体験的住宅2
昨日の続き。 家族が生き生きとする家とは何か。 最近では子どもの個室を作らず,あるいは小さくしてひきこもることができないようにするのが流行りらしい。 あるいはリビングを通らずば個室に入れないようにリビング階段にすることも流行っているらしい。 だが,経験上この方法で家族の円満や安息を願うのは安直と言わざるを得ない。 家を楽しめない子供は外へと出ていく。それはリビングに階段があろうが,個室が小さかろうが,ワンルームの家だろうがである。 家に居つかなくなる子どもの典型だ。 子どもは自分の居場所を常に求めている。子どもとの交流を持つためには,子どもが部屋にこもらないような造りにするだけではなく,子ども…
2019/10/30 19:00