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<最怖>この世で最も怖い話まとめ https://www.saikowa09.com/

怖い話のまとめサイトです。筆者が読んで怖いと思った話を毎日3本立てで更新しております! 怖い話が好きな方はぜひ立ち寄って下さい。

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2019/10/07

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  • <最怖>祖父母が使用していた部屋

    これはもう約15年ぐらい前の話です。 私が二十になる前のゴールデンウィークに実家に帰省していました。 私が寝る部屋は、亡くなった祖父母の使用していた部屋でした。 家自体古く、その部屋は純和風な作りで掛け軸や置物、日本人形等置いてありました。 昔使ってた自分の自室は物置みたいになってたんで、こちらの部屋で寝る事になりました。 なんとなく抵抗あったんですが、夜も更けたんで仕方なく寝る事にしました。 今まで霊体験なんてなかったんで、大丈夫だ!と、自分にいい聞かせてました。 なかなか寝つけない… いつもはすぐ寝れるのに…目をつぶって、どれくらいの時間がたったかわかりませんが、急に!体が重くなるのを感じ…

  • <最怖>呼ばれる

    うちがまだ高校生の時の話だ。 多分夏だったと思う。 お風呂から上がったうちはササッと寝巻きに着替え、台所に行って冷蔵庫を漁ってた。 アイスとかあったかな、と思いながら引き出しになってる冷凍庫を開けた時、名前を呼ばれた。 廊下に続くドアを挟んで隣にある和室には両親と二人の弟が寝ていたから、台所でごそごそやっているうちに気付いた母が声を掛けたんだと思った。 「はぁい」 と返事をしてまた冷凍庫を覗き込む。 と、再び名前を呼ばれた。 寝ているであろう兄弟や父を考えて小声で返事をしたから聞こえなかったのかな、と思いもう一度返事をする。 「はぁい」 すると又名前を呼ばれた。 だんだん声が大きくなってきてい…

  • <最怖>首刈り地蔵

    小学生の頃、両親が離婚し俺は母親に引き取られ母の実家へ引っ越すことになった。 母の実家は東北地方のある町でかなり寂れている。 家もまばらで町にお店は小さいスーパーが一軒、コンビニもどきが一軒あるだけ。 その町の小学校へ通うことになったが全学年で20人弱 同級生は自分を含めて4人しかいなかった。 越してきて1年半ほど経ったある日、一学年上の子にいじめられるようになった。 原因はなんだったか思い出せない。 まぁたいしたことじゃないと思う。 とにかくその子のことが大嫌いでいなくなって欲しかった。 その時、首刈り地蔵のことを思い出した。 首刈り地蔵のことは越してきたときにじいちゃんに教えてもらった。 …

  • <最怖>拾った財布

    当時の俺は、以前から病気持ちだった妻に転移がみつかり度重なる「入院→手術」で気持ち的にも金銭的にも余裕がなく家庭事情に理解のあった上司も移動になってしまい本当に追い詰められていた 今にしてみたら病んでいただけなのかもしれない 半年間で俺におきた出来事を書いてみる 看病で休みがちな俺に、新上司は容赦がなかった 名指しで罵倒され、業務上の会話すら拒否、休職願いは握りつぶされた 同僚は同情してくれはしたが、やはり上司には逆らえない 帰れば帰ったで請求書や保険会社への書類など嫌な事しかない 病院にいけば妻は弱気で 「自分が死んだらいい人見つけてね」 とか言い出す… もうね、ほんと生き地獄ってのは底がな…

  • <最怖>山奥のラーメン屋

    2年前、北陸のある山中 深夜彼女とドライブ中、山道で道に迷った ナビはうまく位置を拾ってくれないし、どうにもならず困っていると、パッと明かりが見えた ラーメン屋だった こんな山奥に? しかももう真夜中だぞ? なにか違和感を感じたが、彼女が道を聞いてみれば、というので駐車場に車をとめた やたらでかい駐車場だが、車は一台も停まってない 店に入ると驚いた かなり広い店内が満席だった しかし、よく見るとだれもラーメンに手をつけてない ただ座ってるだけ 会話も聞こえない シーンと静まり返る店内にラーメンの湯気だけがもうもうと舞っている 怖くなってすぐ店を出て、車を走らせた 結局朝方に近くなる頃、通りかか…

  • <最怖>治験

    20年以上前の話。 当時フリーターだった俺は治験のバイトをすることになった。 たしか1ヶ月弱で40万以上だったと思う。 参加者は10人。 検査は都内で行われたんだけど治験は他県で行われる。 新幹線で2時間、駅についてから車で1時間半。 かなり閑散としている土地で、やけに高い塀に囲まれた敷地に入ると無機質な建物が並んでいた。 車を降りてしばらくここで待つように言われて待っていると 「んぐぐあ゛あ゛あ"あああああああ」 という叫び声が聞こえた。 声の方を見ると超でかいヤツがこっちに向かって走ってくる。 確実に2メートル以上あったと思う。 顔がなんかぼこぼこで、フランケンシュタインみたいな感じ。 俺…

  • <最怖>止まらない悪意

    心霊なのかちょっと微妙な話書いてく 別れてから連絡なんて取り合ってもいない元彼(以下Aとする)から、携帯に電話がかかってきた 何の用かと思ったが、きちんと貸し借り(お金じゃなくてCDとかね)や気持ちのけじめもつけてキッチリ別れたから用なんてないはずもう私は結婚してるし無視した しかしその日から日に数回電話が来るようになり、回数も増えるようになってきた 正直気分悪かった 着信拒否ならいつでもすぐにできる、もうこれは一言言ってやると怖さ半分怒り半分で電話に出ることにした すると意味不明な罵詈雑言 Aが基地になったんだと思って冷や汗が出た なだめてとりあえず電話を切ろうと思って、話に相槌を打っていた…

  • <最怖>おっさんとの関係

    お前らにも降りかかるかもしれない怖い話 高校時代、バイトが終わって家に帰ると知らないおっさんが親父と飲んでた。 俺「こんばんわ~」 おっさん「おー!若い頃の○○ちゃんに似てるね~」 くらいの挨拶だけして自分の部屋で過ごしてたんだけど、まぁ…気になるじゃん そのおっさんが帰ってから親父はベロベロだったから母親にどんな関係か聞いたら顔をしかめた んで前置きでこう言った。 「お父さんのようなことしちゃ駄目よ」 ってね そのおっさんは親父の高校の同級生で同窓会で再会してから気があって時々飲んでて、今日はたまたま家に来たらしい よくある話しだなって感じだったが話は続く 「○○さんはねぇ…高校の頃お父さん…

  • <最怖>魔のカーブ

    俺的には洒落にならなかった話 学生時代、かなり有名な山と、峠の側に住んでたんだが、ご多分に漏れず、その峠には 「魔のカーブ(笑)」 というのがあって、俺がいた4年間の間にも数人が犠牲になっていた。 当時、バイクが好きで、その上山登りも好きだったので、夏場はその峠をツーリングがてらに、そんなことも気にせずに、バイクで登り降りしていた。 普段は、夏場、ほとんどと言っていい程、夕立と雷が発生する山だったので早めに下山するため、夜間その峠を通過することはなかったわけだが、その日は、たまたま雲も広がらず、やたらと涼しかったので、草原に寝っ転がってうたたね(爆睡?)してしまい、 「うわっ、もう9時か!?」…

  • <最怖>襲う河童

    小学生のとき、理科の先生が夜更けの帰り道でかっぱのような生き物に襲われたらしい。 用水路沿いを歩いてたら突然背後から襲われ、組伏せられたあと、片手をつかまれ、すごい力で引きずられたとか。 先生は無我夢中で、胸ポケットにあったボールペンを生物の腕に突き立て、怯んだところを近くの民家に逃げ込んだ。 その家の主人に事情を話し、武装して恐る恐る見に行くと、生物はすでに立ち去ったあとで、弁当箱を入れてあった巾着袋が持ち去られていたという。 生物の風貌は暗くてよくわからなかったが、背は小学高学年くらい、肌はヌメヌメしており、声などは発しなかった。 とにかく力は半端じゃなく、大学時代柔道で鳴らした先生でもま…

  • <最怖>石鬼

    お堂のなかにある石鬼の話。 自分の町はかなりの田舎で、田んぼが多くて何も娯楽施設がないところだが鬼の姿、形をした石だけが異彩を放っていたというか雑木林のなかにうっすらとたたずむ神社のお堂の中にその石はあった。 東大寺の金剛力士像におとらない顔の表情の迫力。 鋭い目付き、牙、爪。 いまにも動き出しそうな躍動性 石と言うよりも彫刻といったほうがしっくりくると思うが、彫刻ではないらしいのだ。 本物の鬼を石に封じたのだと。 この町のいい伝えというか昔話によると、条理にそぐわない不敬な行いをするとその者は鬼になった。 鬼は感染するらしく回りの人も鬼になってしまう。 鬼になると気狂いになり、物を壊したり、…

