長野県・諏訪湖周辺の水害を歴史から考える②
こちらは前回の記事です。 www.kenkobit.site 前回は釜口水門ができるまでの諏訪湖と洪水の歴史を見てきました。今回は現・釜口水門ができてからの洪水について見ていきたいと思います。 23年ぶりの大洪水 釜口水門を観察する 湖水位について 放流量について 23年ぶりの大洪水 上の図は江戸時代から大洪水が起こった年をまとめた表です(「水の資料室」掲示物)。現・釜口水門ができたのが昭和63年ですので、その後諏訪湖が氾濫したのは平成18年の一回だけだったことがわかります。 平成18年7月17日~19日の3日間にわたる豪雨で総雨量400ミリに達し、諏訪湖が想定していた水位を超えてしまい23年…
2020/07/15 00:58