怖い話のまとめサイトです。筆者が読んで怖いと思った話を毎日3本立てで更新しております! 怖い話が好きな方はぜひ立ち寄って下さい。
夜、会社帰りで自宅近くの信号が青になるのを待っていた時なんだけど、信号待ちの先客に若い女の子が一人いた。 夜で暗かったので多少の色の違いはあるかもしれないけれど、上は黒っぽい色の薄手のパーカー、下はカーキ色?の短パン(カボチャパンツみたいな形のやつ)、さらに蛍光紫?のストッキングで靴が赤いハイヒールだった。 なんか色がごちゃごちゃしてるなーと思って眺めてた。 その日は朝から雨が降っていて、私もその子も傘をさしてた。 その子の傘は黒地に銀色で星座がプリントしてあった(関係ないが、私の傘は透明ビニール) 厨二病が疼く傘だなーと思いつつ、今度は傘を眺めていたら、視線に気付いたのか女の子がこちらを見た…
幼稚園の頃、私は何でも知りたがり色々な疑問を、両親や祖父母に聞いていました。 ある日私は近辺の地名に由来があることを知り、とても興味を持って詳しく聞いていました。 地域の歴史に詳しい母と祖母は、私の言う地名の由来をスラスラと答えてくれていました。 ただ一つの地名を除いて…。 仮にそこを`赤丘`と名付けましょう。 その地名だけは由来を聞くと話をそらしてしまいます。 所が何回か由来を聞くと 「赤粘土の土地だから赤、それに丘も多いでしょ?だから赤丘なのよ」 祖母が、まるで思い出したかのように教えてくれました。 同時に何かを隠すかのように語りはじめたように思えたのです。 当時幼い私でも何となく不可解に…
うちの大学は毎年学園祭でワンフロア全部使ってのお化け屋敷が恒例のイベントでな。 それがまた毎年何かしら不可解な出来事が起きるので有名。 一応作業開始前と撤収後に神主様にお祓いをしてもらってるんだけど、前回の学祭でもいろいろあったらしい。 そのうちの一つで、俺の友人が体験したらしい準備期間中の話。 その日も例年のごとく大人数で夜作業時間ぎりぎりまで準備作業を行っていた。 大方は自分の荷物を持って外付けの階段から一階まで降りたんだけど、先生と残り数名は機材確認してから全員で一気にエレベーターに乗り込んだ。 エレベーターの扉を閉める前に先生が 「おーい、もう誰もおらんなー?」 とフロア全体に響くよう…
10年近く前の話 大学の帰りに近くに出来たブックオフに寄ったので、いつもとは違う道を駅まで歩いていた。 8時過ぎていたと思う。 突然猛烈な便意を催した。 辺りにはコンビニとかマックとかはなく、焦った俺は偶然通りかかったちょっと新しめの雑居ビルに飛び込んだ。 エレベーターを使うのももどかしく階段で二階へ上がったが、廊下を見渡してもフロア内にトイレが見当たらない。 おかしいと思ったが漏れそうだったんで見切りをつけて三階へ上がった。 廊下を見渡すと奥にトイレの表示が見えたので早歩きで向かった。 途中どっかの会社のオフィスを通り過ぎた。 廊下側も窓になっていて中でたくさんの人たちが働いていたのが見えた…
姉の娘(エリカ)が7歳の時、極度のうつ病になった。 当然学校へも行けず、一日中家にいても誰とも話さず、気に入らない事があると癇癪を起こして泣きわめいていた。 その頃義兄は海外で単身赴任中のため姉が心細いと言うので、私もできる限り姉の家に寄るようにしていた。 ある日、姉は今住んでいる都心のマンションはそのままで、庭のある家を借りるから、一緒に住んでもらえないかと聞いてきた。 色々考えた末に、環境を変える事でエリカが良くなるかもしれないと医者に言われた事を、実行することにしたそうだ。 その頃私は、都内の実家から郊外にある職場へ通っていた。 姉は私の職場から比較的近い所に家を見つけた。 引越しが済み…
こないだバイトの帰り急に大雨が降り出してきて傘もなかったから駅から家までダッシュすることにした 道路沿いの道を走ってたんだけど、道の脇にある公道花壇の土の中に人の顔があった ん?顔?と思って戻ってもう一度見てみると、やっぱりあった 花壇の土の中から顔が上向きに出てる(土に埋められて耳から前が出てる感じ) でもその花壇に人が埋まるスペースなんてない 本当に顔が埋まるくらいのスペースしかない 全く意味がわからなくて、でもとりあえず 「・・大丈夫ですか?」 と声をかけた 顔はずっと目を開いててずっと上を見つめながら一言、 「かわりますか?」 と言ってきた なんて返事すればいいのか迷っていると、自分が…
似た住所の同姓の人の郵便物がたまに誤配送される いつも黙ってポストに投函し直していたがある日、誤配送された封書を自分宛と思い込み開封してしまった 中身は結婚式の招待状だった が、案内状は真っ二つに破られていた そして、メモ帳に 「犬畜生お母さんに謝れ」 と書かれたものが入っていた 宛先も送り主も同じ苗字の女性 手紙の方を読んだら、もう少し事情を知れたかもしれないが怨念のこもった犬畜生の文字が恐ろしく、そのまま郵便局に届け出た その夜眠っていると、物凄い雨音で目が覚めた と言うか、雨に打たれていた 気が付くと私は真っ暗な中で雨に打たれながら 「○子ー!○子ー!」 と知らない名を怪鳥のような声で叫…
友人にとっては洒落にならないくらい怖かったという話。 友人が自宅の部屋で寝転んで漫画を読んでいると、突然ラップ音みたいなパン、パンという音が立て続けに聞こえてきた。 続いて廊下を歩き回る足音や、何かを引きずるような音、ぼそぼそと囁くような声まで聞こえてきたらしい。 友人は一人暮らし。 家の中には他に誰もいない。 挙句の果て、ドアや壁を手で叩くような、 「バン!!」 って大きな音まで聞こえてきた。 友人は今まで霊体験とかなかったらしいんで、かなりビビッたらしい。 だが幽霊は怖がると益々付け上がる(?)みたいなことを本で読んだことがあったみたいなんで、思わず 「うるせえ!!」 って、どこにともなく…
もう20年くらい前の話だが小4くらいの頃、山梨のじいちゃん家にたけのこ掘りに行ったときのこと。 春休みだったかGWだったかは忘れたが、我が家では毎年春先になるとじいちゃん家の裏山にたけのこを掘りに行く習慣があった。 その日も例年同様に朝からみんなで裏山でたけのこ掘ってたんだ。 親父と母ちゃんペアと俺とじいちゃんペアに別れてな。 じいちゃんはたけのこ見つけるのが凄く上手くて、俺はじいちゃんが掘ってみろって言ったとこを掘るだけだったがザクザク採れてすんげえ楽しかった。 お陰で昼すぎくらいには持ってきたザルが一杯になった。 親父・母ちゃんペアも首尾は上々だったみたいで、そろそろ切り上げて戻ろうぜって…
Gさんという私の友達が体験した話。 当時バイト先の仲間内で流行っていた 「潰れたテーマパークのお化け屋敷に青い熊が出る」 ていう噂がありました。 Gさんはすっかりこの青い熊に魅せられたらしく、噂を確かめてみたくなってそのテーマパーク跡地まで車を走らせたそうです。 ですが何分山奥で途中で道を間違えてテーマパークに着いた時には夜9時を過ぎていました。 途中の山道で立ち寄ったガソリンスタンドの女の子の店員に道を聞くまでずっと同じ山道をぐるぐる回っていた事に全く気づかなかったそうです。 Gさんは少々ビビリな性格なのですが 「せっかくここまで来たのだから」 とデジカメとライトを片手にテーマパークに入って…
