おかえり、ヘンリー

こんにちは。 天国から下界にいる家族を応援する犬 ライラです。 6月12日、猫のヘンリーが 天国に帰ってきました。 ヘンリーがある日突然 下半身不随になってから 24日目の事だった。 その日の前夜、 調子が悪くて眠れない夜を 過ごしていたヘンリーは 朝の5時頃お外に行きたがったの。 朝露で濡れている芝生の上に お父さんはペンキ塗り用の 大きな布を敷いて、 寝袋の中で ヘンリーと一緒に 横になったんだ。 段々と明るくなってゆく 朝日を観ながら 鳥のさえずりを聴いているうちに ヘンリーは落ち着いてきて 眠くなっちゃうくらい リラックスしてた。 (犬達も参加してきた) 朝の9時くらいになると 段々と…

リリーとルーシーが!!

こんにちは。 お空の応援団長ライラです。 ちょっとの間 ブログをお休みしている間に 我が家に事件が起こったの。 チワワのリリーが ソファに飛び乗るの失敗して なんと足骨折した!! リリーといえば 4年前お母さんが勤めてた 動物病院の前でトラックに轢かれて 急遽運ばれてきたんだけど、 その時は奇跡的に軽症で済んだのよ。その後元飼い主も現れず、 里親募集しても運命の人は 現れなかったので、 うちに来る事になったんだけど、結局リリーの運命の人は お母さんだったってわけ。 トラックに轢かれて無事だったのに ソファから落ちて骨折って アンタ一体なんなのよ! (自分でもよくわからない…) 大慌てで病院に行…

カーターの変化

こんにちは、お空の応援団長ライラです。 私が天翔して今日で一か月。 下界にいる家族は 相変わらずだけど、 少しずつ私のいない生活に 慣れてきたようね。 今回はカーターと私の秘密 についてお話するね。 私が天翔した後のカーターは、 お尻を叩いてオラオラけしかける 私という存在を失って、 すっかり隠居生活に入って しまったの。 たまにゆっくり起き上がって 家の中をゆっくりクンクンして、 私の事を探していたけれど、 しばらくするとあきらめて 横になってハーーーッと ため息ついてそのまま 深い眠りにおちいる日々。 アンタ！このままじゃ もっとじいさんになっちまうよ！ だから私はカーターの夢の中に もぐ…

その後の我が家

こんにちは、ライラです。 私が天翔してから 一週間以上が過ぎた頃もうそろそろみんな 楽しくやってるだろうと思いきや、相変わらずカーターは寝てばっかり ジャックはメンタルが不安定、 リリーは寂しくて 毎日毎日私のケージの中で ふて寝してる。 (番長の匂いがする…) (ほっといてくれ…) 一番最初に通常モードに戻った犬は 新入りのキツネ犬ルーシーだった。 ( え? 何か言った? ) 最初の数日間は、 私の好きだった場所の匂いを クンクンしたり、 (私の)カーターへのちょっかいを 控えてたのに、数日経ったら ちゃっかり普段のペースに 戻りやがった!そりゃアンタ達の幸せな今後を 応援するって言ったよ。…

What A Wonderful World! 楽しい犬生だった！

こんにちは！ライラです。 久しぶりのブログ、 まずはお知らせです。 わたしライラは2月25日2021年に 神様から天使の羽を授かり 地上から天国へ移動しました。 (愛らしくかわいいわたしのようなライラックのお花） このブログは心不全にも負けない！ というタイトルだったけれど これを機に 天国の応援団長犬ブログに変更します。 ひとつだけ知ってほしいのは わたしは心不全には負けなかった！ ってこと。 負けず嫌いじゃないの！ ホントなの😤😤 最後の最後まで一家の番長として みんなを引き連れて歩いて ご飯もいっぱい食べて じゃあ後でね！っていう感じで 去っていったのよ。 でも急にいなくなっちゃったもん…

ペットとコロナについて

こんにちは、ライラです。 おかあさんのイロイロな事情で ずっとブログを休んじゃったけれど わたしも他の犬達も猫達も元気です。 新しく家族になった キツネ犬のルーシーも わたしが厳しくしつけしてる おかげで、 この家の（わたしの）ルールに だんだんと馴染んできました。 (え! ルールなんてあったの?) アメリカは今コロナウィルスで 大変な事になっていて わたしの住んでる田舎の州でも、 ロックダウンで街中が静かになってるの。 人間がロックダウンの中、 いつもロックダウン状態の 動物達は自由になって 普段人間の鳴らす必要のない音に 脅されることもなく、 人間に都合よく作られた 色んなルールから解放さ…

キツネっぽい犬が来た

こんにちはライラです。 （くつろぐリリーとわたし） 先週の水曜日のこと。いつものようにくつろいでたらお父さんがキツネを連れて帰ってきた。 （あーー疲れた…） クンクンクンクンオシリの匂いを嗅いだらその子は犬だった。 （シャンプーしたよ） お父さんの職場の近くにある大きな川の橋の上を行ったり来たりしてパニック状態だったその子は、 もう少しで大きなトラックに轢かれそうになったんだって。 この子の家を探してお父さんは川の近くの民家を一軒一軒当たってみたけど、 誰もこの子の事を知らなくて暗くなってきたし、近くでコヨーテの鳴き声も聴こえるし、 こんな所にこの子ひとりを置いていけないから、 お父さんはこの…

