福島県心霊スポット情報

十六沼（福島市）

1 概要 十六沼は福島市北西部にある大笹生にある池で，周囲約500～600m，水深約3mの沼で，周囲には農村公園や遊歩道が整備されているほか，隣接して十六沼公園が建設され，一体的な総合公園として機能している場所でもある。 さて，そのような十六沼であるが，心霊スポットとであると噂されている場所でもある。 何でも，夜中にこの場所を訪れると，高い確率で「何か」を目撃することができるのだという。2 解説 十六沼という変わった名称を持つ同沼だが，その名の由来は，かつて，近隣の村に住む男性と将来を約束した娘が，その男性に裏切られたため，この世を儚んでこの沼に身を投げた，そして，その娘の年齢が16歳であった…

2021/01/29 19:00

チキウ岬（北海道）

チキウ岬は絵鞆半島の南端にある岬で，その名はアイヌ語の「ポロ・チケプ」（親である・断崖）に由来している。 また，さらに言葉が転訛して，「地球岬」と呼ばれることもある。 同岬は室蘭八景に，また，かつては北海道の自然100選等の1位を獲得する程の景勝地で，丸い水平線の絶景を見ることができ，特に元旦には初日の出見物のため，多くの人が訪れる景勝地でもある。 そのような美しい場所にも関わらず，同岬では自殺された方がいるという噂があるようである。 そして，そのためなのだろうか，心霊写真が数多く撮影される，また，人気がないのに鐘の音が聞こえる（同岬には鐘があるという。），謎の発光する浮遊物体が目撃される，怪…

2021/01/27 19:00

北海道庁旧本庁舎（北海道）

札幌市にある北海道旧本庁舎は別名「赤れんが庁舎」の愛称で知られるレンガ造りの西洋館で，明治21年（1888年）に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式を取り入れており，昭和44年（1969年）には重要文化財に指定されている。 現在は北海道の開拓関係資料を展示・保存する北海道立文書館等として一般に無料公開されており，同地を訪れると，まるで明治時代にタイムスリップしたかのような感覚になる，歴史的な建造物である。 本来観光地である同庁舎であるが，反面，心霊スポットと噂されているようで，何でも，同庁舎を背にし記念撮影をすると，そこには不可解なものが写りこむ，つまり心霊写真が撮影されることが多くあるのだ…

2021/01/25 19:00

久保摩崖仏（いわき市）

1 概要 いわき市を通る福島県道26号小名浜平線（通称・鹿島街道），同市鹿島町久保付近には，崖に彫られた摩崖仏「久保摩崖仏」が存在している。 市指定文化財にも指定されているこの摩崖仏は，同市小名浜住吉にある住吉摩崖仏と大きさが近く，また，共通点も多いことから見て，鎌倉時代頃の作品ではないかと言われている。 通称「瀬戸薬師様」とも，「岩薬師」とも呼ばれるこの摩崖仏は地元民から尊崇されているのであるが，噂によると，この摩崖仏周辺では，幽霊の目撃談があるらしい。2 解説 以前いわき市に住んでいたこともあり，この近辺はよく車で通行していたことがあるが，交通量が多く，どこに車を停めてよいか分からない場所…

2021/01/21 18:55

首切り場（相馬市）

1 概要 相馬市赤木を通る国道6号線付近にはお地蔵様が祀られている場所がある。 ここは，周囲は竹薮で昼なお暗い，薄気味の悪い所なのだが，何でもかつて，処刑場が存在した場所なのだという。 それが原因かは不明であるが，この付近は交通事故が多く発生するところで，何か処刑場と関連しているのではないか，と噂されているのだという。2 解説 このお地蔵様は「化厳平地蔵菩薩」と呼ばれているそうで，伝承によれば，文禄年間（1593～1596年）に，この付近の往来者を悩ませた「化厳坊」という人物を当時の領主である相馬義胤がこの地で処刑したことに由来するのだという。 なお，文禄年間の相馬氏の居城は小高城（現南相馬市…

2021/01/14 18:55

心霊スポット候補地（その5）

今回，心霊スポット候補地としてご紹介する場所は「縄筋」である。 普段，市井をよく観察してみると，場所はそれ程悪い訳ではないのにも関わらず，開店→閉店を繰り返すような物件を見かけることが稀にある。このような場所は縄筋である可能性が非常に高い。 縄筋とは，魔物や化物の類の通路とされるもので，行く先が見えない程細い道であるとされる。 そして，縄筋がある場所に建物を建てると病人が続出するなどの凶事が起こるとされるため，建物を建てることが忌まれるのである（なお，縄筋に似たようなものに「ナメラスジ」がある。）。 縄筋（ナメラスジも含む）は西日本を中心に信仰されているものであるが，上記のように，ある場所に建…

2021/01/07 18:55