023/05/24 13:34