  • <最怖>団地での新聞配達(長編)

    高校の時に新聞配達をしてた その時とっても怖い思いをした話 配達してたのは、俺が住んでいた団地8棟。 朝五時前に起きて、俺が住んでる団地の1階の階段横に行くと新聞が置かれてあって、それを自転車に積んで、1棟1棟配り回るんだ。 だから直接、新聞屋に行く必要はない。 団地というのが、4階建てで両端に階段があり階段と階段の間に通路が通っていてその間に、101,102・・・106という風に6部屋あるタイプの構造だ。 1階は駐車場だから、10*の部屋はなかったんだけどな。 うちもそうだったんだが、貧乏臭そうな連中ばかりが住んでいた団地だ。 その日も暗いうちから起きて配る俺だ。 いつものように、華麗に迅速…

  • <最怖>夢囲い

    どうしてこんな人生になったんだろうか? 部屋に散乱するゴミ、虚ろな精神、長年引きこもっている自分。 常に現実にはない妄想を描き空っぽな心を満たしていく。 もし、希望に溢れていた未知数の少年時代に戻れたら… 俺は記憶の片隅から【夢囲い】の話を思い出した。 話はこうだ。 近所の古本屋の政治、経済の棚に時たま【黒い本】が出現するらしい その黒い本を枕の下に挟んで眠ると、自分が幸せだった時代の空間に戻れるというもの 誰が流した噂かどうかわからないが高校の時に流行った覚えがある。 かなり鬱な精神の俺は正常な判断ができなくだんだんと信じて行き、もしかして本当の話なのかと考え始めた。 久しぶりに外の空気を吸…

  • <最怖>チャンネル

    ちょっとだけ自分語り。 僕は霊感があるか?と聞かれたら、「なにそれww」と笑い飛ばすけど、実は若干の自覚症状を持ちつつ、本当にそうだったら怖いので、なかったことにしようとするタイプ。 でも、言い訳のできない体験が3回だけある。 1回目はクルマのバックミラーごしに自殺した先輩をみてしまったこと。 死んだことすら知らなかったんだけど、同乗してた友達Aに姿・形を説明してたら、泡吹いて気絶された。(発見者の1人が友人Aで、服装もドンピシャだったとのこと) 2回目は電車の踏み切り。 これも友人Aを乗せて運転してたら、ばーさんがいきなり飛び込んできたので、ビビって急ブレーキ+ハンドル切って、踏み切り内の機…

  • <最怖>ライターを借りる女

    今は、京王線禁煙になってるじゃないですか。 まだ禁煙になってなかった頃の話なんですけれど、府中駅の近くに当時働いていて、残業やらなんやらで終電に乗る事になったんですよ。 喫煙場所でタバコを吸おうとライターを取り出したら、25歳ぐらいの女の人がスタスタ歩いてきて、俺の事をじっと見つめてくるんです。 なんだよ!って思ってたら、 「ライターを貸していただけますか?」 って聞かれた。 ああ、なんだ。って思ってライターを手渡したらその女は、ニッコリ笑って俺の事を見つめたまんま、突然自分の髪の毛を燃やしはじめて、びっくりした俺は、 「やめなさい!」 大声でライターを取り上げようとした。 そしたらその女はラ…

  • <最怖>徘徊するモノ

    知り合いが仕事の関係で、一ヶ月ほど小田急線沿いの某町に引越しすることになった。 土曜日、友人二人と俺、合わせて三人でそいつの引越しを手伝うことになった。 滞在期間も短く小規模な引越しだったので、当日の昼過ぎには荷物を運ぶ作業が終わり、雑然としたその部屋で四人で酒を飲みながら麻雀をやった。 俺は明日早く仕事があったので、先に切り上げることになった。 終電に乗り、20分もすれば自宅に着くような距離であった。 数日後の平日、引越しを手伝った友人の一人、Aがうちに遊びに来た。 二人で飲んでいると、「あいつの家で不思議な体験をした」と友人が言ってきた。 あの日、俺が帰った後、3人で飲んでいたんだが、次の…

  • <最怖>骨董

    うちの父親は三年前に肺がんで亡くなったんだが、生前は骨董集めを趣味としていた。 といってもうちにそんなに金があるはずもなく、骨董市などで買った安い小物ばかりで値の張る皿物や掛け軸なんかはなかった。 父がもういけないというとき、病院のベッドで長男だった俺に 「骨董は仏間の押し入れにまとめてあるから○○(なじみの骨董屋)に下げ渡してやってくれ、まあいくらにもならんだろうが・・・。それから、風呂敷に一つ小物の骨董をまとめてあるから、これは俺の初七日あたりにでも坊さんに渡して、お炊きあげしてもらってくれ。」 と奇妙なことを言った。 俺が 「どうしてだい、それはお金にならないものかもしれないけど、ただ捨…

  • <最怖>由来のない禁足地

    よくある話だが俺の地元には絶対に入ってはいけないという場所がある。 そこは森を抜ける県道の近くにあって、県道からは見えないけど道からそれて森に入れば5分もしないでたどり着ける、 入ろうと思えば簡単に入れるけど入る気がなければまず入らないような、そんな場所だ。 広さは5m四方程度で、注連縄で囲まれている。 ちなみに、中学校では誰もがその場所を知ってたが、高校では知らないってやつもいた。 そんで、その禁足地にはどういうわけで禁足地になったかとか、入るとどうなるかとかいう由来がまったくない。 俺は物心ついたときから親や祖父母から 「そこに入ってはならない」 と耳にたこができるほどいわれてきた。 同じ…

  • <最怖>ギガデーモン

    20年前、北関東の小さな町 オレらは小学校の裏山でよく遊んでたんだが、奥の森は広くて危ないから入るなと言われていた 土曜日の午後、友人四人で探検ごっことして森に入った リュックに荷物詰めて、ワクワクしながら散策してた ある程度奥に進んだところで、岩に腰かけておやつを食べていると、友人の一人がシーッと会話を制し、指をさした その方向をむくと、なにやら妙な生き物がノシノシと二本足で歩いている大人ほどの背丈で腹がでており、足は短く、割に手は長い、身体は毛がなく、ツルッとした灰色だか緑色だかが混じったような全身粘膜に見えた とにかく見たこともない生き物 こちらに気がついていないようだったが、オレらの仲…

  • <最怖>ヒステリック

    これは友人から聞いた話 俺は大学生で、ひとり暮らしをしているのだが、同じアパートの一階に友人が住んでいるんだ。 俺は三階に住んでる。 ある日、同じ学部の友人達と飲み会をしたんだが、夜中の二時くらいになるとさすがに話すネタもなくなり白けた空気が流れ始めた。 その時は同じアパートの友人(Bとする)と他に二人の友人といたんだが、そのうちに一人が 「怖い話しようぜ」 といいだした。 俺は怖い話が好きで、新しい話を仕入れるとよく友人に話して聞かせていた。 今日も俺が一人で怖い話を喋り続けていた。 電気を消して。 俺はいろいろ話して、もうネタが尽きたころ、Bが 「俺も話あるんだけど・・・」 とおもむろに話…

  • <最怖>キャッシャ

    俺の実家の小さな村では、女が死んだとき、お葬式の晩は村の男を10人集め、酒盛りをしながらろうそくや線香を絶やさず燃やし続けるという風習がある。 ろうそくには決まった形があり、仏像を崩した?ような形をその年の番に抜擢された男のうち最も若い者が彫る。 また、家の水場や窓には様々な魔除けの品を飾り、それらが外れないよう見張る。 また、番人以外はその夜、たとえ家人であっても家の中に入ってはいけない。 他にもいくつか細かい決まりがあるのだが、これらは、キャッシャと呼ばれる魔物から遺体を守るために代々受け継がれている風習だった。 16になった俺が初めてその夜番に参加した時のこと。 近所の新妻が若くして亡く…

  • <最怖>3つの赤い光

    うちの一帯は、30年くらい前までは山しかなかったようなところを切り崩して作ったいわゆるニュータウン。 自然といえば家のすぐそばにあるでっかい公園くらい。 俺は昔買ったエアガンを撃ってみたくて、夜1人でその公園によく撃ちにいっていた。(ある意味自分が怖い人だという自覚はあったw) でもチキンだから、一応辺りを伺って、誰もいないのを確認してから撃っていた。 ヤンキーとか怖い人に絡まれたら怖いし。 で、撃ち終わったら公園のなかの小高い丘にあるベンチでタバコを吸うのが習慣になっていた。 遠くにマンションが見えていて、街灯に照らされて人が歩いているのが見えたので、こんなところでタバコを吸っている背徳感も…

