chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
二十四孝に会いに行く! https://shousin.hatenadiary.org/

社寺巡りをしていると、お堂や社殿に彫刻が施されているのを見ますよね!日本の神話や中国の仙人、鳥や動物。その中でも中国の孝子たち、「二十四孝」の彫刻に絞って見ていきます。

小心
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/09/30

arrow_drop_down
  • ゑほん廿四孝/ 竹内栄久(1885)

    明日元日からは書籍のご紹介をします。「ゑほん廿四孝」明治18年(1885)出版。出版者・島鮮堂。 編集は竹内栄久さん。左の絵は「帝舜有虞氏」。二十四孝の書籍ではよくトップを飾る大舜ですね。でかでかとスタンプが押してある。なぜわざわざ皇帝の顔の上に。 [絵本] 〔3〕廿四孝:国立国会図書館デジタルコレクションより 竹内栄久さんで検索すると梅堂国政、三代国貞、一寿斎、香蝶桜、豊斎、芳斎などいろんな名前をお持ちの絵師だったようです。生没:嘉永1年(1848)~大正9年(1920)

  • 太田市 長建寺・4 郭巨(完)

    長建寺の二十四孝彫刻、ラストは郭巨。 これは渓斎英泉の郭巨を参考にしているようですね。釜の輝きと郭巨の両手の動きが特徴的です。 早稲田大学図書館古典籍総合データベースより 所沢市・東光寺の彫刻の郭巨も渓斎英泉風です。 ーーー 太田市長建寺の二十四孝彫刻 終 ーーー

  • 太田市 長建寺・3 剡子

    内陣左側の剡子。不鮮明ですみません。数枚写真撮った中でこれが一番マシだったという悲しさ。 説明版では「武人と少年」になってますが、右側の人は猟師さんですね。剡子は右手に鹿の乳を入れる容器を持っています。猟師は左手に弓を持ち、背中には矢がたくさん見えます。

  • 太田市 長建寺・2 楊香

    トラを追い払う楊香。反射で右側が消えてますが本当はちゃんとした欄間です。 お父さん這いつくばってます。

  • 太田市 長建寺・1 大舜

    外陣左側には大舜。本堂入り口のガラス越しに撮影。160年前の彫刻ですが建物の中なので破損や劣化が少なくて嬉しいですね。できれば間近で拝見したいものです。 大舜は鍬で畑を耕していたり、木に立て掛けていたり、地面に置いていたり。担いでいるのはどちらかというと少数派。 長建寺の大舜同様に、鍬を担ぐ烏峠稲荷神社の大舜。

  • 太田市大原町 長建寺(ちょうけんじ)

    太田市の長建寺。 本堂の前には欄間彫刻の説明版。 二十四孝の彫刻は大舜、楊香、剡子(武人と少年)、郭巨の4点です。明日からご紹介いたします。 東武線藪塚駅への帰り道、今まで見た中でいちばん大きな「佐渡の赤石」を見かけました。たしか現在は採取禁止になっている貴重な石です。東京都の清澄庭園の赤石もこんなに大きくはなかったと思います。 奥のほうにも赤石が見えますね。ここは何の会社だったのかな。造園関係かな。

  • 太田市 長良神社・3 大舜(完)

    大舜。今一つ覇気が感じられない。 渓斎英泉の「大舜」を反転したような構図ですね。 彫刻のほうの大舜は疲れているのか、虚ろな表情。「象さん、適当に耕しておいてー。僕疲れたからちょっと休むわ」。 冷酷な親に殺されかけるし、一人で農作業もしてるし。厭世観が漂ってもやむなし。 鳥は二羽かな? こちらは高虫氷川神社の大舜。象さんに関して、身体の向きは逆ですがデザインはほぼ同じ。 ーーー 太田市長良神社の二十四孝彫刻 終 ーーー

  • 太田市 長良神社・2 郭巨

    郭巨。釜の黒い部分がところどころ剥がれて花柄みたい。 郭巨の烏帽子は赤いリボン付き? 郭巨、福々しい体格で極貧には見えない。奥さんも丸っこいし。

  • 太田市 長良神社・1 楊香

    楊香。トラにがぶっと腕を嚙まれているように見えます。お父さんはひ弱なタイプです。 AI判定(?)により、噛まれてはいなかったことが判明しました。 できればもう少し、楊香の腕の部分とトラの口の中の色を分かりやすく塗り分けてほしいですねー。 本来はこんな感じでトラの頭の上に手を置いているんだと思うの。

  • 太田市古戸町 長良神社(ながらじんじゃ)

    群馬県太田市の長良神社。太田市内には長良神社がたくさんあります。こちらは古戸町のの長良神社です。画像右端に見える最寄りのバス停は「古戸神社前」です。 拝殿はそこそこ古びて落ち着いた趣き。でも裏に回ると・・・。 着色された本殿登場。中でもひときわ目を引く青い龍。 色が目立つだけに、龍の胴体が切れてて痛々しい。 この青は、まるでコバルトヤドクガエルの色。 ヤドクガエルのデザインを見ると、造物主の色彩感覚にひれ伏すしかないですね。 こうして比べてみるとアマガエルの色は大人しい。 二十四孝の彫刻は楊香、郭巨、大舜の三点です。明日から紹介いたします。

  • 甲州市 初鹿野諏訪神社・楊香

    楊香の位置はここですね。瑞垣があるので撮影しにくいところです。 右側から見るとこんな感じ。虎に立ち向かう楊香。 左から見たところ。ピンぼけ。右端には木のかげに隠れる父親がいるようです。 こちらは岐阜県の手力雄神社の楊香。初鹿野諏訪神社の楊香もこの構図ですね。振り向くトラ、両手を上げる楊香、木の陰に隠れる父親。 昨年撮影した説明版。「虹梁と茨棰(いばらたるき)の間は獏を追う老若男子の彫刻で埋める」。 とがってる部分のある垂木を「いばらたるき」というのね~。初めて知りました。 社寺彫刻の獏と虎はあんまり似てないような。父親もこそこそ隠れて全く追いかけてないし。こういう説明版のミスって集めたら結構な…

  • 山梨県甲州市 初鹿野諏訪神社(はじかのすわじんじゃ)

    JR東日本・中央本線の甲斐大和駅の近くの初鹿野諏訪神社。 奥の線路わきにはジャンボ切り株。昔杉の巨木が立ってたそうです。 本殿の彫刻に圧倒されます。圧倒されて、一年前に参拝した折には楊香の写真だけ取り忘れてしまいました(楊香を見に行ったのに)。彫刻はほぼ中国の故事を題材にしたもののようですね。 説明版の文末には朴の木にまつわる恐ろし気な曰くがさらっと書かれています。「不祥の事件」とは今までに何があったのか気になります。 重箱の隅をつつきますが、「朴」の読み方は「ほう」ではなくて「ほお」だと思うの。 本殿の裏側にしめ縄がめぐらされている木があります。これがご神木の朴の木ですね。山梨県最恐の祟りの…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、小心さんをフォローしませんか?

ハンドル名
小心さん
ブログタイトル
二十四孝に会いに行く!
フォロー
二十四孝に会いに行く!

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用