「すごい! くぎづけ! 必読本!もう眠れない!」・・・洋書のカバーに踊る宣伝文句「Blurb」が嫌われ過ぎ
現在、2021年のエドガー賞(ミステリ小説界のアカデミー賞みたいな賞)の最終候補作品6作全部を原書で読破しようと頑張っている。 その中の一冊の表紙が目を引いた。 イアン・マキューアンのお褒めの言葉が表紙に!! マキューアンと言えば、(特に英語で読むと)5分以内の快適な入眠を約束してくれるザ・純文学な大御所先生。なぜマキューアンが、こんなどこの馬の骨とも知れない(失礼)インドの作家のミステリ小説に推薦コメントを?? 表紙でマキューアンの名が浮いている。いやそれにしても、マキューアン、あなたは真剣に薦める気があるのか?「A brilliant debut.」 たったの三単語。やる気が感じられない。…
2021/03/31 20:30