ITに遅れた日本の銀行
ITに遅れた日本の銀行日経新聞に、「金融、IT競争力が左右」と題する記事が掲載されていた。要約すると、みずほFG(みずほ銀行)は、一連のシステム障害を受けて、みずほFGがまとめた報告書によると、基幹システムの運用を担う専門の人材を減らしてきたことが明らかになったと紹介している。金融庁の統計によると、米大手銀行は全従業員に占めるITエンジニアの割合が30%なのに対して、日本は4%に留まり、システムの維持と更新に追われ、中長期的な競争力を生む投資が手薄になっているとしています。ゴールドマン・サックスは、10年以上前から「投資銀行はテクノロジーカンパニー」と認識し、エンジニアの採用を積極的に行っています。今では新規採用の約半数はエンジニアで、給与も技術力も高い人材を揃えています。それに対して、日本の金融機関では、いま...ITに遅れた日本の銀行
2021/04/28 10:19