【藤原頼通の不遇な人生】栄華一転、摂関政治はなぜ終焉したのか。外寇や地方反乱まで頼通の時代に起こった出来事を解説!【平等院鳳凰堂】
さて、これまでの記事で繰り返し述べてきたことではありますが、藤原氏内部における‘‘氏の長者‘‘争いは、最終的に道長の一人勝ちに終わり、 藤原摂関政治および藤原摂関家は藤原道長・頼通父子のときに全盛期を迎えることとなります。 今回は、藤原頼通についてのお話です。 あまりに偉大な道長の息子として、難しい政治の運営を迫られることになった頼通は、強運の持ち主であった道長と比べてなんとも運がなく、 そしてその時代もなかなかに不遇なものでありました。 今回は、そんな不遇であった藤原頼通の時代について、さらには全盛を迎えた道長・頼通の時代の後に一転して摂関政治が衰退・終焉を迎えることになってしまった背景について、 順番に分かりやすく解説していきま
2020/02/14 13:44