日本花魁考 「縁は異なもの味なもの」 江戸の川柳に見る歴史の真実
日本花魁考「縁は異なもの味なもの」江戸の川柳に見る歴史の真実現代ではこの言葉は何気なく口にされている。意味としては、男女の縁はどこでどう結ばれるかわからず、非常に不思議でおもしろいものだということ。理屈では説明できない縁があるという意。多く思いもよらない二人が結ばれるようなときに使う。「縁」とは、人の力を超えたところで、人と人を結びつける力の意。単に「縁は異なもの」ともいう。こういう説明になっており歴史辞典なども同じである。だがもともとの意味は違って、今言う「放送禁止用語」なのである。というのは、これは元来、廓言葉から来ている。廓(くるわ)と謂っても若い人は判らないだろうが、江戸時代の幕府公認の売春場所なのである。因みに現代の日本は「売春禁止法」により売春は禁止されている。が、これは表向きで、管理売春と未成年者...日本花魁考「縁は異なもの味なもの」江戸の川柳に見る歴史の真実
2021/11/27 10:29