犬ブログだけど猫のごはんの話し

こんにちは。ライラです。 ……じゃなくて、猫のヘンリーです。 オレがヘンリー。 オレは元ノラだから年なんて知らねーけど たぶん今11歳か12歳くらいかな？ オレがまだ若かった頃ストリートを 徘徊中にうっかり車にひかれちまってさ。 どこかの人のいいおじさんが 母ちゃんが働いてた動物病院に オレを運んでくれたんだってさ。 それが母ちゃんとの出会い。 動物病院にしばらくいた時 オレの事を気に入った母ちゃんが にゃんこ先生として ぜひ私の家に住んでください。 お願いします！ ってオレに頼み込んだんだよ。 だからこの家に住んでいるってワケ。 本当はケンカっ早くて引き取り先が見つからなかったからなくせに……

犬の心臓病とドッグフード

こんにちは、ライラのお母さんです。 前回のブログでグレインフリーフード についてライラがちょこっと 触れていたのですが、 もう少し詳しく書こうと思います。 （近所にあるお気に入りペット専門店） 私はアメリカで動物看護師の国家資格 を得て、20年間動物看護師として 働いていました。(2018年5月30日退職)獣医ではないし、 動物栄養学のエキスパートでもない ので専門的な事は言えませんが、長い間アメリカの動物病院の現場で 見てきた私の経験や、 何人かの獣医さんから学んだ事 にもとづいて、ドッグフードの事を 書いてみたいと思います。 確かな日にちは覚えていませんが、 あれは2015年の終わり頃だっ…

わたしの心臓のお話し❤️

こんにちは、ライラです。 今日はわたしの心臓の話しをするね。 わたしは拡張型心筋症(DCM)によるうっ血性心不全って心臓病なの。この病気は普通大型犬に多い病気なんだけど、わたしみたいな小型犬もまれにこの病気になるんだって。 DCMの原因は、遺伝だとか、グレインフリーのフードを食べてる犬が心臓病にかかる可能性があるとか言われているけど、わたしはグレインフリーのフードを食べてるわけではないからいちがいにグレインフリーが悪いとも言えないし、わたしの場合はもしかしたら遺伝かもしれないけどこれだ!っていう説明はできないの。 ハッキリしているのはタウリンというアミノ酸が不足していることに関係があるみたい。…

サンクスギビング

Happy Thanksgiving Y'all!こんにちは、ライラです。 年に一度人間が食べきれないほどのごちそうを作って家族が集まり感謝する日。それを感謝祭、サンクスギビングと呼んでいるらしい。 でもわたしにとっては感謝だか何だか知らないけどそんなことどうでもいいの。わたしにとってはその日ごちそうを分けてもらえるか?ってことだけが重要なのよ。 ここでひとつだけ問題があるの…お父さんとお母さんはベジタリアンとかいうメンドくさいライフスタイルをずっと続けていて、この家では毎年ターキーは焼かないの。 まったく感謝祭からターキーをとったら一体何が残るのさ😤 でもね。近くに住んでる伯母さんが毎年ター…

隣の犬

こんにちは、ライラです。 隣に引っ越してきた黒くて大きいジェシーとかいう犬。 最初にあいつがわたしのフェンスに向かっておしっこしてたの見た時はシメてやろうとしたけど、フェンスが邪魔してできなかった。 昨日の夜はぐっすり眠って今朝いい気分で目が覚めたのにまたあいつがわたしのフェンスにおしっこしやがった! あいつに向かって一気に走り出したらお母さんが、ライラ! 走っちゃだめよ!と言って追っかけてきた。 お医者さんにわたしの心臓がどうこう言われた日からお母さんは私につきっきりでいっつも監視されてる気がする。 心不全だかなんだか知らないけど犬らしく生きさせてよ!!ってちょっと言いたい。 まだまだこれか…

犬の家族 その1 カーター

カーターとわたし わたしの家族を紹介させてね。 まずはカーター。 アメリカンピットブルだけど ピットブルに見えない犬。 年齢12歳。 カーターはお父さんとお母さんの息子 わたしのお兄ちゃんが連れてきた犬なの。 ある日お兄ちゃんの友達の知り合いの家 でたくさんのピットブルの赤ちゃんが 生まれたの。 カーターは未熟児のように小さくて 弱々しくて売り物にならないと 飼い主が言ってたんだって。 それを聞いたお兄ちゃんは、 カーターの将来が心配になって 飼い主に頼んでカーターを譲って もらったの。 でもハイスクールを卒業後、 お兄ちゃんはお隣の州の大学に 行くために 引っ越しすることになったのよ。 カー…

自己紹介

はじめまして。 ダックスミックス犬の女の子ライラです。 推定年齢は6歳半。わたしはアメリカのど真ん中にある州の 小さな街に生まれました。生まれた場所はパピーミルと呼ばれる場所 で、汚くて臭くてとてもひどい所でした。わたしが赤ちゃんだった頃、 まだお母さんのミルクが必要だったのに、 わたしはお母さんと兄弟姉妹達から 引き離されてたったひとり汚くて、 小さなケージの中に入れられました。寂しくて、いつもお腹が空いていて、 臭いし最悪な環境にいたわたしは 免疫力が落ちて病気になってしまいました。 特に皮膚病がひどくてつらかった。でもある日、たくさんの人間が 清潔なケージを持ってきて わたしや他の犬達は…