認知症の叔母、その後

認知症の叔母、その後

2022年8月のある日、アルツハイマーの叔母はグループホームに入居しました。入居のことを何度話しても忘れてしまうので、身の回り品の用意は入居当日。そうしないと、私が帰った後で用意した荷物をバラバラにしてしまうおそれがあるからです。案の定、入居当日の朝、私が訪ねていくと「おはよう。」といつものように出迎えて、「今日はなにかあるの?」と聞いてきました。ホームに入居することを改めて説明したら、戸惑いながらも半分あきらめたような表情で「そう、仕方がなわね。」