紅葉ギリセーフ! 山科・毘沙門堂(3)
<紅葉ギリセーフ!山科・毘沙門堂(3)>この山科の天台宗の古刹だが、寺の起こりは飛鳥時代に遡り、「文武天皇」の勅願で「行基」によって開かれたという。寺伝によれば、大宝3年(703年)に上京区の相国寺の北に創建された「出雲寺」が起こりと伝えられている。延暦年間に「最澄(伝教大師)」が自ら作った<毘沙門天>を安置したことから、「毘沙門堂」と呼ばれるようになる。平安末期以降、度重なる戦乱で荒廃してしまうが、天台宗の僧•「天海」とその遺志を継いだ弟子の「公海」により、江戸時代の寛文5年(1665年)に現在の山科の地に再建された。その後「後西天皇」の皇子.「公弁法親王」が入寺し、以来、皇族や摂関家の子弟が門主を務める「門跡寺院」となった。宸殿前の庭には春の絶景となる、樹齢150年ほどの<枝垂れ桜>がある。「勅使門」...紅葉ギリセーフ!山科・毘沙門堂(3)
2025/01/26 09:03