最新の科学に裏付けされた、成功への近道を教えることがコンセプトに、 頭をよくする方法、勉強や仕事のパフォーマンスを上げる方法を解説しています。
昼寝。 最近はパワーナップと言って、昼寝で仕事のパフォーマンスを上げることができる!と紹介する本がいくつか出ていますね。 Googleでも、社員のために昼寝用のポッドを社内に用意していたり、最先端の企業でも導入する会社があります。 今回は、そんな昼寝の効果を検証していきます。 昼寝の効果 2005年のメタ分析(R)では、健康な大人を対象とした昼寝に関する12の研究をまとめた結果、 パフォーマンスが
トリプトファン。 必須アミノ酸の一つで、体内でセロトニンやメラトニンに変換されるため、不眠症・時差ボケ・うつ病などに効果があるとされています。 (ちなみに必須アミノ酸は人間の体内で十分に生成されないため、外部から摂取する必要があるアミノ酸のことです。) 今回はそんなトリプトファンの最新の効果について紹介していきます。 トリプトファンの効果 2014年のメタ分析(R)では、血中トリプトファン濃度と鬱
「勉強時の栄養補給に飴やブドウ糖を食べるといい!」 という話をたまに見かけるのですが、 今回はそれが本当に効果があるのかについて調べた最新の研究があったので紹介します。 炭水化物の効果 2019年のメタ分析(R)では、糖類と気分・認知機能などに関する176の研究をまとめた結果、 糖類を摂っても気分は上がらない糖類を摂ると疲れやすくなる(0~30分時点:−0.15)糖類を摂ると注意力が下がる(30~
5-ハイドロキシトリプトファン(5-HTP)。 アミノ酸の一種で、体内でセロトニンに変化します。 リラックス効果・食欲を抑える効果・睡眠を改善する効果などがあるとされています。 名前のせいか、かなりマイナーであまり見かけることはありませんね。 今回は、そんな5-HTPの効果と副作用を徹底検証していきます。 5-HTPの効果 2019年のメタ分析(R)では、5-HTPに関する31の研究をまとめ、7の
今回は、モチベーションでIQが上がるかもしれない!という研究があったので紹介します。 モチベーションの効果 2011年のメタ分析(R)では、モチベーションとIQの関係について調べた2の研究をまとめた結果、 インセンティブでIQが上がる(d=0.64)元のIQが低い人の方が影響が大きいIQと学業・成績・就職・犯罪の相関はモチベーションによる影響が大きい という結論を出した。 解説 この研究の面白いと
仕事からリフレッシュするために、旅行に行ったりしますよね。 ちょっと普段と違うことをするだけで、現実から解放された気分になります。 僕もたまに知らない場所を散策したり、未知の味を求めて食べ歩きしたりします。(孤独のグルメ感) 今回は旅行とメンタルの関係性について調べた、いい研究があるので紹介します。 旅行の効果 2009年のメタ分析(R)では、旅行が健康とメンタルに及ぼす影響を調べた7の研究をまと
バイノーラルビート(Binaural Beats)。 左右の耳で違う波長の音を聞くことで、脳波をコントロールするという最近出てきた手法です。 認知機能が上がる・不安を軽減する・寝つきを良くするなどと言われています。 今回は、そんなバイノーラルビートの効果を最新の論文を引用しつつ検証していきます。 バイノーラルビートの効果 2018年のメタ分析(R)では、バイノーラルビートと認知機能・不安・痛みに関
犬や猫などのペットってかわいいですよね。 今回は、アニマルセラピーでメンタルが良くなるのか徹底検証していきます。 アニマルセラピーの効果 2007年のメタ分析(R)では、アニマルセラピーに関する49の研究をまとめた結果、 自閉症の改善(d=0.72)健康(心拍数、血圧、運動能力)が改善(d=0.59)問題行動(言葉による抵抗・攻撃性・暴力・ルールの遵守)が改善(d=0.51)幸福度を改善(d=0.