  • <最怖>願望を実現させる

    馴染みのバーに入るとカウンターが満席でボックス席の老紳士と相席することになった。 老紳士は仕立てのいいスーツを着てサングラスをかけステッキを持っている。 他愛のない会話をしていると老紳士がこう言ってきた。 老「私は昔、超能力を持っていたんだ。」 私「どんな能力です?」 老「自分の願望を実現させる能力さ。例えばこう願うんだ。指を鳴らすとグラマーな美女が私の隣りに座る、と。そして指を鳴らすと本当にグラマーな美女が私の隣りに座るんだ。」 私「ただ願うだけじゃダメなんですか?」 老「そう、ただ願うだけじゃだめなんだ。なにか動作がなければ。私は自分の望むすべてを手に入れた。すると、この能力を人類のために…

  • <最怖>嫌なタクシー

    以前勤めてた会社で九州に出張行ったときのことなんだけど、泊まってたホテルの近くの繁華街に、夕食を兼ねて一人で飲みに出かけたんよ。 で、その帰り。 ほどほどに酔っ払ったから、ホテルに帰ろうとタクシー拾って、2~3分乗ったところでおかしなことに気づいた。 なんかタクシーの運転手がずっと小声でブツブツ言ってるのね。 最初はこっちに話しかけてるのかなと思ったんだけど、面倒だから聞き流してた。 でもよく聞いてみると、どうも独り言で訳のわからないこと言ってる。 よく覚えてないんだけど、なんか階段を上がったら危ないだとか、電池が切れるから直進(?)するとか。 すまん、自分が説明するとなんか意味ありげだけど、…

  • <最怖>草履

    中学時代に部活の顧問から聞いた話 先生が大学時代に、友人とW県のとある村にキャンプをしに行った。 河川敷にテントを張って日が落ちるまでの間、テントの中で準備をしていたそうだ。 日没後、先生は友人と話をしていると、外で何かを引きずっているような音がする。 勿論友人はテント内にいるし周りに人影も見えない。 その「何か」はテントの周りをずっと歩いている。 先生が外を見ると何もいない。 しかし中に戻ると足音が聞こえる。 気味が悪くなった先生たちは一度テントから出て、ライトで外をガンガンに照らしながら夕食の準備を始めた。 夕食も終わり片付けをしたあと、先生たちは眠りについた。 ぐっすりと眠っていると、ま…

  • <最怖>言葉の力

    俺がまだ小学生の頃、4家族(20人程)で河原へキャンプをしにいった 真夏とは言え河原遊びしてれば涼しくなり、バーベキューやら何やらして楽しく過ごしすっかり暗くなった。 夏の夜と言えば恒例の怪談が始まり、大人も子供も混じって笑ったり怖がったり、小学生の俺は肝冷やしまくりながら話を聞いていた 夜もふけて来た頃、今までニコニコしながら聞いていたUさんがぽつりと話始めた Uさん「怖いけど考えさせられる話、タイトルはそうだね~[言葉の力]ってところかなぁ」 ある中学にクラスのリーダー格の苛めっ子Aと目立たない苛められっ子Bってのが居た オタク気持ち悪いと言うだけでAの標的になったB。 最初はAと仲の良い…

  • <最怖>おじさん達

    小学生の頃、子ども会の集まりで区長の家へよく行っていた。 区長の家の敷地はかなり広く、離れが2つもあってそのうちの一つが気になってた。 それは敷地の一番奥の塀沿いに建てられていて、外観からして二階建てなんだろうけど窓がなく異様に無機質な建物で区長に頼んでも入れてくれなかった。 俺はどうしても気になり区長の目を盗んで中に入ろうとしたが鍵がかかっていて入ることができない。 でもひとつ気がついたことがある。 窓がないと思っていたが塀側に一つ小窓があり、塀に登ればその小窓から中へ入れそうだ。 俺は塀によじ登り手を伸ばしたが少し高さが足りない。 ジャンプすれば届きそうだと思いジャンプしようとするとその小…

  • <最怖>一悶着

    地下鉄で変な人に遭遇したときの話。 停車駅に近づいた時、地下鉄の車内で女がいきなりパッと携帯電話を投げた。 カシャーンと音がして、液晶面がバリバリに割れた。 「コイツ、何で自分で携帯電話を投げてるんだ?」 「オカシイ人?」 皆ザワザワしていた。 すると、女が下車しようとしていた男性を捕まえた。 「何するのよ!携帯電話、弁償して!」 全く関係の無い男性も周囲も全員ポカーン。 女が自分で携帯電話を投げたのに、何故か男性を引き止めて文句を言っている。 ちょうど扉のところで二人の口論が始まって、地下鉄が発車出来なくなった。 若手駅員が駆けつけてきて、対応しようとする。 しかし、女の怒りに押されてしまう…

  • <最怖>喪服の女(長編)

    高校生の頃、俺達のクラスに短期交換留学生が2人やってきた。 そいつらとの出来事を書こうと思う。 そいつらが来てから暫らくして、クラスの女子たちが留学生2人の事を軽く無視し始めた。 その時は原因は良く解らなかったが、俺たちはとくに深く考えず、差別するのも良くないと留学生2人と仲良くしていた。 2人ともいいやつで、日本のことも好きだというし、ぶっちゃけ当時はなんで女子から嫌われていたのか解らなかった。 そんな事が続いた夏休み少し前のある日、俺たちは以前から気になっていた、廃墟になっている空き家へ肝試しに行こうと計画をした。 行くメンバーは、俺、A、B、Cと、留学生のD、Eの6人。 DとEは当初メン…

  • <最怖>アカエ様

    俺が小学校低学年の頃の話、つってももう30年以上前になるけどな。 東北のA県にある海沿いの町で育った俺らにとって、当然海岸近くは絶好の遊び場だった。 海辺の生き物を探して無意味にいじくってみたり、釣り人に餌を売りつけて小遣いもらったりとまあ、無邪気に遊ぶ毎日だったよ。 しかし、かくれんぼだけは海の近くでやってはいけないと周りの大人にきつく言われていた。 まあ、海は危険が危ない場所が一杯あるからな、変な所に隠れられて大怪我や命を落とす事故を心配してのものだろうと子供ながらに理解していた。 しかし、理解しているとか何とかいったってそこはしょせん子供、周りに誰もいなけりゃやっちゃうもんなんだよね。 …

  • <最怖>現場写真

    警察官の従兄から聞いた 仕事柄、現場写真を山のように撮るが、たまに説明不可能な写真がある ①高速道路の事故現場:連続して撮ったうちの一枚だけ、犠牲者の遺体を見ている犠牲者が写っている 服や髪形はまるで一緒 しかし、その犠牲者を取り囲むようにして十数人の人が無表情で写っていた ②放火殺人の現場:現場写真に野次馬を映したものがある なぜか一人、火事場と逆方向を見つめている人がいる 後の発表で気づいたが、その時火事場にいたはずの犠牲者だった もしかしたら視線の先は、、と考えたが、とくに捜査に役立つ情報は得られなかった ③自殺現場:遺体を運んだあとの現場を映した連続写真に一枚だけ写り込んでいた その自…

  • <最怖>小人

    今日大学から帰る途中、うちの近くで小学生の子供らが7、8人ドブの前でワイワイやってる その内の一人がオレの弟で、どうしたー?と声をかけてみると、 弟「今ね!小人がいたんだ!捕まえたんだけど、ドブに逃げられたんだ!お兄ちゃん捕まえてよ!」 なんて言われた アホか、と思ったが子どもたち全員異様に興奮してて、目がギラギラしてる よく話を聞くと、全員がギャーギャー話始めた(実際に聞いた表現に忠実に書きます) 遊びながら下校中、一人が道をピョンピョンと跳ねるように歩いてる小人を見つけたらしい 小人は俺のiPhoneくらいの背丈で、二本の手足にツルツルした黄土色をしており、黒のヘルメットのようなものを被っ…

  • <最怖>狐さんとの約束

    亡きうちの婆さんが親父に語ったという話。 そして俺が親父から聞いた話。 大戦末期、爺さんはのらりくらりと免れていたが、ついに出征の命令がきた。 爺さんは名誉なことなどとは思えなかったらしく、もう生きてかえってはこれない、俺はもう終わりだ、と毎晩泣きながら酒浸りだったらしい。 婆さんはなんて臆病な男なんだろう、とほとほと呆れ果てていたそうだ。 しかし、ある日爺さんは上機嫌で帰ってくると、婆さんにこう語った。 気まぐれに近所のお狐さんを参ったところ、お狐さんの声が聞こえたとか。 そんなに死にたくないのならば、わしがなんとかしてやろう。 その代わりに、休みの日は毎朝必ずここを掃除し、供え物を絶やして…

