疲れた日は畳の上で

疲れた日は畳の上で

思いっきり疲れた日は青い畳の上に寝転がってあっちごろごろこっちごろごろそして腹ばいになり四肢を思いっきり伸ばして子供の頃のように猫のように人目はばからずに伸びをしてまた仰向けになり天井の見知らぬ模様を眺めたり窓からそよいでくるほのかな風をほほに感じながら生きた今日の時間をなぞり大の字になって目を閉じてふっと笑いまた伸びをして畳の柔らかい厚みの上で思いっきり息をして人間をまた続ける気力をいただくのです疲れた日は畳の上で