漢書;外戚伝 第六十七上(12) -鉤弋夫人-

漢書;外戚伝 第六十七上(12) -鉤弋夫人-

 鉤弋夫人は趙姓でのちに倢伃 ( ショウヨ ) の位を授かったので鉤弋趙倢予とも書かれたりします。武帝が狩猟に出て河間国に至った時、雲気を見て吉凶を占う者が奇女がいると進言したそうです。奇女とはどんな女かというと、両手が拳を握ったまま披 ( ひら ) けないという女でした。多分美...