大学4年生の初夏の話といっても2年前だけれども… アパートは都心から離れるため、衣服や家電関係は車でないとなかなか行き難いものがあった。 ある日、仲の良い友人Aと、私の車で服を買いに行こうという話になった。 ところが、私の車のバッテリーが上がってしまっていた。 普段なら車のことは後にして電車で行こうと思うのだが、何故かバッテリーを充電しようと思った。 近場で且つ車持ちの友人に連絡を取ってみたところ、友人Bが 「都心の駅まで送迎をしてくれるなら、車を貸してやんよ。迎えは深夜だけど」 と言ってくれたので、内心 「なら充電させてくれた方が(ry」 等と思いつつ、そこは承諾。 Aにこれまでの経緯を説明…
具体名はふせるけど、俺は研究所とか実験所が多いとある地域に住んでる もう3、4年前だが、俺は夜遊びが好きだった 自宅は大きな研究所に面した閑静な住宅街 深夜2時前後、俺は盛り場からマイカーで帰るところだった 灯りが少ない道でふと余所見をしたせいで、飛び出してきた奴とぶつかっちまったんだ やべえ…と青くなって、車から降りてそいつのところへ駆け寄ったんだけど… そいつ人間じゃなかったんだよ… 動物って意味じゃない 見た目裸の男性なんだけど、体が不自然に黄色くて、そして顔が不気味だった 口が円形で360度内側に向かって歯が生えてて、目はほっそい 基本的に無毛、あと生殖器は足のせいで見えなかった そい…
地元にある舞子墓園ってとこで自分と友達が体験した話 自分の人生の中で唯一といっていいくらいハッキリ異常だと言い切れるおかしな体験だった そこはそこそこ大きな下り峠の中に墓園を作ったような場所で、それなりに色々な噂はあった 夏になれば自分も友達と一緒に肝試しをしたり写真を撮ったりしたけど、一度も心霊的なことは起こらなかった そんな夏が過ぎた冬のある日の夜、遊びにいった帰り道友達とチャリを押しながら 「近道なるし墓園通って帰ろうや」 という話になった 墓園は結構急な上り道なだけあって確かに近道になる 二人でチャリを押しながら墓園に入っていった 世間話をしつつ墓園の中の車道を進む ここは基本的に灯り…
自転車で走っていた時、ヒソヒソ声が耳に入ってきた 振り返ったら大きめのゴミ収集ボックスがあったから物陰に誰かいたのかなと思ってやり過ごした でも、5秒くらいしたらまたヒソヒソ声が聞こえてきた 左耳の後ろ至近距離。 ありえない走ってるのにドラゴンボールの歌で景気つけて立ちこぎしたら、チェーンが外れたのか転倒した 路上で身悶えている間も耳から声が離れない。 同じ位置で同じ調子 (未然連用終止連体仮定命令!未然連用終止連体仮定命令!) 必死に唱えた。 錯乱してた だんだんヒソヒソ声に輪郭ができてきている 意識を内向きにしようと無理やり何でもいいから考えた 逆に声がクリアになっていく わかった。 子ど…
俺は、彼女と某アウトレットに行った帰りの道を車で運転していた。 途中、何の変哲もない赤信号の交差点があった。 俺の車の前に4台、信号待ちの車が停まっていた。 「ああ、4台停まってるな」 と何の気なしに確認したことをはっきりと憶えている。 前の車の後ろにつけて車を停止し、見るともなく下のカーナビの時計に目を落とした。 午後3時35分か。 次の瞬間、後からものすごい勢いでクラクションを鳴らされた。 しかも1台ではなく、2・3台から 「パ・パ・パー」 と鳴らされている音が聞こえる。 なんだ!?と思って前を見ると、前にいたはずの4台の車が跡形もなくいなくなり俺の目の前の道路はがら空き、信号も青になって…
日本がまだまだ貧しかった、昭和31年の話。 東京E区に住んでいたA子さんが近所の小川で、1枚のワイシャツを拾った。 ちょっとした汚れはあったけど、洗えば落ちそうだし、綺麗にして父親にあげようと彼女はそれを持ち帰った。 今なら考えられない事だけど、当時の庶民の生活水準からすれば、わりと当然の感覚だったらしい。 その日の夜、近所にお使いを頼まれたA子さんは、とある田んぼ道を歩いていた。 当時は家も建てこんでいなかったし、ぽつんぽつんと設置された街灯の頼りない光で、周囲の様子がぼんやりとわかる程度。 その薄闇の中、ふとある光景がA子さんの目に飛び込んできた。 ごそごそと動く黒い塊。 よく見ると一人の…
実家が葬儀用具の卸売をやってた。 親父が確か4代目だか3代目。 俺は長男で跡継ぎだったんだけど、経営が傾いていたことと、俺自身そんなに継ぐつもりもなかったので、 親父が脳溢血で死にかけたのを機に会社を畳んだんだ。 寺とか神社とか、葬儀会社とかの直接な仕事じゃないとはいえ、やっぱり人の死で稼ぐ商売。 心霊的な話はチラホラ親父から聞かされてきたし、たまーに俺も体験することがあったんだけど、その中で一番ヤバイ話。 会社を畳むことが決まって、家族で色々と片づけてた時だ。 事務所は親父の生家(随分前から住んではいないけど)だったから、会社の在庫やら親父、おばさんの私物やらが沢山あった。 で、まだ使えそう…
私は所謂「見える人」だ。 といっても「見える」「会話する」ぐらいで他に特別な事が出来るわけではない。 例えば分かり易く事故現場にボケっと突っ立つ、どことなく色の薄い青年。 私と目が合うと照れくさそうに目を逸らす。 20余年こんな自分と付き合っていて、生きている人間と同じくらいの「何か」に引き留められている色の薄い(元)人を見てきたが、彼らがこちらに害を加えようとした事はほとんど無い。 ある人は何かを考えこんでいるような。 またある人は虚空を睨むように、その場に留まっている。 自由自在に移動しているような奴は本当に極稀である。 正直、オカルト好きな私にとってこの体質は非常に有難い。 ラッキーと思…
ある会社に同期入社のAとKがいた。 二人はお互い切磋琢磨し、重要な仕事を任されるまでになった。 しかしある時から些細なことでKが会社内でいじめられるようになった。 最初のうちはAはKを励ましていたが、部署全体がKをハブるようになってくるとAも次第にKのことを見て見ぬ振りするようになった。 そして次第にKは会社に来なくなり、ついに皆、Kという社員がいたことなどすっかり忘れてしまった… 5年後、Aは部長に昇進しており順風満帆な日々を送っていた。 ある日の夕方、Aが帰宅の準備をしているときふと窓の外に目をやると、向かいの4階建ての雑居ビルの屋上から今にも飛び降りそうなKの姿があった。 Aは向かいの雑…
ウチの会社の事務所、小さい会社で数年前に引っ越したんだけど、引越し前の会社で変なもの見たっていう人が何人もいた 自分は生まれてから一度も幽霊見たこと無いって思ってるけど、ワイシャツにネクタイした居ないはずの誰かをその事務所で見たことがある でもたぶんあれは気のせいか自分が疲れてただけだって思い込むようにしてた で、数年前に引っ越した今の事務所ではそんな話はまるっきり無くなった で、今日、ひとり休日出勤してたんだけど、なんか一日中変な感じがしてた 具体的に書くと、事務所のどこかでラジオが小さな音でずっと鳴ってるような感じ どっかのPCかプリンタのファンが変な感じで回ってたりとか、PCのボリューム…
大学生の頃、電柱になる夢を見た。 見える景色は地元の見覚えのあるが少し違った場所だった。 私はただそこに佇み犬の散歩をする人、腰の曲がったお婆ちゃん、ただの通行人を眺めて一日が終わり、また次の日も同じように一日が過ぎていくだけ。 現実の睡眠時間は7時間程度だったが、その夢の中では一生とも呼べる程長く退屈な時間だった。 その夢の終わりは工事で電柱の場所が変わって私は居なくなった、という結末でようやく私は解放された。 目が覚め、いつもの様に学校へ行き、帰りに夢に出て来た場所へ行ってみると夢で私だった電柱はなく幅1m、高さ2mくらいの鳥居らしき物と密接した一人二人くらいしか参拝していなさそうな1畳く…
