八仙 ②
〇【男】呂洞賓(りょどうひん、ルゥドンピン) 呂洞賓は、背に剣を負った書生で、 青年或いは中年男性として描かれる。 唐時代の実在の人物とされ、 幼いころから聡明であった。 科挙の試験を受けたものの合格せず、 漢鍾離について修行し仙人になったとされている。 民衆の救済に努めることを心に誓い、 各地に神出鬼没して奇跡を現し,民衆の災禍を救ったという。 〇【女】何仙姑(かせんこ、ハァシェングー) 八仙の唯一の女性で、仙姑は仙女の意味である。 唐の時代、雲母渓にいた何素の娘で、 十四、五歳のとき、夢に神人が現れて、 「雲母の粉を食べなさい。そうすれば 身体が軽くなって、不死となるだろう」と言われた。 …
2024/10/04 17:28