熊ノ平駅(群馬県)
熊ノ平駅は明治26年(1893年),信越本線に信号場として設置,その後同39年(1906年)に駅に昇格したのだが,その後昭和41年(1966年),再度信号場に降格している。 そして,平成9年(1997年)に北陸新幹線開通とともに信号場としての運用も廃止された,現在使用されていない駅である。 約100年近い歴史のある駅であるが,その間,同駅ではいくつかの事故が発生している。 まず,大正7年(1918年),構内で列車が脱線し,4名が死亡する事故が発生した。 また,昭和25年(1950年),大雨の影響により大規模な崩落事故が発生,現場で作業をしていた人員や宿舎等が土砂に埋まり,最終的には50名が死亡…
2025/03/31 07:51