20年くらい前に俺が経験した話 小学校に上がりたてだった俺はさっそく出来た友達と毎日のように遊んでた その友達の家は学校から見て山の間反対側にあって小学生の足じゃ1時間ぐらいかかるようなところにあった。 で、その友達の家の周りには田んぼしかなかったんだけど、友達の家の向かい側に一件だけ家があった。 いかにも昭和初期に出来たようなボロクサイ家で住んでいるのも腰が曲がった小汚いじーさん一人だった。 でもそのじーさんが結構変な人で、話したことはないんだが俺が友達の家の側に自転車止めるとそのちょっとした音に反応して家の扉開けてじっとこっちを見てんだよ。 俺が友達の家にはいるまでずっと。 これが毎回続い…
完全に自分語りになるんだけど、この季節になると、どうしても思い出てしまうんで、少しでも話を聞いてもらって気持ちを和らげたい。 俺が大学一年生の頃。 めでたく一人暮らしをすることになって、大学から自転車で二十分ぐらいのところにあるアパートを借りたんだ。 坂の上ですごい日当たりが良くて2階。 家賃は3万。 都内なんだよこれで。 安くて良い物件だなーって思いながら、大学生活を満喫してた。 1、2学期はフルで単位とれた。 この調子で二年生もがんばろーとか思ってたんだけど、彼女なんてもちろんのこと、友達も少なくて、五月病やら梅雨時が重なって、あんまり家から出なくなって授業も出なくなった。 まあそんなこん…
一昨日の夜にあった俺の怖い体験談です。 実は2日経った今もガクブルで会社休んでる。 俺の会社は8階建てのオフィスビルに入っていて各階ごとに違う会社が入っている。 今回関係あるのは4階の会社にいる俺と1階の不動産屋のKさんと5階の弁護士事務所のFさん。 一昨日の22:00ぐらいに残業の合間に喫煙場所にタバコを吸いに行った。 喫煙場所は屋上にある。 屋上に出ると先客がいてよく顔を合わせる5階の弁護士事務所のFさんがいた。 弁護士のFさんとはいつも喫煙所で顔を合わせると挨拶して世間話をする間柄だった。 だけど一昨日の夜は挨拶しても軽く会釈されただけで睨まれてしまった。 「あれ?」 と思ったが、話をす…
社会人になって1年ぐらい経ったころに起きた心霊現象を語る。 俺は元々所謂“見える”人間だった。 高校・大学時代に有り余った時間にかこつけて心霊スポット巡りとか廃墟に突撃とか頻繁に繰り返したりしていた。 それも社会人になり東京の会社に就職する事が決まって、きっぱりとそんな学生気分にケジメをつけて、もっと他人と気軽に共有できる趣味でも持とうと思っていた。 早速東京の部屋を探しに母親と一緒にあらかじめ目星をつけていた物件を見てまわることになった。 その中でも23区内で月5万、1Kの風呂トイレ別で築10年ちょっと、更にはベランダ付のかなりの優良物件を見つけた。 他の候補もあったが、不動産会社の人も 「…
30年ほど前、TVで有名な歌舞伎役者だか落語家だかが語っていた話。 この話を知っている人がいて、俺の記憶違いがあったら訂正してくれ。 その人がある地方の古い芝居小屋に公演に行った時のこと。 夜の部が終わったあと、その小屋の主人(だったと思う)から 「夜更けに舞台に幽霊が出るから見てみないか」 と誘われた。 半信半疑のまま、彼と一緒に関係者が帰ったあとの静まり返った客席で待っていると突然、サササササーッ!!という音が凄い勢いで舞台から花道を駆け抜けた。 昔、この小屋の囃子方(ツツミ?)だった男の霊なのだそうだ。 その男は音曲の腕は良かったのだが、女癖の悪さから妻との仲は最悪。 ある日とうとう、幕…
今から6~7年前くらいの話。 当時学生で免許とって3、4ヶ月くらい。 車を使った遊び(軽い遠出)を覚えて楽しくてしかたなかった。 そして当時仲の良いグループのうち、俺の車に乗って男女四人で遠出しようって事になった。 簡単にメンバー俺T男A子B子(霊感メンヘラ)←重要 特定怖いからどこに遠出したかは書かないけど、無事に地元まで帰ってきた。 夜12時くらいだったかな。 皆結構くたくたに疲れててさ。 帰るのめんどくさくなってB子の家に泊まろうってなった。 まぁ若い男女が夜中に一つ屋根の下に集まったら修学旅行みたいなテンションになって、やっぱりハイになるじゃん? 皆疲れてるはずなのに、異常なテンション…
友達の先輩の話。 先日その先輩の友人のお通夜があった。 死んだいきさつはこうだ。 とある心霊スポットに肝試しに行った男女数人のグループ。 結構な大きさの建物。 一通り見て回ってそろそろ帰ろうか、と建物を出たが1人の女の子がいない。(A子とする) 携帯に電話をかけると普通に繋がった。 先輩「あ、もしもしA子?今どこ?俺らもう外に出たよ?」 A子「え?ごめん、今すぐ行くねっ」 ・・・ぐしゃっ!!!! 先輩「・・・えっ?」 友人達「うわ、うわあああああ!!!」 電話を切った瞬間にA子は建物の屋上から飛び降りて自殺。 幽霊のいたずらで屋上が出口に見えたのか? 元々自殺する為にきたのか? A子がいないの…
人生で一番怖かった体験。 右折待ちで止まっていたとき、前方の車が約50m程度の行けるか行けないかの瀬戸際で、タイミングを誤まり右折できなかった。 すると後ろからクラクションを何度も鳴らす軽トラが居て、思わず運転手を睨んだ。 まあここまでは良くあるだろうけど、危険な場面に出くわすと、本能的にヤバイと思うらしい。 何故か、その軽トラの親父と目が合った瞬間 「殺される!」 と直感で思って、右折して即端に寄って軽トラをやり過ごした。 するとその軽トラの親父が100mくらい先で車を止め此方に歩いてくるではないか。 あぁ、俺の人生もここまでか。。。とマジで思ったが、俺が下を向いて目を合わせなかったのが幸い…
初めてお化け?みたいな奴に出くわした 自分は趣味で蚕飼ってるんだがそいつらの餌の桑の葉を取りに夕方、国道沿いを歩いてた そんでいつもとり行く桑の木に向かう途中で道路の向こうに別の桑の木を見つけたので先にそっちをとり行こうと車が来てないか左右見たときに 左側の道路の方からすごいスピードで車線ギリギリをこっちに向かって走ってくる人がきたので なんとなくその人を見てたら全身緑のタイツみたいなのをきた池沼みたいなのが自分の顔見ながら来るので2mくらい下がった そのまま通りすぎるかと思ったが通り際にこっちにむかって腕を伸ばしてきて自分の腕を掴まれそうになったんだけどギリギリかすってその人はそのままどっか…
高校生の時、親元を離れ家賃2万の風呂無しアパートを借りて住んでいた。 その部屋には何故か黒いソファーが備え付けてあった。 6畳の部屋には似合わない本皮のどっしりとした大きなソファーで、大家のおじいさんが言うには前の前の前くらいの住人が 「いらないので」 と置いていったとのこと。 住人が引っ越す度に 「持って行けよ」 と言うのだが 「いや、いらないです」 と断られるらしい。 それを聞いた自分は 「うわあ!オカルト話でよくあるやつ!」 なんて思ったが、貧乏でテーブルしか持っていなかったので、ありがたくベッド代わりに使わせてもらうことにした。 ソファーは左側の壁にピタリと寄せて置いてあり、動かそうに…
