徐福伝説

徐福伝説

徐福(じょふく、シュゥフゥ)は、秦の時代の方士で、 不老不死の薬を求めて、日本に渡ったという伝説の人物です。 方士とは、この時代の天文学、呪術、祈祷、気功、 医薬などに通じた学者で、後の時代には 道教の道士となる職に就いていた人たちです。 秦の時代というから、2200年ほど前の時代です。 古代中国では、神仙思想が強く、修行や霊薬により、 仙人になったり、不老不死になることが信仰されていました。 徐福は、始皇帝に、「東方の三山に不老不死の霊薬がある」 と進言し、始皇帝の命を受け、3000人の若い男女と、 多くの技術者、財宝と五穀の種を持って、 東方に船出をしたが、三神山には至らず、 平原広沢(広…