【七十二候】鶏始乳‥にわとりはじめてとやにつく
『雞始乳‥にわとりはじめてとやにつく』 1月30日から2月4日頃 大寒の末候となり、七十二候の最後を締める『雞始乳』の頃となりました。 雞始乳の「とや」とは鳥小屋の意味で 「とやにつく」とは、鶏が卵を抱いて巣に籠ることを意味しています。 店頭で一年中手に入るため、卵の旬など気にしたこともなかったのですが 本来は、春から初夏にかけての時期にしか産まれない貴重なものだったようです。 一日の中で、夜が明け朝が来るのを知らせる ことから明告鶏とも言われる鶏は、一年の周期の中では、長い冬の終わりを教えてくれます。 鶏が卵を抱き巣に籠ることは、春の到来を 知らせる
2023/01/30 20:42