この前、知り合いと飲んだんだけど、知り合いは飲んでいる最中 「なぁ、二階の倉庫行ってみないか?お前が好きそうな古本があるんだけど」 と言ってきた。 「おう行く行く、古本見せてや」 と二階に上がって、二階の倉庫に行くと、紙袋に古本が60個ぐらいあった。 古本は新品の状態で 綾辻行人とか我孫子武丸とか有栖川有栖、太田忠司、蘇部健一とか島田荘司やレイモンド・チャンドラー、フレドリック・ブラウン、ディック、ジャック・フィニイ、シオドア・スタージョン、リチャード・マシスン、西村寿行、阿刀田高、大藪春彦、ラヴクラフト、三津田信三、ブラッドベリとか であとは倉田悠子の小説が何冊かだった。 しかも偶然にも全部…
実体験をひとつ。 俺は芸術系の大学に通ってるんだが、そこで体験した話。 夏の初めくらいの時期だったかな? 舞台学科の友人と夕飯に行く約束をしていたんだが、友人がまだ授業があるとかで俺は一人自分の学科棟で暇をつぶしてたんだ。 六時過ぎたころ、校内放送が流れた。 「本日六時半より、C棟二階・stadio-cにて舞台学科によります演劇が行われます。入場無料です」 結構雑音混じりの放送だったのでちゃんと聞き取れなかったが、おおよそそういった内容だった。 そういう演劇だとか、パフォーマンスだとかはしょっちゅう学内で行われていたので、今日も何かやるんだな程度にしか思わなかった。 演劇ならたぶん二時間かから…
昔母ちゃんと車で出かけた時に 「今日はどこかで運動会でもやってるのかねぇ」 て唐突に話しかけてきたんよ 俺は (何いってんだ?) て思いつつ適当に 「どうだろうね~」 なんて答えてたんだ その日の夜は親戚が集まってばあちゃんの家でワイワイやってたんだけど 「今日ここに来るときに”ワーッ”て大勢の人が騒いでる声を聞いたんだけどどこかで運動会でもあったのかね」 て母ちゃんがみんなに聞いたんだ つっても今は夏休みだし運動会をやるような場所は近くに小学校があるくらいでもちろんそこで運動会もやってない(というか俺が通ってる学校だったから何か行事があれば親も知ってるはず) 母ちゃんは相当気になってるのか …
車に携帯を置き忘れて仕事に行った事があったんだが、その時に限って母親が電話をかけてきたらしいんだ。 だけど俺は仕事中でしかも車の中に携帯置いてあるわけだから、電話に出る事は不可能。 俺が仕事から帰ると母親が変な事を言いだした。 「あんたなんであんな暗い声で留守電の声入れてるの?」 俺は留守電自体、設定してないし。 なに?暗い声って。 誰にかけたの?って言ったら、 「いや絶対あんたにかけた。「○○(←俺)です。只今電話に出る事が出来ません」って、めっちゃ暗い声で言われた」 っていうんだよ。 もちろん俺そんなの設定してないし、でも着信履歴はあった。 また次の話でお会いしましょう。
あれは私が小学校4年生ぐらいの頃だった。 私が通っていた小学校は全校生徒40人弱と過疎化が進んでいる田舎の学校でとにかく周りは山や段々畑ばかりでコンビニなんて学校から10キロ先にしか無いような所だった。 そんな学校なんで当然動物何かも沢山出る。 狐や猿やイノシシ、野犬何かも出る。 すでに周りが動物園みたいな環境だが、学校でも、ウサギ、インコ、鶏&烏骨鶏を飼っていた。 この学校では学年ごとで飼育する動物が決まっていた。 私の学年3.4年生はうさぎの飼育だった。 その日私は夕方の餌やり当番だった。 九月も後半に入ったがまだ暑く、夕暮れ時ヒグラシがないていた。 私はグラウンドにあるウサギ小屋にダンボ…
帰宅したら玄関に見知らぬ靴があった。 俺、ひとり暮らしだし、合鍵はない。 人を部屋に呼んだことすらないんだ。 やべ、空き巣か?と思って心臓バクバクした。 俺のサンダルとダンロップが脱ぎ散らかしてある中で、その靴だけ几帳面に揃えて置かれている。 女物のビジネスシューズ。 シューズキーパーが入っているのに気づいて血の気が失せた。 全身の筋肉がプルプルしてしまったので、ぎこちなくゆっくり一歩下がり、静かにドアを閉めた。 息を殺して慎重に施錠した。 鼻からフガフガ勢いよく息が漏れるから、全然殺せてなかったと思うけど。 その後、通報で駆けつけてくれたお巡りさんが、俺の代わりに部屋に入ってくれた。 玄関に…
これは、看護師をしている友人Aから聞いた話。 Aは、数年前まで兵庫にあるかなり大きな病院で救急治療室担当として働いていた。 その病院の救急治療室には、普段は倉庫として使われているドア付きの小さな部屋が併設してあった。 しかし、運ばれてきた患者が叫んだり暴れたりして他の患者の迷惑になると判断されると、 その小部屋に患者が隔離されることになっていた。 ある日、完全に精神倒錯で暴れて手がつけられない状態の患者が事故で運ばれて来た。 どうしようもないので、最低限の処置をして隔離部屋に落ち着くまで入ってもらうことになった。 患者はしばらく叫んだりしていたが、だんだん 「うわあああ!来るな!来るなーーー!…
これは今から五年位前に実際に体験した話です。 当時、私は会社員で、妹は高校生でした。 その日、私は仕事から定時で帰宅し、リビングに入ってすぐソファーに寝転がって漫画を読みはじめました。 まだ夕方で、夕日が沈む前だったので電気はつけなくても充分明るかったのを覚えています。 しばらく漫画を読んでいたら何やら二階から、 「キャハハ」 と笑い声が聞こえてきました。 何人かの話し声がします。 あぁ、また妹が友達連れて二階で遊んでるのか、と思って、気にせず漫画に集中しようとしてたんだけど、だんだん二階で話が盛り上がってきたようで、笑い声がどんどん大きくなってきました。 あ~うるさいなぁ、と思いながら気にし…
もう18年くらい前の話だけど母親から聞いた話です 母親が静岡県のM市の食品工場で働いていたんですが、その工場では幽霊の噂がありました そこで働いてる人たちのほとんどが一度は変な体験をしていて母親もその一人でした 母親が体験したのは夜遅く帰るときで、その日は母親とチーフのおばさん二人だけ最後までいて見回りもし、さあ帰りましょうと外にでて駐車場に出たときにチーフの人が 「二階の明かりついてる」 と言い、母親も二階を見たら消したはずの明かりがついてて、すこし気味悪く感じたけどほっとくわけには行かずチーフが階段の途中で待ち、母親が二階の電気を消しに行くことになりました。 二階に行き、スイッチを消し階段…
人生で一番怖かった話 俺の友達Nがいいバイト見つけたって言ってきたので内容を聞いてみると夜中に運転手をやるだけで一日で5万貰えるという次の土曜日の一日限りのバイトなんだと言っていた。 そして土曜日の夜中2時頃にそいつから電話がかかってきた。 「今、バイトでT山に来てるんだけどさ、このオッサンなんか怪しいんだよな」 俺が何が怪しいのかと聞くと 「荷物を俺に見せないし、この仕事の事誰にも言うなって言うし、今も穴ほってるみたいなんだよ」 俺が 「まさか死体とか・・・」 というと友達Tは 「もし俺が行方不明になったら坊主頭のオッサンに殺されたと思ってくれ」 と言って切ってしまった。 俺はびびらせようと…
高校の友達の家が美容室を経営していて何人か美容師を雇ってる位の規模の店だったんだ ある朝そこの女性従業員が駅で電車待ちしながらベンチに座って編み物をしていたそうだ その時人の気配がしたと思ったら突然その気配がフッと消えた と思ったら電車が通過して、その時バケツのような物が飛んで来てゴロゴロと転がりその女性従業員の足にぶつかり立ったそうだ 何かと思い足元に目をやると人の生首でしかも目が合った瞬間その生首が 見るな!と喋ったそうだ! そしてそのままその女性従業員は気絶してしまった その後その女性従業員は軽いノイローゼになってしまい、しかも職場が美容室なものだからカットモデル用の人の顔の模型があって…