更年期障害。 女性にとってはかなり深刻な問題。 症状としては 血管運動神経症状顔の火照り、ホットフラッシュ、異常発汗、動悸、目眩、高血圧症精神神経症状情緒不安、イライラ、不安感、抑うつ、不眠、頭重感 などがあります。 仕事どころではないし、大変ですよね。 残念ながら、男の僕にはその辛さがわかりません。 しかし今回は、更年期障害への対策に関する最新の研究を紹介することで少しでも役に立てればいいなと思
普通に生きていれば、嫌なこともあったりしますよね。 今回は、そんな時に「自分が思っていることをそのまま書く」だけでメンタルが改善するというお話です。 これを、「エクスプレッシブライティング(筆記開示)」と言います。 この記事では、エクスプレッシブライティングの効果を紹介していきます。 エクスプレッシブライティングの効果 2015年のメタ分析(R)では、若者(10−18歳)を対象とした21の研究をま
あなたは自分の仕事に満足していますか? 仕事は僕たちの人生の多くの時間を占めるものの一つです。 それに満足していないということは、人生の大部分に満足していないということになるかもしれません。 今回は仕事満足度は健康・幸福・成果などにどう影響するのか、そしてどうやって仕事満足度を上げるのかについて徹底的に調べたので、わかりやすく解説していきます。 仕事満足度・健康・幸福・成果の関係 2016年のメタ
ジョブクラフティング。「仕事を作る」という意味です。 誰かに言われてではなく、自分で仕事を工夫したり、新たに意味を見出したりする方法です。 今回は、そんなジョブクラフティングの効果を紹介していきます。 自分やチームの仕事のパフォーマンスを上げる参考にしてみてください。 ジョブクラフティングの効果 2017年のメタ分析(R)では、ジョブクラフティングに関する122の論文をまとめた結果、 性格との相関
オメガ3。 魚やナッツなどに多く含まれる、必須脂肪酸ですね。現代人の食生活だと不足しがちなので、よくサプリで売られてますね。 基本的には、アルツハイマー病や、認知症のリスクを下げるとされています。 しかし、健康な人が使って頭が良くなるのか?というのが今回のテーマ。 最新の論文を引用しながら、オメガ3の効果と副作用を検証していきます。 オメガ3の効果 2015年のメタ分析(R)では、24の研究をまと
ヨガ。 もともとは、インドで生まれた心身鍛錬のための修行法ですね。 今では、特に女性に人気のあるエクササイズとしてあちこちにヨガ教室などを見かけます。 今回はヨガの効果を検証していきます。 ヨガの効果 2015年のメタ分析(R)では、ヨガと認知機能に関する15のRCTと7の短期曝露研究をまとめたところ、 RCTの効果認知機能が向上(g=0.33)注意力と処理速度が向上(g=0.29)実行機能が向上
うつは誰にでも起こりうる病気です。 WHOによると、世界で3.5億人が鬱に悩まされています。 今の地球の人口は77億人とされているので、全人口の4.5%が鬱ということになります。およそ20人に1人が鬱にかかっている計算です。 世界的にみても、かなり深刻な問題になっています。 自分は大丈夫だと思っていても、知らない間にうつになっていることもあったり。 今回はうつの原因になりそうなものを特定して、でき
ビタミンD。 必須栄養素の一種で、日光浴などで生成される。食事やサプリでも摂取できる。 海外では、サプリの摂取が医者や政府から推奨されている。(特に日光が少ない地域) 今回はビタミンD ビタミンDの効果 2017年のメタ分析(R)では、26の観察研究と3の介入研究をまとめた結果、 ビタミンDが欠乏すると認知機能が低下(d=0.13)サプリで摂っても大きな効果はなしサプリの摂取による効果はまだ十分な
季節の変わり目は風邪をひきやすいです。 そこで、今回は科学的に正しい風邪予防法を解説していきます。 風邪予防の方法 ビタミンC 2013年のメタ分析(R)では、ビタミンCと風邪の関係を調べた63の研究をまとめた結果、 風邪予防一般人には効果なし(d=-0.017)緯度が高い地域での運動(マラソン・スキー・兵士)では風邪になりにくくなった(d=0.48)風邪の期間大人は風邪を引いている期間が短くなっ
メラトニンは睡眠を司るホルモンの一種です。 普段は体内でも生成され、夜になると眠気を誘発します。 そういう経緯もあって、不眠症・時差ボケに効くサプリとして売られています。 睡眠の質が悪いと劇的に頭が悪くなるので、睡眠の質を上げるのはかなり大事。 なので、今回はメラトニンのサプリが睡眠の質を改善するのかについて検証していきます。 メラトニン(サプリ)の効果 2018年のアンブレラレビュー(R)では、
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