  • <最怖>つきまとう

    8年位前に心霊スポットにキモ試しに行ったんだけどその時金縛りにあった。 動けないでいると顔が潰れた女性っぽい幽霊に睨まれた。 首から上はもう本当にぐちゃぐちゃ、吐き気さえもした。 説明はめんどくさいから端折ってその日は逃げ帰った。 でも、それから数日間その幽霊が目の前に出てくる。 どうやらつれて帰ってしまったみたいなんだ…… あまりの怖さにガクブルするものの気負うとダメだと思って 「近寄るな」「何で俺なんだ」「出て行け」 とか叫んでいたら 『なぜ?私はこんなに好きなのに?』 と耳元で囁かれた。 「好かれる理由が無いだろ!気持ち悪い!」 って叫んだら、その幽霊は急に顔がきれいになり生前?の顔にな…

  • <最怖>男の声

    自分の実体験です。 浪人していた時の話。 高校卒業して一年間浪人する事になった。 浪人しても毎日地元の友達と遊んでて、家族ブチキレ 「母方の実家でお婆ちゃんと二人で暮せ。」 こんななりゆきで婆ちゃんち(立川)で二人で暮らすことになった。 立川にいった事ある人はわかると思うんだけど、あそこって駅前は都内っぽいけど少しはずれると超田舎なんだよね。 畑だったり寺だったり墓だったり。 ばあちゃん家は木造でかなり広い家で、(ちなみに家の間取りを簡単に説明しておくと、1Fリビング、キッチン、風呂、トイレ、和室、和室2F和室、物置)俺は2Fの和室をもらった。 話を戻して、俺が高校1年の頃にじいちゃんが亡くな…

  • <最怖>伝えたいこと

    俺が高校のころに起きた話です。 俺はその日、山に囲まれた大きな庭がある友達の家で複数の友達とテニスをしてた。 体育館の二分の一くらいでかいから本当なんでもスポーツが出来た。 テニスといってもネットとかはなくあるのはボールとラケットだけだから山の方にしばしばボールが飛んでいっちゃうことがあった。 そのときもいつも通り山の方へボールが飛んでいった。 皆で山に入ってボール探してたらいかにもホームレスなおっさんが座ってるんだよ。 避けるようにしてボール探してたんだけどそのおっさんが立ち上がって 「ちょっと君たち」 って声かけて来た。 当然「うわぁ……」って思ったんだけど無視する訳にもいかないから、友達…

  • <最怖>予知夢の少年

    オレがガキの頃、近所にAと言う幼なじみがいた。 学年も同じで、毎朝一緒に学校に行った。 Aは何故か未来のことをよく知ってて、その頃夢中だったマンガとか、アニメとかについて、来週どうなるかを教えてくれた。 なんで知ってるのか気になって、一体どこから聞いてきたんだと聞いたらAは 「夢で見た」 と言っていた。 おそらく予知夢みたいなものだったんだろうけど、その頃のオレはアホだったので、 「いいなー、オレも夢で見たいなー」 としか思ってなかった。 んでお互いに五年生になったとき、Aは死んだ。 トラックにひき逃げされて即死だったらしい。 Aの葬式は身内だけで行われ、遺体を前に最後の挨拶も出来なかった。 …

  • <最怖>睨むモノ

    親父が肝臓やって死にかけたとき、母ちゃんと病院の説明室で主治医と研修医から話を聞いた。 大きなテーブルを挟んで対面していたんだが、気がついたら部屋の隅に三人知らない人が立っており、上目遣いの凄い形相で主治医を睨んでた。 オレはこれはこの世のものじゃないと思い、怖くて見ないようにしてた。 誰も気づいていないようだった。 猛反対する両親を遮り、強引にセカンドオピニオンをし、違う病院に移した。 親父は告げられた余命よりはだいぶ長生きした。 でもオレはあそこで見た連中の顔が目に焼き付いて、しばらく安定剤頼みになってしまった。 ほんとに怖かった。 あと、その病院に見舞いにいったとき、一度だけあったこと。…

  • <最怖>黒髪の赤い服の女

    深夜、コンビニで酒とつまみを買おうと自宅のマンションの部屋からエレベーターで一階に降りようとしたらエレベーターの中に長い黒髪の赤い服の女が俺に背を向いて立っていた。 それも鮮やかな真紅の服で黒髪も深い色だった。 コントラストがなんとも言えない、そして微妙だにしない。 俺は深夜に女性一人でエレベーターに乗ってることに始め驚いたがその異様な雰囲気とその場の空気に不快感を覚え速く一階に出たかった。 気をまぎらわすため、好きなテレビ番組を思い出していたら気付いてはいけないことに気づいてしまった。 何気に目線を女の足元にやると、俺は目をギョッとして心臓に冷水が一気に流れこんだ。 靴がこちらを向いていた。…

  • <最怖>バーに来た女

    この間のバイト先での話。 俺としてはオカルトであって欲しい話。 今はバーでバイトしてるんだが、この間の雨の夜に来た女性。 その女性、割と美人だったけど雨に降られたのか服から髪から濡れていた。 そのときは 「あー傘持ってないんだー」 くらいにしか思わなかった。 それでカウンター席の端(俺寄り)に座ったのね。 カウンターの内側には俺とマスター。 客はその女とDQNぽいカップル1組。 位置的に マスター 俺DQN 女 マスターがDQNの話相手になってたから、必然俺が女に注文をとるわな。 そしたらその女性は 「いえ、、、」 とか言うのさ。 内心 (じゃあ帰れよ、、、) とか思いつつ料理してた。 一応ハ…

  • <最怖>呪いの手紙の写真

    中学生の頃、学校で「呪いの手紙」が流行った。 体育の授業から教室に戻り、机から教科書を取り出そうとすると、ちょっと厚みのある茶封筒に手が触れた。 封筒には 「一人で見てね」 とマジックで書かれていたので、何かラブレターみたいなものを想像して、僕はこっそり家に持ち帰った。 夕飯を終えて、一人部屋で開封すると、中身はとんでもないものだった。 「この写真の生徒はクラスでいじめに遭い、首を吊って自殺しました。遺書には自分をいじめた生徒たちと、見てみぬ振りをした担任、そして、死んだら悪霊になって、この連中を呪い殺すと書かれてありました。 この手紙を見た人は、一本のお線香を供えてください。そして線香が灰に…

  • <最怖>アナウンス

    私は子供の頃、大体6歳くらいまでアナウンスが聞こえてきたんだ 普通に生活してて、急にあの「ぴんぽんぱんぽーん」みたいな音がして次に言葉が流れる 意味のない言葉はなくて、遊びに行こうとしたら 「ぴんぽんぱんぽーん、これから雨降ります」 みたいなこととか、結構便利なことを教えてくれた 事実アナウンスの言葉通りになった 子供だった私は、それが全員に起こってることだと思ってたんだよね だから自慢もしなかったし、誰にも話さなかった 当たり前だと思ってたから それである日家族でお出かけしたんだ 駅について、ホームで電車待ってたら何か一人の女の人が妙にホームギリギリに立ってたんだ 私はそれが気になってチラチ…

  • <最怖>影がない

    小学生の時の話。 夏休みに友だち10人ぐらいと校庭でサッカーやってたら一人だけ影が無いのに気がついた。 「おまえ影ないじゃん」 て指摘してそいつが 「え?」 て自分の影がないのを確認した瞬間そいつがぶっ倒れた。 すぐに救急車呼んだんだけど結局そいつ死んだ。 熱中症だった。 で中学生の頃、夏休みに陸上部の練習中に同じグランドで練習してた野球部員の一人がぶっ倒れて救急車が来た。 何があったのか聞いたら、そいつに影がなくてそれを指摘してそいつが自分に影がないのを確認した瞬間ぶっ倒れたらしい。 そいつも死んだ。 熱中症で。 なんなんだ? また明日の夜にお会いしましょう。

  • <最怖>井戸に落ちる女の子(長編)

    うちの会社は結構ブラックで、絆を深めるためなのか精神修行なのか知らないけど毎年、新入社員に山登りとかキャンプとかさせてる。 この年はお寺で修行。 いつもは社長ともう一人が引率するんだけどこの年は社長が直前に行けなくなって俺だけで引率することになった。 新入三人(A,B,C)を連れてお世話になるお寺に行くと、住職と小坊主のSさんとOさんが出迎えてくれた。 住職は常に笑みを絶やさずとても優しそうな人だ。 毎朝四時半に起きて、掃除して、座禅して、読経してという感じで三日間ここでお世話になる。 1日目の夜に新人二人の叫び声が聞こえた。 どうしたんだろうと思い、声の方へ行くとお寺の敷地にある井戸を覗き込…

