急募_プレゼント_魔法
娘の話。 クリスマスが近づいてきた。 小学2年生の娘はまだサンタクロースを信じている。 クリスマス間際の品切れがなによりも嫌いな妻は、「早く欲しいプレゼント決めないと流石のサンタさんも準備が間に合わないかも」などと言葉巧みに欲しいプレゼントを聞き出す。 年長の息子からはすでに聞き出し、配達された電動式のベイブレードスタジアムはすでに倉庫の奥に仕舞われている。 そして今年の娘が欲しいものは ・・・そう、 『魔法』である。 魔法をプレゼントしてもらう。 まだハリーポッターも読んでないし、 魔法少女に勧誘してくる怪しいケモノとも出会っていない…はずだ。 まぁまだ8歳。 12歳になっていないので手紙が…
2024/11/30 23:49