読んだ本 2024年11月と12月
<読んだ本2024年11月と12月>「破れ星、燃えた」は「破れ星、流れた」に続く二巻目の、脚本家“倉本聰”の自伝だ。ある年、倉本聰はNHKと喧嘩別れみたいな形で大河ドラマ「勝海舟」を突如降板、札幌に逃避してしまう。札幌ススキノで無頼の日々をおくるが、やがて北海道に“終の棲家”にする理想の地を探し始める。中標津、根室など一年半かけて北海道を廻り、積丹の美国に決まりかけたが、土地が岩盤で水が出ないことで、また振り出しの“ゼロ”に戻る。「フラノって知ってるかい?」ある晩、ススキノで知り合った見知らぬ書道家が一つの地名を持ち出した。それが、富良野という地との運命的出逢いだった。森の中に山小屋を建て、富良野に移住した。『わが家につながる森の林道に大きな岩が顔を出していて尖ったその角がジープの車輪を傷つける。取り除こ...読んだ本2024年11月と12月
2024/12/29 09:03