4/26 知らないと知る為には知らないと知るしかない
普段からずっと、人生やら生死やらを考えているから、大抵の人よりは分からないと分かっていることが多いと自負している(錯覚である可能性も否めないが)。 分からないと分かるということは往々にしてその構造が分かるということだ。例えば死が何かは生きている間には絶対にわからないということ。だから、死に感情を抱くのはおかしいということ。 分からないものに何らかの意思表示をするのは、明らかに変である。食べたことが無いものを「美味しかった」と言っているようなものだ。せいぜい許されているのは「美味しそう」までである。それ以上は明らかな無根拠での決めつけだ。 もっと言えば自分にとって自分の死は「ない」のである。自分…
2020/04/26 08:06