  • <最怖>蛇神の化身

    うちは田舎の旧家なのだが、庭に先祖代々祀られてきた小堂がある 小堂の中には蛇神の化身を祀っているらしいが、おれは見たことがない 蛇神の化身は家の守り神で、大事に崇めていれば家は栄え、有事の際には手を差し伸べてくれるとか たとえば、屋敷が火事にみまわれた時、火消の若い衆が駆け付けるより早く、20人ほどの若い男たちが現れ、あっという間に火を消し、立ち去ったという さほど大きな村ではなかったのだが、その若者たちは全員見覚えのない顔だった 戦時中、深刻な食糧難に襲われたとき、どこからともなく20人ほどの若者がたくさんの荷物を抱え、うちに訪ねてきたという。 贈り物です、とだけ告げて、若者たちはすぐに去っ…

  • <最怖>血まみれのチャーくん

    これからお話する内容は、今から10年以上も前のことです。 その当時、私の中学校は荒れ果てており、市内の中学校の中では「ぶっちぎりで最悪」と言われるほどの問題校でした。 特に、私が在籍する第2学年は不良たちの温床となっていて、1クラスに5~7人くらいは不良グループのメンバーが混ざっていました。 私のクラスには不良グループのリーダー格であるMがいるせいで新学期の初めのうちは授業がしばしば中断されていました。 机を蹴り飛ばしたり、マンガを読んだり、勝手に席を立ってどこかにいなくなったり、校門付近でうろうろしている暴走族のバイクに乗って出掛けたり…。 もちろん全て授業中のことです。 学校の先生たちもお…

  • <最怖>引っ張るもの

    一年前の夏、実際に体験した話。 男女計5人で某有名な花火大会を見に行きました。 近所で見ることもできたのですが、せっかくだからできるだけ、近くで見ようと言う事でみんなでチャリ+一台原付で河川敷に沿って走りました。 人ごみも少なく、いい感じの所を見つけたので、何事もなくみんなで楽しく花火を見ることができました。 が、問題は帰りに起きました。 なんか来たところが結構田舎っていうこともあったんで街頭とかも少なくてめちゃくちゃ暗かったんです。 途中で、カブトムシが飛んできたりして 「本当に田舎だなww」 とか言ってみんなで楽しく帰っていたら、5人中1人が女子だったんですがその子の原付のガソリンがなくな…

  • <最怖>夢に出てくる日本人形

    事の発端は夢からでした 青みがかった黒髪の日本人形が夢に出てくるのです 夢の中の人形はただオレと見つめあっているだけで、一体何を意味しているのかさっぱりわからない 一週間毎日続き、ほとほと悩んでいた頃、夢に変化があった 人形がなにか語りかけてきた しかし、意味のあるような言葉には思えず、オレには通じなかった しかし、何度か同じ夢を見るうちに気がついた どうやら数字を言っている 十桁の数字 オレは目が覚めるとすぐにその数字をメモに書き留めた よくよく見てみると電話番号のような気がする 頭三桁はオレの住む地域の市外局番と一致する しかし、当然のことながらとても電話をかける気にはなれず、なにもするこ…

  • <最怖>ファランクスの英雄

    叔母が欧州で留学していた時の話。 宗教や国、文化が違えど、やはり神様は大切に奉り悪魔や妖怪や怨霊といった類は恐れられ、専門家が除霊するというのはどの世界でも同じ事。 叔母の留学先の小さな町にも古いしきたりがあり例に違わず、教会でミサ(?)・神事(?)のようなものが行われたそうである。 神父が聖典を読み上げ、皆がお祈りをする。 郷に従えというように、叔母も同じように祈りをささげた。 一通り終え、皆が帰り支度していると、突然祭壇の左右に飾られていた 2枚の絵がガタガタと音を立てて、落ちた。 片方はキリストを、もう片方は悪魔祓いをする神父が描かれていたという。 「神が恐れている、何事か。」 神父は不…

  • <最怖>女と犬

    二年くらい前の事だと思う 当時、三年くらい同棲していた彼女がいたんだがそいつと新しくマンションを借りて引っ越したんだ 俺は霊感とか無いし、霊や宇宙人すら信じてなかった ある日、寝室のベットで寝ていると誰かが布団の中に入ってきた あぁ彼女が来たんだなぁぐらいでしか思わなかった ちなみに当時俺は水商売を経営していて帰りが朝が当たり前 彼女は昼間仕事をしていた それで違和感を感じた 俺が寝てる時間は彼女は仕事に行っているはずだと そして目を開けると、ベットには誰も居なかった もちろん彼女は仕事に行っていた 夢でも見たのかと思い気にはしていなかった またある日、寝ていると今度は犬がベットに入ってくる感…

  • <最怖>連れていった

    数年前、当時仲の良かった同僚と旅行に行ったときの話。 メンバーはA子、B子、私の三人。 行き先は結構有名な温泉地で、初日は楽しく過ごしてた。 昼は買い物と温泉、夜は安宿でカラオケとお酒って具合に。 それが、二日目の夜にA子とB子が子供を見たらしい。 おかっぱの女の子が部屋の隅に立ってるんだって。 笑いながら。 時々耳から舌を出すから、A子がその子を窘めたらしい。 「そういうの普通の人にしたら驚くからやっちゃだめだよ」 だとかなんだとか。 ちなみに私はその時爆睡中。 B子がトイレで嘔吐してる音で目が覚めた。 B子「アレやばいって・・・怖いもう無理」 A子「まだ子供じゃん・・・大丈夫だよ」 その後…

  • <最怖>花(長編)

    車の免許取ったばかりの頃って、みんな仲間内で集まっていったことない道とかドライブしまくったりするよな。 一昨年の俺もそうで、夏休みに実家に帰ったときに、地元に残った友達から誘われて何度かドライブに行っていた、その時に起きた事件を書こうと思う。 お盆の少し前くらい、朝からかなり暑い日だったのを覚えている。 中学の頃の同級生で、地元にいた頃は良くつるんでいた腐れ縁の友達から 「女の子誘ったからドライブいこうぜ」 と電話があって、午前中のうちに迎えにきてくれることになった。 俺は友人がどういう意図で俺を誘ったのか知っていたが…w 要するに、友人はその時付き合いたい女の子がいて、1対1じゃ誘えないから…

  • <最怖>信仰(長編)

    孤独だった俺の話を暇つぶしに聞いてください。 小学校5年生の時、交通事故で両親を亡くして祖父に引き取られた。 その時から俺の時間は止まってしまったようになって何も考えられなかった。 事故の前のことは何も思い出せなくなり、何もかも楽しくなくなった。 転校した先の小学校でも、何もしゃべれず、全く友達もできなかったし、友達を作りたいとも思わなかった。 ただ、朝になったら学校に行き、自分の席に座って授業にのみ集中し、学校が終わればすぐに家に帰った。 先生は気を使っていたようだが、みんな気味悪がっていたと思う。 いつもステテコと腹巻姿の祖父は優しく、慣れない手つきで家事をしつつ、俺の好物の鳥の唐揚げを良…

  • <最怖>赤いコートと黒服の噂

    私が大学で体験したことを語ろうと思う。 こんなことをするのは初めてなので、長くて読みにくいだろうし、作り話と思われるかもしれない。 私自身も何処までが現実でどこまでが幻覚なのか、私にももう分からないから。 春先の事だった。 私は社交性に乏しかったから、周りとはあまり関わらない生活を送っていた。 だがその年は、随分多くの噂話を聞いたように思う。 ただ私自身は当時そういったものに全く興味が無く、人喰い峠やら幽霊電車やら山の祟り神やらを聞いても、どうとも思わなかった。 反応したのは、斜め前の席に座っていたVだった。 「へえ、さっきの詳しく聞かせてよ。」 Vはいつもへらへらしていて、男女問わず誰とでも…

  • <最怖>しきたり

    まだ実際行ったわけじゃないけど気味悪いなと思ったこと 3月の末に祖父が亡くなったんだ 母方の祖父で住んでいるところは山奥の村 村社会ってのは色々根付いてる「しきたり」みたいのがあるらしくそのしきたりに倣って、葬儀をしなくちゃいけない 気を使うところが多く苦労しました 葬儀は村の人全員で行う、名前を呼んではいけない(屋号)で呼ばなくてはいけない 家ごとに仕事が決まっていて、手伝うことは厳禁 ろうそくに火をつけるのは○○の役、墓石を掃除するのは○○の家長、などととても細かく決められていた むしろ親族はほとんど何もすることは許してもらえずポカーンですよ 何が何やら、、、 で、火葬まで終わったら見たこ…

  • <最怖>見えない手相

    前に、職場の先輩(Aさん)とご飯を食べに行った。 将来の話になったんだが、私が 「未来がわかればいいんですけどねぇ。占いとか行きたいなー」 と言うとAさんはうっすら苦笑いをして、 「私、行ったことあるよ」 と一言。 「えっいいなー!!何占いですか?」 「手相。3年前かな。友達と行ったんだけど」 中華街だかどっかのお店で、Aさんと友達(Bさん)の2人で入ったんだそうだ。 中には小さな部屋?広間?みたいなのがあって、ドアが一つ。 そのドアの向こうに占い師がいた。 多分、客が2人以上いた時に、順番待ちをしやすい様になっているんだろう。 なんだか想像通りというか、何というか。 胡散臭いな、と思いつつ奥…

