官能小説です 文章は全くの独学で、情景描写や心理描写が少なめです 10月13日スタート、週一更新です セリフ運びなどは古臭いです よろしくお願いします
12. 和樹と彩香の不適切な関係に、美羽はすぐに感づいていた。和樹はともかく、彩香の変化があからさま過ぎたのだった。美羽と優斗のいる朝の食卓でもお互いにチラチラと視線を送り合い、無言で意味深げに微笑み合っていた。ただ、美羽の知る恋愛とは少し違うよ
11. 会社を終えた後、和樹が彩香を迎えに病室に寄った。また短く挨拶をして、子供たちを理由にして二人連れ立って帰って行く。病院の門を過ぎると暗闇に乗じて彩香の肩を抱いた。前日とは違って女は身を固く拒絶することなく、柔らかい態度で頭を男の胸に預けた。
10. 翌日は食事を済ませて子供たちを送り出し、一人で外出ができない彩香に付き添って和樹は大介のいる病院へ出向いた。彩香を病室まで送ると挨拶だけ済ませて会社を言い訳に早々に出て行く和樹を、大介は何か感づいたのか訝し気な表情で見送る。和樹の方は大介を
9. 和樹ば大人しくなった彩香を抱き起し、自分の部屋へ連れ込んだ。既に抵抗の意思は弱く、されるがままにベッドに運ばれ、目を閉じて和樹を待つ。 夫を裏切る恐ろしさよりそれまで考えもしなかった熱く逞しい体と情熱的な行為に、若い彩香の肉体は好奇心を抑え
8. 学校から帰って来た子供たちに事の次第を伝えて、またすぐに命がどうこうということではないという説明をした。今後家のことも、自分がなんとかやっていくからという和樹の言葉にひとまず子供二人は安堵の息を漏らした。軽い食事の後、それぞれの部屋へ帰って行っ
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