マタイによる福音書5章33~37節 しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。マタイによる福音書5章34節 《本日の講壇》 イエスさまは昔から伝え聞いた教えを示しつつ、徹底した義の教えを語られます。『偽りの誓いを立てるな。主に対して誓ったことは、必ず果たせ』と言われていたことは、実際、そうだろうと受け止められるでしょう。守ることのない誓いなど無意味であるからです。誓いは誠実に果たそうとするからこそ意味があります。プロテスタント教会は旧新約聖書からの伝統として、誓約することを大切にしています。洗礼式において、受洗者は神さまと教会の前…