  • <最怖>川を眺める男

    千葉県某市のある橋にていつも行く釣り場の橋に、いつからか、変な男がいるのに気づいた 柵にぴったりくっつき、顔を出して川を覗きこんでいる 釣りをするわけでもなく、ただずっと川を見ている 気がつくといて、また気がつくといなくなっている いつも白シャツにチノパン姿 さして気にとめてはいなかった ある日、タバコを吸おうとしたらライターを忘れてきており、その男に火を借りようとした 近づいてみてわかったのだが、男は30歳くらいで、なんだか表情に乏しいというか、何を考えているのかわからない雰囲気だった 俺「すいません、ライター貸してもらえませんか」 男「持ってないです」 俺「そうですか、すいません。あ、僕い…

  • <最怖>苦情

    学生時代、コンビニの深夜バイトやってたんだが、そこで体験した話を書かせてねん 深夜2時頃、突然停電が起きた 外に出てみたが、どうも停電しているのはうちだけだ アイスとかどうすんだ、と思い休憩中の先輩を呼びにいこうとしたら、バックヤードのドア前に女が立っていた たしか客はいなかったはずだが? すいません、ちょっと電気消えちゃったみたいで、今なんとかしますんで、ちょっとお待ちください、と謝ったら、 ××× 何か言ってる 聞き返すと、 重い、、重いんだよ! といきなり怒鳴られた そのまま女はすごい早口で捲し立てた いつもいつもどいつもこいつも重くて重くてたまらない、お前らはなにも考えてない、みんな迷…

  • <最怖>取り囲む集団

    夏、某温泉地での話です。 私が所属する研究室の先輩と二人で学会参加を兼ねた二泊三日の温泉旅行に行きました。 初日は学会を適当に切り上げ温泉を堪能しました。 二日目、朝からブラブラ気の向くまま車を走らせ、途中寄った観光地として有名な滝で先輩が写真を撮ったところ、変なものが写りこんでいました。 画面中央、大きく写した滝のあちこちに顔のようなものが。 というか顔でした。 お互いこんなものを撮ったことは初めてで、非常に不快で、すぐにデータを消去しました。 そんなことはすぐ忘れようと、楽しく旅行を続けました。 途中知り合った三人組の大学生の男の子とご飯を食べ、9時くらいに宿に戻るため車で出発しました。 …

  • <最怖>満面の笑みで

    その日俺は駅のホームで電車を待っていた。 ホームにほとんど人はいなく、俺の5mくらい横にはカップルがいた。 俺もカップルもホームの黄色い線内側ギリギリに立っている感じ。 カップルは楽しそうに話をしていた。 見ると女の子が可愛い感じだったので、俺はうらやましいな~って気持ちだった。 通過列車が来たので、俺は自然と電車の方を向いた。 電車が来る方向にカップルが居たので自然とカップルも視界に入っていた。 電車がカップルの前にさしかかろうとした時、女の子が彼氏を見ながら満面の笑みで電車に飛び込んだ。 ガンッって硬い物に何か当たる音がして、その後電車のものすごいブレーキ音がして電車が止まった。 止まった…

  • <最怖>小さくなる影

    事の始まりは先々月くらいになります。 母方の実家は結構な田舎で、訳あって私はそこで一人暮らしをしていたんですが、夜、私が寝ていると、縁側の方のふすまが、ふっと明るくなったんです。 私がそれに気付いて、ふすまの方に目をやると、そこには、ものすごく大きな人の影があったんですよ。 いや、人の影、と言っても大き過ぎて腰だけしか映ってなかったんですが、手の形がはっきりと見えたので、私はそれが人の影だと解ったんです。 私はびっくりするだけで、何も出来なかったのですが、その影は、私が見ている事に気付いたのか、次の瞬間には明かりごと消えてしまいました。 かなり怖かったのですが、本当に一瞬の出来事だったので、見…

  • <最怖>願掛け

    俺が高校生で大学受験中だった頃の話。 俺は志望大学受けて、後は神頼みってことで地元の神社に行った。 学校から友達と二人でチャリで行った。 チャリ押してる時によく足にペダルが絡まるのが気になっていたが気にせず神社へ向かった。 いつもペダルなんてめったに当たらないんだがな。 俺等は神社についてさっそくおさい銭入れて合格祈願した。 「さて、帰るか」 ってチャリを砂利道から道路に押したらまたペダルが当たる当たるほんとよく当たる。 俺は膝裏が若干痛くなってきてイライラした。 神社の敷地からでて、大きな道路に出た。 友達より先に交差点まできた俺は、青になるとすぐに交差点を渡ろうとした。 念のためしっかり右…

  • <最怖>死神さん

    子供の頃友人に聞いたとかいう話。 その友人は「実話だ」と言い張ってたらしいが、結局また聞きなわけで、どうなのやら。 とある姉妹が、とある実験をしてみようということになった。 その実験というのが、夜中の二時に、寝ている人を真ん中にして人が二人左右に立ち、パンパンと軽く二回手を打ってから目を閉じて 「死神さん死神さん、とても怖いものを見せてください」 と小さくつぶやく。 3分間そのまま目を閉じてからそっと目を開けて真ん中の人の顔を見ると、その顔が 「その人が死ぬときにしている表情」 になっているというもの。 あまりにも安直な内容、安直な呪文。 そしてどこかで聞いたことのある話(三面鏡で13番目の顔…

  • <最怖>隔離校舎

    霊感ないのにとにかく変な現象とエンカウント率が高い友人Aから聞いた話。 友人Aの母校には隔離校舎と言う校舎があったらしい。 隔離校舎と言っても生徒が急増したために校舎を増築しようにも校内に適当な場所がなくてしょうがないので一クラス×3学年と言う感じの極小校舎をグラウンドの片隅にしっかりとした鉄筋三階建を建てた。 しかしこの隔離校舎生徒にはすこぶる評判が悪かった。 一番の理由は文字通り隔離された校舎のせいで、他のクラスとの交流は絶望的でつまらない&渡り廊下なんか無いから移動教室に行くのに外靴に履き替えて移動しなくちゃいけないから。 ABは一年二年は隔離校舎ではなく普通の校舎で過ごしてたんだけど三…

  • <最怖>東京都内の島

    大学の時の話なのだけど、とある「東京都内の島」に旅行したとき、かなりの不思議現象にビビらされたことがある。 もう世間の夏休みはとっくに終わってて、大学生くらいしか休んでない9月の半ばだったのだけど、その某島の旅館を夕食後に出て、近所をぶらぶらしていた。 夜の8時ちかくでもう周囲が暗くなって、俺も手持ちの小型懐中電灯を付けないとならないほど。 その島には小学校が一つあるのだけど、そこに通りかかると、周囲の民家もそうなんだけど、学校の正門も閉じてなきゃ、体育館の扉も開け放したまま。 なんとなくで散策ついでに小学校の敷地に入ると、体育館の方からなんか「だん、だん」って音が聞こえてくる。 何だろうって…

  • <最怖>抜け毛

    最近抜け毛がひどく、病院に行くか真剣に悩んでいた。 気になりだしたのはほんの数カ月前、当初は朝起きると布団に2,30本くらいの髪の毛が確認できる程度だったのだが、この一カ月、酷い時には一束の髪の毛を握った状態で目を覚ます事があった。 仕事のストレスか全身がけだるく、抜け毛も酷いということで、週末になったら病院に行こう、と思い立ち、知りあいに紹介してもらった医者に診てもらった。 結果は異常なし。 毛髪も平均的な状態で、医者からは逆に髪の強さとツヤを褒められてしまった。 嬉しい半面、納得のいかなかった私は、もう少し様子を見てから病院へ行こうと思いその日はもう寝ることにした。 翌日、私は目を覚ますと…

  • <最怖>一蹴

    これは102になる俺の婆ちゃんから聞いた話&俺が体験した話なんだけど、今思い出しても少し怖いかな あれは1年前の話、俺は田舎に住んでる婆ちゃんの家に遊びに行った。 俺にとっては当然だけど、婆ちゃんの家には偶にしか行けないから凄く歓迎されるわけよ。 「あら、よく来たわね。いらっしゃい」 「婆ちゃん大丈夫?病気とかしてない?」 「大丈夫よ」 こんな風に話してたりしたら、夢中になっちゃったんだろうね。 時計を見ると午後九時を回ってた 帰ろうにも俺は県外に住んでたので、その日は泊めてもらうことになった。 婆ちゃんの家には、102の爺ちゃんもいるんだけど二人は幼馴染同士の結婚らしかった。 その日俺は風呂…

  • <最怖>つきまとう女

    俺の友達のTの話。 Tは中学の頃の友達で上京してから偶然会ってまた親しく付き合うようになった。 そのTから彼女ができたと聞いた。 彼女がATMにバッグを置き忘れたのをTが追いかけて渡したのがきっかけだという。 1回だけ会ったことがあるが、あからさまな整形女だった。 マネキンのような顔でモデルのように細い体に不釣合なほど大きい胸。 Tの好みと全く違う女だった。 1ヶ月ほどたってTが彼女と別れたいと言ってきた。 「近くで見ると目とかめちゃくちゃ怖いし、胸も超不自然で触るのも怖いんだよ。」 そんな事はじめから分かってたことなのにな。 まぁ、一見すると超上玉だから、ちょっと盲目になってたんだと思う。 …

  • <最怖>まじで?