若い時、先輩たちと久○浜病院という神奈川の中の、横須賀の中のかなりやばいっていう心霊スポットに車で行った時の話。 久◯浜病院てのは精神病末期患者とか?感染病隔離病棟があったって場所で、その頃はとにかくあそこに行った女が突然ホフク前進し出したとか、叫びながら屋上に行って泣いてるとかマジでやばい噂が立ってた。 俺らは暇過ぎる&女もいないドライブ… あそこやべーらしーよなーとか言って結局病院までたどり着いてしまった。 俺は本当に幽霊とかマジで信じてなくて、怖いとかそういう感覚もなく正直興味なかったんだ。 何度か心霊スポットは色々行って中入ったりしたけど、ラクガキとかゴミとかすごいだけで何も面白くない…
もう10年以上前、京都祇園での神隠しの話 関東から京都に修学旅行に来た中学生が班行動中に行方不明になった 男2人、女3人の班で、いなくなったのはそのうち1人の女生徒だった 班ごとに一つずつ持たせていた携帯電話から担任に連絡が入り午前11時ごろ、清水寺から祇園に向かっている途中ではぐれたという 教員と警察は一帯を手分けして捜して回ったがなかなか見つからない これは迷子ではなく誘拐ではないか、全ての班を宿に戻らせようかならば京都にいる修学旅行生全員を、しかしそんな一大事は容易には……と騒ぎがいよいよ大きくなってきた午後2時前渡月橋を一人で歩いている所を巡回中の警察官に発見、保護された 女生徒は怪我…
二階の自分の部屋で、窓開け放って本読んでたんだけど気付いたら外から話し声が聞こえてきてた 聞こえる音量は会話の内容が分からない位小さくて、辛うじて 「どっかのおばさん二人が家の前の道路で止まって談笑してるのかなー」 って分かる位 まあ普通に本読みながら聞き流してたんだけど、何か違和感感じたんで聴き耳立ててみたんだよ そしたら違和感の訳が分かった 話してる内容は分からないのに 「はい」 って単語と 「いいえ」 って単語が妙に大きく聴こえてくる しかも二人がハモらせた様な感じで、無機質に聴こえてくる 「はい」と「いいえ」は交互に聴こえる訳じゃなくて、ランダムに入ってくるって感じ 文字に表すと 「コ…
友達の家で遊んだ帰りにエレベーターの故障に遭遇した。 ドア横のボタン押したら即扉が開いたんだ、エレベーターの足場が来てないのに。 一瞬 「おぉっ?」 ってなったけど、その時は特に怖くはなかった。 珍しい事もあるもんだ、でもこれあぶねーな、程度の認識だった。 そんで危ないのはわかってたけど滅多に見れるもんでもないし、と思って少し距離取ってエレベーターの空洞眺めてたんだ。 中は勿論照明とか無いし真っ暗で見えづらかったけど、マンションの廊下の明かりでパイプみたいな太い配線とか見えたしそれ眺めてた訳よ そんで、ちょっと見づらいなー、なんて目を凝らしてたらいきなり上からエレベーターの箱が凄い速度で下に落…
子どものころの不思議体験を投下 これは、私が中学生のころの体験です。 実家は3階建てになっており、1階と2階に玄関があり出入りができます。 双方の玄関にはでっかい鈴が付いており、扉が開くと「カランカラン」となるのです。 ある日、昼間、3階の自室で勉強をしていたのですが、2階の玄関が「カラン」となりました。 続いて、母の 「OO(私)~御茶にしない~?」 との声が聞こえました。 私は、勉強していたので 「しないー!」 と答えました。 しばらくすると、再び母の声 「OO~ケーキ買ってきたから、一緒に食べない~?」 と私を呼ぶのです。 いいかげん、私はうざくなって強い口調で 「いらない!!!!」 と…
もう10年以上前の大学時代のこと。 実家の近所にある小さい運送会社で荷分けやトラック助手のバイトをしていた。 現場を仕切っていたのは、社長の息子で2つ年上の若旦那。 んでバイト仲間に同じく大学生のAくんがいた。 Aくんは自他共に認めるアホキャラだったが、明るくて元気で同僚としてはすごくイイ奴だった。 会社は町外れの国道沿いにあったけど、隣町の商店街の近くにも倉庫があった。 倉庫といっても普通の二階建ての民家。 一階が広い土間になってて、何年か前までそこで商売をしていたらしいが、借金とかで店を畳んで住人はいなくなり、その運送会社が借金の片?として手に入れたんだって。 ただすぐに使う当てもなかった…
小さいころに体験した話。 何の変哲もない夏休みのある日、父親が 「花火買ってきぞー」 って居間に登場して俺ら子供らは大はしゃぎ。 ささやかな花火セットだったんだけど。 さっそく7人家族のうち祖父と祖母以外の5人で家の外でやることになったんだけど、安全のため水辺の方へ10mくらい移動してた時、向かいの家(以前住んでた古い自宅)の2本並んだガスボンベから、俺たちの歩く速さに合わせて 「カーン、カーン」 って2回鳴った。 なんだろう?と思った俺は近寄って、そばに生えてた蕗の葉っぱをなんとなくめくってみた。 なぜ自分でそうしたかはわからないんだけど。そしたらその葉っぱの向こうにだるまさんのような目だけ…
一回俺死にそうになったことあるんだよ 死にそうって言うか強制的に死んだことにされそうだった・・・ うまく表現できん、ごめん 6歳くらいのときかな 風呂上りに母さんと兄ちゃんと一緒に歯磨きをしてたんだけどふっと気づいたらなんか俺の立ってる斜め上くらいの視点になってんの そこで気づいたんだけど俺が俺を見てることになってるんだよ 歯を磨いてる俺は鏡の前で歯磨きをしてるし鏡にもちゃんと俺がうつってる じゃあ俺はいったいなんなんだって思ったんだよ。 そしたらいきなり誰かに肩を叩かれた 振り返ったら黒いマントをまとっている外国人?の男が立ってた めっちゃ眉毛太かった。 誰なんだろうって思ってしばらく黙って…
中学の時、学校の4階のベランダから友人(Aくん)が落ちてぐちゃってなってたんだが(明らかに顔へこんで首折れてた)なんか知らんが落ちてから2分もしないうちに救急車がきて搬送されていった 翌日、別の友人Bくんがそのベランダから落ちて大ケガしたはずの友人Aくんと学校の近くで会った 大ケガしてたはずなのに全くの無傷で不可解に思ったBくんが 「お前あのケガはどうしたの?」 って聞いたらAくんは口に指を当てて 「しーっ」 って 学校側の話だとAくんはそっから1ヶ月くらい入院ってことで学校にこなくて結局事故があった日から一度も登校せず突然転校してどこかに行ってしまった また次の話でお会いしましょう。
俺が小6の時にあった神隠し事件の話 今から30年以上前の話なんだけど俺の田舎で神隠しがあって村中大騒ぎになった 小学2年生の女の子が、お寺の境内で他の子らと遊んでいてその2年生の子だけいつの間にかいなくなった その日の夜、警察に連絡があって村中の大人の男が集まって大捜索が行われた 俺の親父も仕事から帰って飯も食わずに村の会館へ向かった 母ちゃんは緊張した顔でどこかに電話してた 親父が会館から帰ってきて、 「ウチに班の子供集めることになった」 と言いまた、出ていった 母ちゃんが強ばった顔で全部の部屋の電気を付けて回ってしばらくして近所の子供と母親が集まってきた 子供と言っても中学生もいたし赤ん坊…
