京都・伏見、醍醐寺「三宝院」(2)
<京都・伏見、醍醐寺「三宝院」(2)>まだ傘の花も咲いていないようだし、では、太閤が設計したというご自慢の庭とやらをじっくりと拝見しようじゃないか。「ほぉー、素晴らしい!これを秀吉が作庭したのか・・・」目の前の中島二つだが、樹齢600年以上といわれる五葉松が覆っている手前のが「亀島」。その右隣が「鶴島」で、すぐ左の石橋が鶴の首にあたり、いまにも五葉松の鶴が飛び立とうとしている躍動感を表しているそうだ。池の向こう岸の樹林のなかに、醍醐寺全体の復興に尽力した秀吉の恩に報いるために豊臣秀吉を祀る社、「豊国大明神」が建立された。(ジツに変化に富んだ庭園なので、桜の木が少なくても充分に良さそうだな・・・)三宝院のどこかに移し植えたとしても、庭園は、実際に桜は少ないのかもしれない・・・。慶長3年(1598年)、<醍醐...京都・伏見、醍醐寺「三宝院」(2)
2024/06/23 09:03