    自分でなく、自分の夫の話。 私は、霊感とかそういうものが一切無く、見た事も聞いた事も無い。 家族が怖がるから、墓場や神社の掃除とかも一人でしていたが、何もおかしい事は起こらなかった。 試しに夜中に心霊スポットに行っても、何も無かった。 で、とある男性と付き合い始めたが、どうもその人が霊感体質らしい。 色々な所で色々な霊を見て来たそうだが、私は見た事が無いので話半分で聞いていたし、恐らくは極度のビビリで大した事が無いものを見間違えるのだろう。 そう思っていた。 しかし、私とデートをしている時に限り、霊が見えなくなったらしい。 よくはわからないが、多分私に夢中でビビる暇が無くなったのだと思った。 …

  • <最怖>夫婦愛

    私は親族に、主に妻の家族へ隠し事をしている。 なぜ私だけが知り、なぜあの時お義父さんが私だけに話したのかそれは10年以上経過した今でも、わからない。 それは妻の母親、つまり私のお義母さんが亡くなってから2ヶ月後、その日は甥の誕生日があり、親族で誕生日パーティーを開いたときの事だった。 私は義兄に頼まれて、そのパーティーの様子を8ミリテープのビデオカメラで撮影していた。 すでに認知症気味だったお義父さんもその席にいた。 お義父さんには、妻との結婚や娘の誕生の時など、元気な頃には本当に数え切れないほどお世話になった方だった。 正直、飲んだくれで借金まみれだった私の実父なんかとは、比べ物にならない立…

  • <最怖>取り出し口

    この間、飲み会のあと友達と歩いて帰ってたんだが、途中、自販機で烏龍茶を買ったんだ ボトルを取ろうとしたら、取り出し口から手が出てて俺の手をガッとつかまれた とっさに振りほどこうとしたが、すごい力で無理 俺はパニック状態 友達が何回か俺の手もろとも蹴りをいれてようやく離れた 手はスッと取り出し口の奥に消えた あまりのことに、走ってその場から逃げたよ すごく、すごく怖かった なんなんだあれは 場所は小岩だ また明日の夜にお会いしましょう。

  • <最怖>丑の刻参りをしていたモノ

    俺も一つ心霊体験がある。 もう十数年近く前になるが、中学二年のときに丑の刻参りを見たことがある。 夏休み、三年生の先輩たちと塾をサボったのを皮切りに、カラオケなどで一通り遊び、残った俺とA先輩は真夜中に近所の神社に隣接する公園で時間をつぶしていた。 Aさんは酒やタバコなどのみ、上機嫌で他愛もない話をしていた。 ふとAさんがなんかうるさいな、と言い出した。 俺は全く気づかなかったが、神社の方から音がするという。 Aさんは見にいってみようと言い、俺は嫌々ながら後に続いた。 もう眠気半分で、正直帰りたかったのもあり、そんな音などどうでも良かった。 子供の頃から遊びなれていたこともあり、俺たちはこの辺…

  • <最怖>開閉

    高校のとき、ものすごく成績が悪かった自分は中間テストも期末テストも一夜漬けがメインでした。 その頃っていわゆるCDラジカセがオーディオ機器のメインで深夜だとオールナイトニッポンとか、そんな時代です。 徹夜なのでラジオつけっぱでカリカリやってたら、ふっとラジオからの音が途切れました およ?ってラジカセ見ると丁度3時だった。 あ~番組の切れ間で音が途切れたんだな~と解釈したんだけど同時に嫌なことも思い出した。 授業の序盤に教師が軽く雑談することがよくあったんだけど、その中の話のひとつに人が一番よく死ぬ時間帯が3時って話があったんです。 だから嫌な時間帯に時計見ちゃったな~って思ったらいきなり 「バ…

  • <最怖>事前配布書

    普段郵便受けにはピザの広告とか地域新聞、ガス・水道・電気代の請求書ぐらいしか入れられてないのに「事前配布書」ってのがピザの広告と一緒にあった。 普通にしっかりした作りの紙の袋に 「事前記載確認用配布書 〇〇〇〇樣」 とあり、そういえば電気代先月分払ってなかったから督促状でも来たかなと思ったけど、電力会社名なんて書かれてないし。 結局その時はすぐ学校行かないと遅刻しそうで、玄関近くの洗濯機の上にとりあえず置いといて家を出た。 で、家帰ってきて今朝の紙が最初に目に付いたので、それで思い出して側の袋破って中身見てみると、同梱された紙にも 「事前記載確認用配布書 〇〇〇〇樣 ◯月□日」 ってある。 そ…

  • <最怖>万引き

    実体験投下します 主な登場人物俺、ABC 俺は中学生2年生の頃同じクラスになった俺を合わせて4人でいつもつるんでいた 4人の共通の趣味は本好き いつも部活が休みになる日曜日には4人のうちの誰かの家に行って本を読むことが習慣になった その中でも特に本が充実していたのはCの家 Cは母子家庭だったがなぜか本はたくさん持っていて部屋の天井まで届くほどの本棚を埋める勢いで毎週本が増えていってた 2番目に充実しているBもCには敵わなくて、そのうちみんなCの家に集まるようになった C曰く 「叔父さんが本好きの金持ちで本を譲ってくれる」んで本がたくさんあるってことだった 最初は俺ら3人もその言葉を信じていたん…

  • <最怖>はいじま駅

    土曜日の話 鳥取ってド田舎でよ、かなりの車社会なのよ。 汽車(ディーゼル車の事な)なんか地元帰ろうと思っても大体一時間に一本くらい。 普段は車で出て代行に預けて代行で帰るんだけど、土曜日の飲みには久しぶりに汽車で出たわけ。 んで、十何年ぶりかに汽車に乗るから、帰りの時間を見てから飲みに出るわな、大人だから。 最終は10時18分の因美線下りだったか。 夕方から飲んで、結構酔っぱらったんだが、まぁ割りと普通だった。 んで、10時頃駅について、汽車まってたんだが、待ってたホームと違う方に入ってきて、うお、ヤベーヤベーって急いで走って汽車に乗った。 俺と数人しか乗ってなかったんだが。 地元まで時間ある…

  • <最怖>一人夜釣り

    友人から聞いた話を投稿します。 友人はバス釣りをしているのですが、夜の方が魚の警戒心が薄れ、大物が釣れやすいという話を聞き、夜釣りに出かけたそうです。 彼が向かった釣り場は山の中にある池で、彼の家から車で40分ほどの人に知られていない穴場ということでした。 準備をして深夜1時ごろに家を出発しお気に入りの音楽を聴きながら山道をどんどん登っていきました。 山道に差し掛かったとき時、突然キーンという耳鳴りが起こり、続いて軽い頭痛を感じたそうです。 山に来たからかな?と思いさして気にせずそのまま、野池に向かいました。 薄暗い月の光に照らされた池はものすごい雰囲気で、何か凄いものが潜んでいるようでした。…

  • <最怖>麦わら帽子の女の子

    母親が深夜1時半ぐらいに急に自分の部屋に飛び込んできた 寝苦しいので南側の掃き出し窓を網戸にしていたら、5、6歳くらいの女の子が部屋の中に入って来たそうだ そして振り返って外に向かって 「おいで、みんなおいで」 と手招きしていたんだって 麦わら帽子をかぶっていて、白いワンピース姿だった 顔は帽子で隠れて見えなかったらしい 恐怖で引き攣りながらも御経を唱えたら出て行ったけど、何でうちに来たのか、何を呼ぼうとしてたのか… そう考えると怖くて仕方ない、どうしよう?と言われた 「気のせいなんじゃね?」 と軽く言ったが、念のために母親に数珠をさせ、経本を枕元に置くように言った 次の日の夜7時半頃、夕食を…