親父の墓参りを済ませて、自分のアパートに帰ってきたのは夜の八時ごろだった。 玄関を開けると、テレビが点けっぱなしになっているのが音と光で分かった。 しまったな、と思いながら電気を点け、テレビを消す。 部屋が無音になった途端、背後に嫌な気配がし始めた。 産毛をかすかに触れていくような意地の悪い感触だった。 ゆっくり振り返ると、部屋の隅に、壁に向かって立っている男がいた。 何をするでもなく、ただ壁に向かって立ち尽くしている。 後ろ髪は肩よりも長く垂れ、身につけているのは小汚いタンクトップとトランクスだけだった。 部屋から出なければ。 しかし、部屋を出るには、男の横を通りすぎなければならない。 近づ…
北海道の道東にはその昔、雄別という町に雄別炭鉱があった。 当時は朝鮮人をたくさん連れてきたり、天涯孤独の身元不明の人たちを雄別炭鉱は労働者として受け入れ、それなりに雄別町は栄えたらしい。 炭鉱なので事故で死んだ人も多く、多数の名もなき位牌が増えていった。 時代は石炭から石油に変わり、雄別炭鉱も例外なく閉山になる。 雄別町は炭鉱で栄えた町なので、閉山したあとは町民が減っていき、ついには雄別町に住む人は一人もいなくなってしまった。 そんな中、名もなき位牌は雄別町に流れる川に全部廃棄されたらしい。 それから雄別町は無人のゴーストタウンと化した。 現在も雄別町には病院に映画館に大きな煙突と、建造物は残…
会社の友達3人と東北に車で旅行に行った時の話です。 会社はソフトハウスで、とあるシステムの完成祝いでした。 閑散期だったので予約はせず行き当たりばったり。 最悪は車(エスティマ)の中で寝ましょうね、という小旅行。 かなりの山奥で●●荘という看板が目にとまり、よし今夜はここにしようという事になりました。 到着すると、年季の入った規模の小さな旅館でした。 私「ごめん下さい、予約していませんが泊めていただけますか?」 ご年配の女将「申し訳ありませんが、うちはご予約のお客様だけでございます」 田中「食事がなくても、泊まれるだけでもいいんですが、どうにか・・・」 村田「今当日予約ということで・・・ダメで…
霊能者を連れ、某廃墟ホテルへと行き、その様子をカメラに収めるという番組があった。 そのホテルでは昔火災が発生し、多くの人が亡くなった場所でもあり、女性の霊を見た、 叫び声が聞こえるなど、そういった噂が絶えない まさにいわくつきの場所でもあったようだ。 ホテルに入ると中はかなり物が散乱しており、かつてここがホテルとして通常に営業していたとは思えないほどその光景はひどいものであった。 そこから2F、3Fへと上がって行くと、ふいに霊能者が人が叫ぶような声が聞こえると言い出した。 早速カメラを再生してみると、確かにうめき声?のようなものがかすかに聞こえる。 この声がどうも隣の部屋から聞こえるというので…
俺は看護士なんだけど5年ほど前にあった怖い話 あの日もこんな暑い夏の日だった 夕方ごろに一般病棟でなくなった人がいた 40代の女性で、たしか末期のガンだった 昼頃から容態が急変し集中治療室へ運ばれたが家族に見守られながら亡くなった その方のいた病室は2人部屋だったが、もうひとつのベッドは使われておらず、亡くなった方のベッドもすぐに片付けられ空き部屋になっていた 俺は、夜勤で午後7時半に出勤し、申し送りでその方が亡くなったこと 部屋が空き部屋になったことを知った しばらく日常の仕事に忙殺され、センターで書類の仕事をしてたとき突然ナースコールがなった 他の夜勤のナースが電話をとろうとしたがナースコ…
30年程前の洒落にならない実話。 当時、大分下火になっていたものの全国的に心霊ブームで週刊誌でも「心霊写真」コーナーなるものが普通にあった。 女子大生だった私の友人は、学生アパート住まいの女友達の部屋でパジャマパーティー(寝間着姿での飲み会、当時流行っていた)をやっていて盛り上がりった勢いで写真を何枚か撮って、現像が上がってくるとその内の一枚の窓の外に人の顔が。 如何にも心霊っぽい不気味な顔がボンヤリ写っていて 「げっ!マジで心霊写真じゃね!?(((;゜Д゜)))」 と、私の友人が某全国雑誌に投稿。 採用されて結構大きく(しかも顔部分の拡大写真付きで)掲載されたがそれは実際には心霊写真でも何で…
6年程前の実話。 20の時に彼氏と同棲してた1Kの狭いアパートがいろいろヤバすぎた。 クローゼットが勝手に開くとか、音楽聞いてるとそれに合わせて知らない女の声が歌ってるとか、壁に何度帽子を掛けても振り返ると落ちてる、なんて当たり前過ぎて全然気にならないくらい。 べつに迷惑でも何でもないし。 記憶に残る出来事だけまとめてみる。 まずネギ散乱事件! 朝起きてトイレ入った時に、突然パーン!と変な音が。 爆発音の様なそんな感じ。 焦って慌てて飛び出すと、トイレの目の前に、冷蔵庫に入っていたタッパーが落ちてた。 ネギを刻んで保存してたやつ。 蓋は玄関まで飛んでた。 部屋を見て唖然としたよ… 部屋中に綺麗…
掃除無精の男がいた。 特に風呂場が汚かった。 男は風呂場で自分で髪を切っていたものだから排水口に毛が詰まって水があふれ出してしまう。 ある日も水が流れず、風呂場の床にあふれ出した。 しょうがない。気持ち悪いが、掃除するか。 男は水垢でヌルヌルになった排水口に手を突っ込み、そこに詰まった髪の毛の塊を引っ張り上げようとした。 中で絡まっているのか、引っ張ろうとすると抵抗がある。 えい。 力を入れて塊を引っ込ぬいた。 するとブチブチと髪の毛が切れる感触とともに、どこからか 「痛い」 と声がした。 また次の話でお会いしましょう。
これまで幽霊見たって奴は沢山いたが幽霊が見えるって奴は1人も居なかった。 たまには見た事ある同士が2人同時に同じもの見た瞬間があってもおかしくないんだがな。 や、俺も1人で不思議な体験した事あるんだ それは3月頭の小雨が降る夜中の3時20分くらいに起こった。 次の日が休みで明日の予定も無く0時過ぎに仕事から帰宅すると明けの10時期限のまだ見てないレンタルDVDがあったんでもったいないから今から見てすぐ返しに行って明日は一日家でくつろぐ事に 街頭の少ない周りも田んぼだらけのほぼ真っ暗な2車線走ってると前方に小学生2~3年くらいの男の子が稲の穂くらいの長さの草を持って振り回してるではないか。 何故…
2月に起きた本当の話。 そろそろ自分の中でも整理ができてきたので投下する。 大学4年で就職も決まり学校生活も落ち着いたので、念願の車の免許を取るべく免許合宿に行ったんだ。 俺の地元は近畿なんだが、合宿場所は中国地方だった。 そこで地元が同じである4人の大学生と仲良くなった。 毎晩話をしているうちに免許合宿が終わったらお祝いもかねて何処かにドライブに行こうという話になった。 無事全然免許を取得することができ、後日ドライブの日程を決めようということで解散した。 後日LINEで連絡を取りあい、日程をきめた。 その日親の車を使えるのが俺だけだった。 他の4人は住んでいる所も比較的近くだったため、どこか…
小学校のとき、クラスに俺と同姓同名、漢字までいっしょの子が転校してきた。 近所に引っ越してきてから仲良くなり、よく一緒に遊んでいたが、その子は家庭的にかなり問題があった。 お父さんが無職でギャンブル狂の酒乱と凄まじくダメな人だったようで、一年ももたずお母さんがその子を連れて家出。 その子も連絡もつかなくなった。 その後、そのお父さんが頭がおかしくなった。 子供と同じ名前の俺の前によく現れては、意味不明のことを言うようになった。 うちの親に 「てめえ、俺の子を誘拐したな!」 とか脅迫電話をたびたびかけてくるようになり、ついに警察に相談。 それを知ったそのお父さんはますます壊れ、俺が小六のとき、つ…