  • <最怖>親子で行く心霊スポット

    かなり昔(15~17年近く前)に、親父に連れられて愛知県で出ると有名な某旧トンネルへ行った。 この時は親父が発案して、妹、俺、親父の三人で行くことになり妹と親父はノリノリだったんだが俺は行く前からすげー拒否した。 いつもだったら俺も久々の親父とのお出かけに心躍らせたんだが、この時ばかりは嫌で仕方なかった。 んで親父に半ば無理矢理連れられて車で件のトンネルへ向かったんだが、目的地に近づくにつれて(だと思う)嫌な予感は余計強くなった。 進む道路の両側がレンガの高い壁みたいになっていて、その上に木が生い茂ってて暗かったからだとも思うが。 んでトンネルについてエンジンを切った親父は妹と、こともあろうに…

  • <最怖>二度乗り

    飲み会後、タクシーで帰宅 運転手が変なことを言っていた 今さっき俺を乗せたと言う 詳しく聞くと、駅で俺を乗せ、俺の家まで走った 服装も北関東訛りも一緒だとそして駅に戻り、客を乗せたらまた俺だった どう見ても同一人物だし、行き先がまったく一緒だったので、気味が悪くなり訊ねたとのこと その一個前の俺は、仕事の愚痴を語ったという 確かに俺と同じ職業 俺の家は畑の中の一軒家 回りに間違いそうな家はない 何?誰?何で? また明日の夜にお会いしましょう。

  • <最怖>デジャブ

    夢日記って知ってる? 夢の内容を記録するやつ。 何故か彼女から会うたびに勧められた。 全然オカルトとかスピリチュアルとか興味ない子だったのに。ちょうど江原さんとかが人気の時だったからそれに影響されたのかな? あまりに言ってくるから1週間だけやることにした。 でも夢ってさ、毎日見てるのかもしれないけど、夢をみたことすら忘れてることがほとんどでしょ? 枕元にノートとボールペンを置いて、6日目にやっと夢を記録することができた。 めちゃくちゃ怖い夢だった。 だから覚えていたんだと思う。 寝ぼけ眼でノートにサッと書いて出勤の準備をした。 その日は出勤時から何か妙な感じがした。 でも何が妙なのかはわからな…

  • <最怖>ほんのいたずら

    バスに乗ったら程なく満員になり、二人がけの席のオレの隣に小綺麗な格好のおばさんが座った。 バスは進み、しばらくたったあとでふと窓の外を見て、視線を戻すと、隣のおばさんが消えていた。 バスは停車してないし、車内にもいない。 驚いていたその時、耳元で びっくりした?ごめんね。ふふふ。 と聴こえた。 それだけ。 物凄く怖くて、鳥肌たった。 バスにはとても乗ってられず、すぐ降りた。 また明日の夜にお会いしましょう。

  • <最怖>無口な男

    いきつけの居酒屋であった話。 5年ほど前、ある変わった常連客がいた。 身なりのきれいな中年の男で、いつも焼き鳥数本と瓶ビールを頼み、小一時間で帰る。 何度もカウンターで隣になったが、話しかけても無視される。 マスターとも注文以外の会話はなく、無口な男だな、くらいの印象しかなかった。 しかしある日、後から入ってきた他の常連客に向かって男が突然怒鳴った。 今すぐ家に帰れ!女房を病院に連れていけ!と。 常連客は取り合わず、しかし男は訴えかける。 段々口論気味になってきたところで、マスターが制止した。 常連客が家に電話すると、女房は早々に寝てしまったとのこと。 俺たちはなんだか嫌な感じがして、常連客を…

  • <最怖>あやこさんの木

    私が通っていた小学校にあやこさんの木というのがあった。 なんという種類かはわからないが幹が太く立派な木だ。 なぜあやこさんの木というのかはわからない。 みんなそう呼んでいたが由来はだれも知らない。 そんな名前の木だからあやこさんの木にはいろいろな怪談があった。 あやこさんの木の下にはあやこさんが埋められているとか、あやこさんが首吊りをしたとか、夜中にあやこさんが枝に座っていたとか。 そのあやこさんの木が切られることになった。 整地されたグランドには不釣合いな木だし、100m走のスタート位置のすぐ後ろに立っていて体育の時間や運動会の時はかなり邪魔になっていた。 あやこさんの木が切られる日は、危な…

  • <最怖>おじさん

    俺が中学生のころの話だ。 俺が住んでる町には昔から‘おじさん‘と呼ばれてる中年のおじさんがいる。 いつごろからいるのか、母親に聞いてみたこともあるが知らないという。 俺が‘おじさん‘という名称とその姿を初めて見たのは小学校3年生ぐらいの時で、同級生と下校中に見た。 おじさんはいつもコンビニのビニール袋を片手に持ち、にこにこしているおじさんで近所の小学生が「おじさ~ん」と呼ぶと、「はい、おかえり」と笑って答える。 いい人と同級生の間では人気(?)だったが親達はあることないこと噂していた。 どっかの国の元傭兵とか、どっかの金持ちの御嬢さんを昔誘拐した犯人だとか根拠のないような話ばかりだった。 露骨…

  • <最怖>ペイント

    もう大分前になるし、伏せなくても何の意味ないから言うけど、俺の地元は大分県にあってね。 で、親父方の爺ちゃんの墓が、佐伯市内から少し内陸の方に入った辺鄙な場所にあるんだけどさ。 ぶっちゃけて言うと、本当にド田舎って言うのが相応しいくらい、疎らに建った住宅と何かを栽培してる畑くらいしか目に映るモノが無いのよ。 んで、ここからが本題なんですが、実はそんな田舎風景の中でも一つだけ例外的に目立つ建物があったんです。 コンクリート製の建物なんですが、これがまた地元の不良かなんかに荒らされているみたいで、壁中が落書きだらけだったのよ。 そんなんだから、緑と茶色が大部分を占めている中で嫌に映えちゃって、そこ…

  • <最怖>売れない物件

    12,3年前くらいの話 大阪でとある不動産をあつかったときのおはなしです 社長が知り合いの不動産業者が倒産?廃業するからそこのもっている不動産を格安で譲渡してもらった 当時はわりと景気が上向きだったのであっというまに売れてかなりの利益になるだろうと上司が言っていた 大阪市内で駐車場付き1戸建て! 中古といえどそれなりのお値段のはずなんですがなぜか仕入れ金額が○○万・・・・ 全員でこれ金額おかしくないか?といってました 会社的にはそれなりの金額を上乗せ最終的に相場より少し安めに設定 部門をあげて、販売にとりかかり、1ヶ月がすぎ、3ヶ月がすぎ、半年がすぎ・・・ なにをどうやってもその一戸建住宅だけ…

  • <最怖>不妊の原因

    知り合いの男性がデキ婚した。 挙式から半年後に妻は出産する予定だったが、運悪く流産した。 しかしその一年後に妊娠。 順調に思えたが、今度は八ヶ月後に流産、というか死産。 この時は女性もかなり体に負担がかかったそうだ。 それで妊娠恐怖症になったらしく、30歳まで避妊を続けたらしい。 夫がどうしても子供が欲しいので、不妊治療を受けることを提案。 その女性は病院で検査するも、不妊の原因が分からず、思い余った夫がある霊媒師に相談した。 霊媒師はひとしきり霊視すると、あっさり告げたそうだ。 前に付き合っていた男の霊が原因。 奥さんに供養させなさい。 男の霊?つまり、その男性は死んでいるんですか、夫が尋ね…

  • <最怖>心霊スポット

    四人の学生が立て続けに不幸に見舞われた。 まるで映画のファイナル・デスティネーションみたいに。 そんな噂話を聞いたのは、僕が高校二年生の時です。 一人が交通事故、二人目が難病、三人目が自殺、四人目が行方不明。 これが一年間くらいのうちに起こり、関係者の知れるところとなったそうです。 僕は友人から聞いたのですが、その友人の同級生が、行方不明になった学生の弟でした。 二十歳そこそこの若者が亡くなることじたい不幸だと思いますが、関係者以外誰も四人の関連性に気づく人はいませんでした。 同じ大学に通う学生で、あるサークル内の者が二人、彼らは交通事故と自殺で亡くなりましたが、その他の二人は専門学校の学生で…

  • <最怖>撤去

    田舎の山道の急カーブなんかで 「先日ここで死亡事故あり」 なんて建て看板があったりするだろ 「先日なんていってるがこの看板もう何年も前からあるぞ」 なんてツッコミ入れたくなるようなの 本当は事故1~2年でそういうの撤去してもいいんだけど出来ない理由とかあるんですよ ある事故現場にかけられてた古い建て看板が錆などで文字も見えにくくなってたんで撤去したんだけど撤去したその晩にいきなり事故 さいわい運転手や同乗者は軽症で済んだんだが共通して言ってるのは 「セーターを来た女が立ってて避けようとしたら事故にあった」 というものだ 夏なのにセーター? しかもそんな時間に女一人で? ここで年配のオランダ警官…

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