これは夏に俺が実際に体験したこと。 24年生きてきた中でもわけがわからない体験だったし、思い出すと怖いんだけど、今は特に何も起こったりはしてないので書き込んでおくよ。 俺は関東でフリーターやってる。 8月、中部地方のペンションに二泊三日で一人旅に行った。 学生時代には旅ってのもよくしてたし、のどかな田舎の風景を買ったばっかのデジカメで撮ってまわるのが楽しみだった。(某写真ブログを見て、影響された結果もあって。) 日中は電車とかバスでフラフラ、でも田舎だからあんまり本数が無いんで待ち時間の方が多かったかもだけど、時間つぶして夕方にはペンションに帰る。 それだけなんだけど、楽しんでた。 そのペンシ…
先日父が亡くなって家を一軒相続したんだが、立地は悪くないものの大分ガタが来てるし、無駄に広すぎるんで、妻と相談した結果売り払うことにしたんだ。 幸い、遺品の整理をしてる最中にも、度々不動産屋の広告やら名刺が入ってたんで、そこに電話し、結局4社で委託、及び買取の査定をして貰う事になった。 で、そのうちの3社目。 結構今風の感じの、垢抜けた30代前半位の青年が査定にやって来た。 ハキハキと喋るし、感じも悪くない。 しかも査定額が、前2社に比べると、1千万近く高い。 俺も妻もほぼここに決めかけてて、その旨を告げると、各室内の写真を撮らせて欲しいと言ってきたんで、快諾し、俺が付き添って改めて各部屋を案…
俺が大学生だった10年くらい前の話なんだけど 自称霊感の強い後輩Aと古いリサイクルショップへ行ったときの話 リサイクルショップと言っても築30年は軽く経ってそうなボロボロの外観の骨董品屋と言ったイメージだ 店の上の看板には 「貴金属・骨董品・電化製品・オーディオ」 と手書きで書かれており、おそらく骨董品屋からなんでも屋になったんだろう もともとAの電子レンジを買うために出掛けてたのでちょっとのぞいてみようと俺は店に入った 俺は霊感のなんて全く信じていなくて、Aの自称霊能力者も合コンで目立つための技みたいなもんなんだろうと内心バカにしていたがそんな俺でも店の中に入った瞬間、違和感というか、なんか…
大学進学の為都内に住むことになった俺の都会に住んでいた頃の話だ アパートから大学まではおよそ二キロほどで電車も使わなくても通えるからここに決めた 毎日徒歩で通学していた俺はある時期から毎日の様に草木や電柱の後ろから俺を覗くストーカーに悩まされるようになった。 ある晩のこと連続でチャイムを ピンポーンピンポーン…ピンポーン… と押す音が聞こえて俺は気絶した。 なぜかと言うとドアから外を覗くと全身にお札が貼ってある女性が居たからだ。 後日、都内にある有名なお寺でお祓いをしてもらい今ではそういう霊的なことに悩まされることは無くなった。 また次の話でお会いしましょう。
自分の実家は築100年。 岐阜県に大正村というところがあるが、そこで公開している家にそっくり。 中庭を囲むように、母家・渡り廊下・離れがコの字状に並んでいる。 子供の頃、なぜか、じいちゃんから 「夕方は坪の内(中庭)に行ったらあかん」 といわれていた。 トイレは離れの横にあるので、生活空間の母家から夜でも真っ暗な渡り廊下を通って、トイレにいかなければならなかった。 仕方ないので、夕方だけは尿意を催すと、近くのコンビニへいくか我慢していた。 中庭は坪の内といい、手入れされた数本の木と、苔むした石のまわりに白石を敷いた枯山水。 まあ料亭みたいなんだけど、コの字の開いている所は、隣家の家の壁で全くの…
中学の自習時間に先生がしてくれた実体験談?です。 先生から聞いただけの話だけど、臨場感を出すため語り手を先生(俺)として書きました 十年くらい前、俺がまだ大学生だった時の話。 同じサークルでよくつるんでた友達が二人いた。 名前はKとH。 俺とHは学生寮に住んでいて、Kだけが安アパートで独り暮らしだった。 どいつも親は別に金持ちじゃないから、仕送りも衣食住でかつかつ程度だったし大学は最後の自由時間って感じで、講義もそこそこにバイトしては遊ぶ毎日だったよ。 彼女もいない野郎三人。 つるんでゲーセンやカラオケ行ったり、独り暮らしのKの家で夜通しゲームしたり、今思えば、受験戦争から解放されて精神年齢が…
学生時代に引っ越したアパートでの出来事で、思い出しながら書いているので、一部曖昧な部分もある となりの部屋にチャラい感じのチャラ男が住んでいた 自分は比較的真面目なタイプだったのでチャラいヤツは好きじゃなかったが、自分の実家から届いた食べ物を持っていったり、お返しにお菓子や飲み物などを分けてくれたり、歳も近かったので時間が経つと普通に話したり交流するようになった お互い干渉しない仲だったので、何をやっている人だったかは未だ不明 よくチャラい仲間を連れ込んで夜中まで馬鹿騒ぎしていたのは覚えている そんなある日、チャラ男が頼み事をしてきた これが全ての元凶となったのだが、その当時は知る由も無し チ…
友達の家に行こうと家を出たらタクシーが止まってた。 当時、運転免許を持ってなかった俺はそれに乗って友達の家に向かった。 少ししたら、運転手が 『ここら辺は幽霊がでるねぇ』 とか、言ってるからテキトーに 『そうなんですか』 って返したんだよ そしたら運転手が 『さっき幽霊がこのタクシーに乗ってたんだよ』 とか鏡見ながら言ってきたんだよ。 そのとき俺は重大なことに気付いたんだ。 俺んちの前にタクシーが止まってるってことは、幽霊が俺んちまで来た…と。 また次の話でお会いしましょう。
15年くらい前の話です。 ちなみに女です。 夜出発で友達と海への旅行を控え、シャワーを浴びて髪をドライヤーで乾かしていました。 そこはお風呂場の前室で、ちょっとした小窓があります。 暑いので窓を空けて何気なく窓の外の隣の家の屋根を見ると、その向こうの方に何か光る物が見えます。 なんだろう。 髪を乾かす手を止めてじーっと見てみると遠くの方に強く光る小さな物体がありました。 あっ、UFOだ。 あまりに突然の出来事に怖さなどよりもワクワク感が強く、こちらが見つかったら嫌なので電気を消してまたドライヤーをかけながら見ていました。 髪を乾かし終わってもまだゆらゆら動いているので、旅行の話題にもなると思い…
もう15年近く前のこと。 ろくに就職活動をしないまま大学を卒業してしまった俺は、職を求めて単身関東へ引っ越した。 とりあえずバイトを見付けて何とか生活する目処が立った頃、俺はある地方局のローカル番組にハマった。 毎日の放送をVHSに録画して繰り返し見るだけでは飽きたらず、番組が視聴できない地域に住んでる友人に貸し出して布教活動をするほどのハマリっぷりだった。 その番組の放送時間は30分なのだが、月~金の平日は毎日放送。 視聴を始めて半年が経つ頃には、俺の部屋はその番組を録画したVHSが山積みになっていた。 録画視聴がすっかり習慣になってしまったある日のこと。 俺は諸々の事情で録りだめ状態になっ…
私の家は代々霊感強くてさ、知り合いっていうか、親戚にも霊媒師が数人いるんだよ。 この話は、私の母から聞いた話なんだ。 霊感が強い一族っていうか、私も母も結構あるんだ。 私の地域は田舎(コンビニ行くのに5つ地域を通る)なんだよ。 そうすると、やっぱり子供の数も少ないんだ。 私は昔、母には見えない子供と遊んでたらしい。 母も霊感強いし 「あ~この子には今、見えているんだな~」 って感じで放置だったらしい 別に、母もよく見てるし、娘に友達ができた~ってカンジで。 ある日母が、 「その子は何処に住んでるの?なんでそこにすんでるの?」 って聞いたんだ。 そしたら、私は・・・ 「隣の地域の山にすんでるよ?…
現在都内で独り暮らししてるんだがこの間の体験をひとつ。 うちのアパートは東側の通りに面していて俺の部屋は二階の角部屋、うちの窓のすぐ下に細い道が通っている。 その夜は夏の終わりの比較的涼しい夜でカーテンも窓も全開で寝てたんだ。 深夜2時半くらいにふとある音で目が覚めた。 女の声で歌が聞こえたんだ。 歌と形容していいのかも判らない甲高い声が外から遠慮もなく響いていた。 ハァアァアァンマテヨーーハァアァアァンマテヨーー 例えるならかごめかごめのようなあんな感じのテンポ。 多分待てよって言ってた。 びっくりして窓の下を見たら俺の部屋から数十メートルのところで女が歌っている姿が街灯に照らされていた。 …
私自身は霊感があるとは思わないが、昔から色々と見てきた。 多分、オカルト方面に感覚が鋭いだけだと自己解釈してる。 私が高校生ぐらいの時、山の方にある母親の兄のお墓に、手を合わせに行くことになった。 道中は特に何もなく、母親が運転する車は無事に墓地に到着する。 そこの墓地はとても広くて、規則正しく墓地が並んでいた。 周囲は森に囲まれているが、清潔感があって、空気も澄んでいた。 園内?で、祖母がお花を買い、皆でお墓に向かう。 そしてお墓を見つけると、家族全員と祖母で、母親の兄のお墓の前に手を合わせた。 ここまでで変な気配や嫌な予感?を感じる事もなく、勿論だけど、幽霊も見ていない。 手を合わせ終わり…
数年前、まだ学生だった僕は24時間営業の某弁当屋の深夜時間帯(22時~翌6時)でアルバイトをしていました。 その店舗の目の前は、セレモニーホール、いわば葬儀屋で時々、店にお客さんが入ってくると鳴るピンポーンて音がしても誰もいないとかはありました。 一緒にやってるおばちゃんも、時々作業中背中に視線を感じるのよ、振り向くと誰もいないんだけどね。 とか言うんです。 僕は霊感は全然ないので、何か嫌な気持ちにはなりましたがそこそこ日にちが流れて行きました。 そんなある日のことです。 だいたいバイトは2人体制ですが、深夜2時~3時頃に一人が休憩に入るのです。 その日もそうでした。 多分深夜2時を過ぎた頃。…
私がまだ小さかったころ体験した話です 好奇心旺盛だった私は、よくバカな事をして怪我して親に心配をかけるようなそそっかしい子供でした。 その当時、私と家族は10階建ての団地の8階に住んでいたのですが、その団地はいわゆる曰く付きの団地でした 私の住んでいる県は、クソ田舎で、あまり高層ビルなどはなく、10階建ての団地ですら最高峰と言っても過言ではないので、その団地が飛び降り自殺の名所になるのも必然といえば必然でした。 さらには霊が出るという噂もあり、県営団地なのに、空室がたくさんあるような…とにかく寂れた古い団地でした。 当時チビだった私は、遊びに行く時など、下の階に降りる時はエレベーターを使います…
俺の住んでる地域はさ、大戦中空襲がひどかったらしい。 あちらこちらに防空壕があって、小高い場所にある俺の家の下にも2個あるんだ。 霊感があるかといえばうっすらとあるくらいでそんなビシバシ見える系の人じゃない俺でもあんまり家の下はいい感じはしない。 ここには5年くらい前に引っ越してきたんだけど、思っていた通りそういうのがたまにでるんだ。 よく出るのは子供。 男女いるんだよ。 他に見たのは女が一人。 怖いのは正直苦手だから見るたびに泣きそうになる。 そんなここでつい最近死ぬ程怖い体験をした。 俺が一人で居た時だよ。 さあ寝ようと思ったときかな、ふと風呂場入口の引き戸が半開きなことに気付いたんだ。 …
小学校低学年の頃の体験な 5時間目が終わった後、下校しようとした時なんだけどその日は朝から雨が降ってたのね 午前中はそれなりに降ってて、帰る頃には小雨という天気 それで、校庭のいたるところに水溜まりができてた 水溜まりを踏んで渡り歩くの(縁石だけを歩いて帰る的な)が好きだったから、手始めにサッカーゴールのすぐ横にある水溜まりを勢いよく踏んだ そしたら足が膝くらいまで一気に埋まった どう見てもただの水溜まりなのに、足から伝わる感触は底のない泥って感じなのよ 死に物狂いで抜け出して、泣き叫びながら家まで走った 出迎えた母親は最初混乱してたけど、そんな危ないところがあるなんて!と一緒に学校まで戻って…
俺は普段あまり夢なんかあまり見ないんだがある夢を見た。 四年程前になくなった祖母の夢 突然FF7のスラム街の様な場所にいてボーっと何故か道の真ん中にうつるテレビを見ていたらばーちゃんがテレビにうつりだした 「ヤッホー」 「おっ、ばーちゃん!久しぶり!」 何故か疑問に思わなかった。 「◯◯ちゃん元気かね?」 「おう!めっちゃ元気やで!」 「じーさまは?」 「あー、ばーちゃん死んでから若干はぶて気味やな」 「ははっあのバカたれは(笑)あっ△△と□□は元気?(俺の母と叔母の名前)」 「あぁあの2人は元気だよ。ばーちゃん元気なん?」 死んでるのに元気もないが 「めっちゃ元気やで!毎日楽しいわぁ」 「そ…
結構昔だけど19歳くらいで専門学校の学生だった頃の事。 学校にはバイク→電車→徒歩で通学していた。 駐輪場がいっぱいの時はそこらの自転車とか寄せて停めるしかないんだけど、田舎のちょっと大きめの駅だと駐輪場とか溢れかえるくらい多い。 そんな時はもう駐輪ゾーン横にでも適当な場所に停めてロックしておくしかない。 まあそこすら溢れてるんだけど。 ある日、帰りが遅くなりバイクを停めていた駅に着いたのが21時くらいになった。 駐輪場へ入っていくと結構遅いから駐輪スペースはガラガラ。(放置自転車があるからそれなりにはあるけど) 混雑してる時に停めたので、スペース無くてかなり遠くに置いてあったんだけど、そこへ…
ある時期深夜頻繁に窓の外から聞こえる 「返して、○○君を返して」 って女性の声で起こされてた。 声がするのは夜中の1~3時過ぎくらい、週に1~4回程。 時に大きく、時には普通に外の道で誰かが会話してる程度の声で。 自分は余程熟睡してない限りある程度の物音や人の気配で目が覚めるから、二週間もした頃にはすっかり寝不足で体調すら崩し始めてた。 ベッドのすぐ脇に家の側面部の窓があるから、そこから聞こえるのかと思い声がする度に見たけど誰も見えない。 家の斜め向かいにちょっと頭のおかしい男性の一家が住んでて、二回程その男性がうるさい!と怒鳴ってたから幻聴ではない。 おかしな人もいるなと思いつつ本格的に参っ…
怖がりの友人をビビらせようと二人で廃墟にやってきた 廃墟に入った瞬間俺の携帯に知らない番号から 「いらっしゃい」 というメールが来た オメーふざけんなよ誰かと仕組んでんだろと友人に聞いたが知らないと言う ほんとだろうな~とかいいながら二階に上がると、一人しか通れない狭い通路 ジャンケンして俺が勝ったから友人が先に進むことに すると通路の中程でまたさっきの番号から着信メール 「いま、あなたのうしろ」 友人を振り返らせてメールを見せる。 知らない知らないとガクガク震えてる 俺は覚悟を決めて一気に後ろを振り返る ・・・誰もいない はぁ~誰のイタズラだよと思ったら友人が悲鳴を上げて奥に逃げていった そ…
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